Parallels Desktop 10上のWindows8.1で「この PC では Windows 10 を実行できません」と表示される
Surface Pro 3 に無償アップグレードしたWindows10の操作感が気にいったので、Macの仮想環境で動かしているWindows8.1にもアップグレードの予約をしておいてあげようと思ったら思わぬ壁が立ちはだかっていました(-_-;)
さっそくParallels Desktop 10でWindows8.1を立ち上げて、「Windows10を入手する」アプリで「PCのチェック」をしたところ以下のような表示が・・・
「このPCではWindows10を実行できません
システム要件を満たしていません。
このPCにWindows10をインストールできない理由は次のとおりです。
Parallels Display Adaptor(WDDM)ディスプレイが対応していません。」
なんということでしょうか。
Parallels Desktop 10でテクニカルプレビューバージョンはインストール出来ていたので安心していたのですが、正式版にこんな落とし穴があるとは思いませんでした。
Macで使用するときにはマウスとキーボードを使用するので、デスクトップ的な操作を見直したWindows10の方が使いやすいはずなので、どうにかしてWindows10にアップグレードしたい!!
そんなわけで公式サイトで解決策を探していたらこんなツイートを見つけました。
Installing #Windows10 &have a question about the WDDM driver? @ParallelsCares is here to help! http://t.co/CNE1TjyRlr pic.twitter.com/6vjRp8BM2z
— Parallels (@ParallelsMac) 2015, 7月 31
"Windows 10 will not run on this PC" error due to the issue with Parallels Display Adapter (WDDM)
仮想マシンからWindows10へアップグレードするためには以下の手順を踏む必要があるみたいです。
1.Parallels Desktop 10が最新バージョンに更新されているか確認してください。以前のバージョンはWindows10に対応していません。
2.以下のリンク先を参考にして、使用中のパソコンのWindowsが32ビット版か64ビット版であるかを確認してください。
自分のパソコンが 32 ビット版か 64 ビット版かを確認したい
3.以下のリンク先へ移動し(使用中のWindowsのバージョンと互換性のある)メディア作成ツール をダウンロードします。Windows 7、8.1をご利用の場合、このツールを使用することで、スムーズにダウンロード可能です。
Windows 10 のダウンロード
メディア作成ツール の機能
・ダウンロードをできるだけ短時間で実行するためのファイル形式を採用。
・USB または DVD 用のメディア作成オプションを標準提供。
・ISO ファイル形式にオプションで変換可能。
メディア作成ツールを入手したら、画面の指示に従ってインストールしましょう。
注意点としてはメディア作成ツールを使った手動インストールは、システムの互換性チェックを行わない上級者向けとなります。自己責任となるのでこの点をご理解いただいたうえでのアップグレードになります。
私の場合は仮想マシン上ではMT4のEA作成やブラウジングくらいしかしないのであまり気にせずにアップグレードしてしまいました。もしメインで使用している場合には「Windows10を入手する」アプリからアップグレードできるようになるまで待っていた方が無難だと思います。
written by mmadvt