英国議会でBOE総裁・副総裁証言、英国もマイナス金利導入か!? 「5月20日の注目点とイベントスケジュール」
昨日、日銀より22日に臨時の金融政策決定会合を開催と発表されました。
内容は金融機関への新たな資金供給手段に関する検討となっていますが、中小企業に資金供給するため当座預金の金利を変更するのではないかとみられています。
臨時の金融政策決定会合という事でクロス円は上昇していますが、円安に動いていますが追加緩和をするということではないので政策発表後には失望のクロス円下落なんてことになりそうな気がします。
22日の日銀の臨時金融政策決定会合や本日のFOMC議事録などを控えて、方向感を模索する展開となりそうです。
◎本日の注目点
1)英国議会証言
ベイリーBOE総裁をはじめ、副総裁2名を加え議会証言が予定されています。
直近でベイリーBOE総裁はマイナス金利には否定的、ブロードベントBOE副総裁は追加緩和に前向きな発言をしています。
本日の議会証言で、追加緩和・マイナス金利導入についてどのような内容が出てくるのか注目です。
また、今後の金融政策、経済見通しについても注目です。
2)中国リスク要因
昨日WHOは閉会しましたが、米国はWHO・中国を批判し脱退をほのめかし、中国は米国を批判しています。
米中間の対立が悪化するのではないかと注目です。
中国は豪州に対して攻撃を強めています。
豪州の食肉輸入を停止や、豪州産大麦に80.5%の関税に加え、昨日出てきた情報で次は豪州産ワインや乳製品・魚介類・オートミール・果物を標的にするのではないかとの事。
WHOで中国批判した豪州への報復だと思われ、次にどのような報復措置をとるのか注目です。
中国は22日から全人代が開催されるので、強硬姿勢を強める可能性があるので発言やヘッドラインに要注意です。
3)カナダドル
原油価格は底堅く推移し、30ドル台を回復しています。
本日発表の原油在庫量を受けて、30ドル台をキープできるか、原油価格上昇のキッカケとなるか注目です。
原油価格の上昇に合わせ、相関性の高いカナダドルが上昇しています。
本日、カナダCPI(消費者物価指数)が発表されるので、併せて注目したいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
5月20日(水曜日)
15:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)
18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)
21:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)
22:30 GBP ベイリーBOE総裁・ブロードベントBOE副総裁・カンリフBOE副総裁発言(議会証言)
23:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)
23:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
23:30 USD 原油在庫量
5月21日(木曜日)
01:00 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言
03:00 USD FOMC議事録
08:50 JPY 日本4月貿易収支
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