臨時の日銀金融政策決定会合で金融政策変更に注目! 「5月22日の注目点とイベントスケジュール」
昨日はどの通貨も小幅な値動きとなりました。
米英欧のPMIは好不況の分岐点である「50」を大きく下回っていますが、予想をうわまわる結果が出てきて、予想よりも景気回復見通しは改善してきているようです。
景気回復の見通し改善は、原油の需要回復期待にもつながり、原油価格上昇の要因となっているようです。
景気回復の見通しが出てきたことで、マーケットはコロナの次の取引材料探しに移り、方向感を模索する展開となっているのではないか、そのことから小動きとなっているのではないかと思われ、次の取引材料は米中戦争ではないかと注目しています。
◎本日の注目点
1)日銀金融政策決定会合
本日、臨時で開催される金融政策決定会合が予定されています。
内容は中小企業に向けて資金供給方法についてとなっています。
銀行が中小企業に融資をすることで、日銀に預けてある預金に対し金利を上乗せするという内容ではないかと予想されています。
金融緩和というよりも、銀行救済という方がシックリくるように思えます。
追加緩和を期待しているマーケットにとって、失望の内容になり、円高に進むのではないかと思います。
いつもと同じように9時から開催、終了次第発表ということで、12時前後には発表されるのではないかと予想しています。
発表後の株価と為替に要注目です。
2)全人代
本日より延期となっていた全人代が開催されます。
リーマンショックの時には、大規模な経済対策が発表され世界経済をけん引することとなりました。
今回は中国にリーマンショック時よりも体力がないかとから、当時と同じような経済対策は出来ないのではないかと予想されています。
世界2位の経済大国であることから、中国の景気回復ペースに注目が集まり、どのような経済対策が出てくるのか、経済回復目標などが出てくるのか注目です。
また、経済対策だけでなく、香港など人権問題が注目されています。
言論統制など、一国二制度の崩壊が懸念され、米国では香港や新疆ウイグル自治区の人権法案が議会で通過しています。
今回の全人代で香港やウイグル、チベットなどについてどのような内容が出てくるのか、その内容に米国がどのような反応・対応をするのか注目です。
全人代が引き金で米中戦争が悪化しないか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
5月22日(金曜日)
中国全国人民代表大会(全人代)開幕
臨時の日銀金融政策決定会合
08:30 JPY 日本4月CPI(消費者物価指数)
15:00 GBP 英小売売上高
20:30 EUR ECB理事会議事要旨
21:30 CAD カナダ小売売上高
23:30 USD レーンECB専務理事発言
5月23日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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