世界的に記録的な株価下落! 「2月25日の注目点とイベントスケジュール」
昨日は東京市場が休場でしたが、先物市場の日経平均先物では一時22,150円まで下落、-1,200円以上の下落幅となっています。
本日東京市場がどのようになるのか注目が集まっています。
世界的に見てもダウ平均も-1,031ドルの下落、リーマンショックに次ぐ下落幅です。
ギリシャでは-8.3%の下落などと記録的な下落となっています。
そもそもリーマンショック級で増税延期といっていましたが、今回は本当にリーマンショック級の下落となっています。
何かしらの対策、財政政策をとるのか、政府の動きも注目です。
◎本日の注目点
1)世界的株安
昨日は欧米市場で記録的な株価下落となっています。
東京市場は昨日休場だった為、本日東京市場がどのような動きになるか注目が集まります。
日経平均22000円以下は、クジラマネーが入りそうな気がするのですが、相関性が崩れているため株価が支えられたとしても円安になるのかどうか、株価が下落したとしても円高になるかどうか分からなくなっています。
本日の株価とドル円の動き、クロス円の動きに注目です。
2)COVID-19(新型コロナウイルス)
アジア中心の感染拡大から、世界で感染拡大に変わってきています。
また、世界各国の対応もシビアになってきています。
豪州や米国をはじめ、多くの国で渡航や入国の注意喚起や制限が出てきています。
イタリアでは感染者が急拡大し、死者が出てきています。
このことでEUは人の移動の自由(シェンゲン協定)に関し注視するとしていますが、EU各国が独自に国境対応しているようです。
このように人とモノの移動が停滞してくるとサプライチェーンが崩れ、製造業に影響が出てきます。
また、人の移動が自由にできなくなることで観光業やサービス業に影響が出てきます。
本日もCOVID-19(新型コロナウイルス)に関するヘッドラインに注目が集まる1日となりそうです。
3)要人発言
米国では隠れQEの終了が懸念されていることもドル高、株安の要因の一つではないかと言われています。
また、各国長期金利利回りが低下しています。
追加利下げなどの期待感が高まってきています。
要人発言には注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
2月25日(火曜日)
16:00 EUR ドイツGDP(改定値)
17:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
21:00 MXN メキシコGDP
23:00 USD 米住宅価格指数
23:45 USD カプラン・ダラス連銀総裁発言(2020年投票権)
2月26日(水曜日)
00:00 USD 米消費者信頼感指数
02:15 CAD レーンBOC理事発言
05:00 USD クラリダFRB副議長発言
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