株価反発上昇? 株価上昇は続くのか!? 「3月18日の注目点とイベントスケジュール」
ダウ平均が-3000ドル超という記録的な下落を見せた一昨日の反発上昇なのか、昨日のダウ平均は+1048ドル上昇で取引を終了しています。
±1000ドル(円)の上昇下落に対し驚きが少なくなってきています。
昨日、米国では大規模な支援策が発表され、欧州では追加で感染拡大防止のために行動制限をする発表が出てきています。
トルコ中銀も緊急会合を開き、緊急利下げを発表。
各国の政府や中銀が緊急対応を次々と発表するため、マーケットのボラティリティが高くなってきていると思われます。
◎本日の注目点
1)マーケットの安定
昨日の株式市場は自律反発なのか、各国の金融政策・財政政策が好感され落ち着きを取り戻しつつあるのか、多くの市場でプラス圏で取引終了しています。
本日も、プラス圏で終えることが出来るのか、変動幅が落ち着いてくるのかに注目です。
ボラティリティで注目しているものにVIX指数があり、約10ポイント下げて75付近まで来ています。
このVIX指数が低下していくのかも注目です。
マーケットが安定してくれば、悪材料を織り込み、反転していくと思います。
色々な材料が出てきてもマーケットが過剰反応しないかどうか、落ち着いてきているかどうかがポイントとなると思います。
2)コロナウィルス対応
昨日もベルギーで外出制限が発表され、EUは非加盟国の入域制限を発表するなど、感染拡大を抑える政策が発表されています。
その分、経済にとってはネガティブな内容となっています。
一方で米国は大規模な支援策と減税案を発表しています。
日銀はETF購入額を増額し、マーケットの安定のため資金供給を実施しています。
本日も、各国政府・中銀が対応策を発表・実施してくると思われます。
行動を制限するような経済にとってネガティブな内容が出てくるのか、経済支援をするようなポジティブな内容が出てくるのか注目です。
また、出てきたないようにマーケットがどこまで反応するかも要注意です。
3)米大統領予備選
昨日から今朝にかけて米4州で大統領予備選が開催されています。
日本時間で本日午前中には大勢が判明していると思われます。
マーケットにはさして反応はないと思いますが、結果だけは注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
3月18日(水曜日)
米対EU関税引き上げ予定
06:45 NZD NZ経常収支
08:50 JPY 日貿易収支
10:00 AUD エリスRBA総裁補佐発言
19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)
21:30 USD 米建築許可件数
21:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)
23:30 USD 原油在庫量
3月19日(木曜日)
08:30 JPY 全国CPI(消費者物価指数)
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