リーマンショック級の株価下落! 「3月13日に注目点とイベントスケジュール」
昨日、トランプ大統領の演説で欧州からの米国渡航が禁止されました。
このほかにもECB理事会では期待されていた利下げは行われず、主要国で足並みをそろえて協調利下げとはなりませんでした。
ラガルドECB総裁は記者会見中に、イタリアを見放すととられるような失言をし、イタリア債券と株価が売られる結果となっています。
また、トランプ大統領は東京オリンピックの開催は1年延期が良いとの考えを示しています。
パンデミック宣言が出ている状況で、開催が延期という判断が出てきた場合、日本株はさらなる下落もあるのではないかと気になります。
◎本日の注目点
1)世界的株価下落
昨日欧米市場で株価は大きく下落し、ダウ平均をはじめ世界各国の株価は軒並み10%以上の下落となっています。
ラガルドECB総裁に見捨てられたイタリアは、-16.6%の下落となっています。
日経先物は16800円と前日比1500円以上安となっています。
この流れが東京市場に繋がり、東京市場でも株価暴落が起きるのか注目です。
また、昨日から株安とともに円安が進むことが出てきています。
再度日本売り、円安株安とならないかにも注目です。
また、この世界的株安の引き金になった欧州からの米国渡航禁止が撤回されるのか、撤回しないにしても株価支えとなる政策が出てこないか注目です。
逆に、世界的に渡航制限や出入国規制が各国に広がったり、有効な政策が出てこない場合はさらなる株価下落に繋がると思います。
2)デフォルト・金融リスク
先日レバノンがデフォルトになったと報道がありました。
債券市場でも、ドイツや米国や日本など信用度の高い国の債権は買われていますが、最近買われていたスペインやギリシャなどのPIIGS債券は売られています。
債券市場の中でも特に信用度の高いものだけに資金が集まり、それ以外からは資金引き上げが続いています。
ロイターなどではドイツ銀行社債の償還が先送りされるという情報が出ています。
その他の銀行も続くのではないかとみられ、社債の償還が行われないことで社債を保有しているところへ影響が出ないか気になります。
噂では、日本の地銀が持っているとの情報もあります。
◎本日のイベントスケジュール
3月13日(金曜日)
16:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)
16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)
17:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
3月14日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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