FX(外国為替取引)との出会いは1979年の春で米国の名門「The First National Bank of Boston」からスタートし現在までの38年という長い付き合いですが、FXの世界はそれぞれの時代で大きく変化しています。
私の青年期は米系銀行、英系銀行、ドイツ系銀行、オランダ系銀行で、大手企業、機関投資家はもちろん、海外のディーラ、ファンド勢、中銀関係者と親交を深め、積極的に為替相場に参戦してきました。
壮年期になると、FX取引の自由化がスタートしたタイミングで、マージン取引を利用した個人のFX取引会社と親交を深め、現在の個人向け為替取引のフロンティアとして活躍。米系の「Global Future & Forex Trading」では、市場の開拓に努め、現在の個人向けFX取引の拡大に貢献できたと自負しています。
晩年では、自己ポジションでの取引や、雑誌への投稿、セミナーの開催を通じて、個人投資家への啓蒙を深め、現在に至っています。
世の中に出回っている為替情報の多くは、テクニカルに関連したものや、相場状況の説明に関連するものが大勢を占めています。為替市場の出来高は一日当たり5兆ドル(約550兆円)を上回る取引量の市場は他の市場を圧倒し、個人投資家はまるで手漕ぎボートで太平洋の荒波に立ち向かうようなものです。北進したと思ったら逆に動いていたり、晴天と思って突き進んだら突然の嵐に遭遇し転覆したり、利益を追求する道を探すことは並大抵のことではありません。
一般的に配信されているメルマガ情報は玉石混淆で、テクニカルアナリストが分析した相場見通しや売買情報や、個人投資家が独自に開発したテクニカルシステムに基づいた売買情報を提供するなど有意義なものから、どこかの為替情報をコピーしたものまで千差万別です。
為替相場見通しを考える上で重要なことは、「テクニカル分析をきっちり行い」、「重要な経済指標や要人発言」を注視し、「市場のセンチメントやポジションの偏り」等、相場変動要因をしっかり把握することです。もちろん、これらのことは「言うは易く行うは難し」で、簡単なことではなく、全ての条件を満たすことができたらどんなに素晴らしいことですが、そんなものはありません。
1月2日付の日経新聞の記事では、「外為どっとコム社」のデーターが掲載されていました。それによると2016年に利益を上げた割合は2年連続で減少するも37%が利益とのことで、予想外に利益を上げている人は多く驚いています。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO11146330X21C16A2000000/
私が送りするメルマガでは、過去の経験則から重要な経済指標はもちろん、注目材料や要人発言をできる限りカバーし、テクニカルではやローソク足とトレンドを重視し、ストキャスティクス・RSIと、ボリンジャーバンドで相場の流れ考えを考えます。
それと、最も意識していることは、日中の短期的な相場変動に騙されやすい為替相場の欠点を補う意味で、アップトレンド、ダウントレンド、レンジに合わせたFXオプションの戦略を取り入れ、最小の損と最大の利益を目指していきたいと思っています。
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