概要
「UltimateIndicator改」は著名な投資家であるラリー・ウィリアムズ氏が開発したインディケータの改良版です。このインディケータは短・中・長期ストキャスティクスの値を加重平均してあるのが特徴です。ここではそんな「UltimateIndicator改」の使い方について紹介しましょう。
「UltimateIndicator改」を使って取引する場合、下記の条件が整った場合に買い注文を入れます(売り注文時はこの逆)。
強気ダイバージェンスが生起した(=新しい安値が生起しているものの、「UltimateIndicator改」は安値を更新していない)
ダイバージェンス中にインディケータの数値が30を下回った
インディケータがダイバージェンス中の高値を上回った
これらの条件を満たしているのが下記画像のケースです。
画像で示したAの箇所で安値を更新しているものの、インディケータ上では安値が更新されていません(Bの箇所)。また、インディケータの数値は30を下回っています。ダイバージェンス中の高値(C)をインディケータ上で超過したDの箇所で買い注文を入れることとなります。
買い注文を入れた後も価格は下がり続けているものの、チャート左側ではアップトレンドが生じていることがわかります。手仕舞いは「UltimateIndicator改」が70を上回ったら行います(Eの箇所)。
これが「UltimateIndicator改」を用いてトレードする例ですが、少し複雑だと感じた人もいるかもしれません。特にダイバージェンスの利用がエントリーの前提条件として取り入れられているところは特に独特な点でしょう。
また、他のインディケータと組み合わせてトレードしても良いでしょう。色々と試して「UltimateIndicator改」の真価を見出してみてください。
その他
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