[和訳]暗号通貨ポートフォリオは完全に無価値なのか
面白い考え方の記事です。通貨(アセット)の「価値評価」は、ビジネスの手段としての価値(例えば送金スピード)よりも、発行者や創立者(あるいはコミュニティ)によるブランディングが大事だという考え。
個人的にはどっちの方が重要かではなくどちらも同じくらい重要と思ってます。企業で例えるならば、開発やデザイン部と営業や広報部が あるのと似たようなものです。このどっちが大事か論争はもう飽きましたが、もっと単純にするなら、右手が大事か?左手が大事か?くらい無駄な議論だと思ってます笑。
ブランディングにインパクトや勢いがあったところで、内容にアツいものがなければ、技術者やコミュニティによるサポートは時間とともに衰退していきそうで、それは容易に市場価格にネガティブな影響を与えていくと思います。この辺りは投資家目線だとチャートの値動きをみていれば、なんとなく大衆心理が見えてくるのでわかりやすいです。
逆に、技術的な革新性やビジネス手段としての強度が優れていても、大衆が興味を示さなければ、ブランディング力を備えた同等あるいはそれ以上のプロジェクトにより大衆が魅了されて、"民族大移動"が起こるかもしれません。
また、ブランディングが弱いことに起因して、興味を示す技術者が少なければ発展も遅くなってしまうし、何か問題が起こった時の軌道修正も時間が掛かってしまい、一部のコアな人達は残ったとしても、多くの技術者が需要のあるプロジェクトに移動していくのは、持続可能性が著しく低下しそうで辛いものがあるのではないかと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、本題の和訳記事のほうを読んでみましょう。
暗号通貨ポートフォリオは完全に無価値なのか
私が最後のブログ記事を投稿してからしばらくが経ちました。その理由としては主に、私が刺激を受けて書きたいと思えるトピックが見つからなかったからです。しかし、最近私が少し気になっているトピックがあります。私は暗号通貨業界への新規参入者と話す機会が多くあり、そして最近よくされる質問は大体あるテーマについてのものでした。それは、何が暗号通貨を価値あるものにしているのか?というものです。
少し前に、私はビットコインの価値についての記事を書き、そこでビットコインと金のような貴金属の比較を行いました。その記事はここ(英語)でご覧いただけます。この記事の意図は、暗号通貨を価値あるものたらしめていると私が考える目に見えない要因についての、私の個人的な推察と理解を共有することです。今回の内容は、私自身も世界経済が目の前で段階進化を遂げていく様を驚きをもって見守っている観客であるという明確な前提に基づいています。
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