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『ライン』を使ったトレード、
『ライントレード』とは、
チャート上に『サポートライン』・『レジスタンスライン』・『トレンドライン』などを引き、『ライン』に対する値動きを確認しながら、エントリーポイントや決済ポイントを決めるトレードのことです。
なぜ、
『ライントレード』というものが、トレードに必須な要素であると言われているのでしょうか?
まずは、相場の原理原則からご説明いたします。
相場は、“人”により売買が行われて、需要と供給のバランスの上で値動きが作られているものです。
その値動きには、自然の摂理と同じく無限ともいえる事象が影響しており、全ての上げ下げを予測することは不可能に近いです。
ただ、そこに法則性が生まれるとしたら、“人”が作る相場だからこそ、“人の意識”が集中するところに他ありません。
条件が整い、
“人の意識”が集中した相場は、予測不可能な相場を、予測可能な相場へと変貌させるエネルギーを持ちます。
そうした相場では、参加者であるトレーダーのほとんどが同じ方向を向いています。
つまり、
人間心理が反映されている値動きは“多数決”に本質があるため、“多数決”の意識がどこに集まるかを知った上でトレードすることが有効だといえます。
では、
“多数決”の意識がどこに最も集まりやすいのでしょうか。
考えてみてください。
決して、ストキャスティクスやMACDなどの特定のインジケーターなどではありません。
最も多くの人が目にしているもの。
答えは、『チャートそのもの』であり、『値動きのそれ自体』です。
では、『値動きのそれ自体』のどこに、“多数決”の意識が集まるのかを読み解けば良いのでしょうか?
世界中のトレーダーが基礎理論として認識している、『ダウ理論』というものがあります。
『ダウ理論』は、世界が共通認識として持っている、最も古く、最も有名なテクニカル理論で、テクニカル分析とされているものの多くは、何らかの形でこの『ダウ理論』に由来しています。
中でも
重視すべきは、『ダウ理論』にある『トレンドの定義』です。
もちろん知っているという方…
本当に理解できていますか?
上げトレンドの定義: 連続する高値更新と安値切り上げ
下げトレンドの定義: 連続する安値更新と高値切り上げ
トレンドの上下運動を繰り返す値動きの山と谷は、
売り圧力に勝る買い圧力が存在する谷を『サポート』と呼び、
買い圧力に勝る売り圧力が存在する山を『レジスタンス』と呼びます。
その、
谷(サポート)と山(レジスタンス)に対して、実際に『ライン』を引いたものが、『サポートライン』や『レジスタンスライン』です。
この
『ライン』が引かれたレートを抜けると、トレンドの発生・継続・終了を告げるシグナルとなるなど、『チャートそのもの』を読み解く上で、“もっとも重要”なものです。
次に重要なラインが『トレンドライン』です。
『トレンドライン』は、
上昇トレンドラインは、切り上がる2点の下値を結んだ右肩上がりの『ライン』、
下降トレンドラインは、切り下がる2点の上値を結んだ右肩下がりの『ライン』であり、そこに
“3点目”が抵抗を受けて『トレンドライン』の完成となります。
トレンドの概念として『動き始めたトレンドはしばらく継続する』とありますが、『トレンドライン』により決定(3接点)されたトレンドは、一定の速度を持って傾き(角度)も継続する傾向にあり、トレンドの調整局面の限界値(押し目買い・戻り売りポイント)やトレンド転換の時期も示してくれます。
『トレンドライン』の描画基準ですが、上げトレンドですと、トレンドの最安値を起点とし、そこから現在値方向にある最高値まで、安値と安値2点触れる角度の『ライン』を枝分かれしながら引きます。
少し話が反れますが、
『ライン』を引く時は、ロウソク足のヒゲを含めるとか、含めないとか、『ライン』の引き方は人によって異なるという方がいらっしゃいます。
そうした疑問は、『ライン』を学び、チャートの仕組みを理解する事で、解消されるもので、もちろん、『トレンドラインPro』では、そういった答えを織り込んでおります。
トレンドラインが決定(3接点)されていれば、『ライン』近くまで売られたところ(『5』と『7』)はエントリーポイントになります。
エントリータイミングは、『4』→『5』や、『6』→『7』の、調整トレンドに対して、小さい時間足に『転換シグナル』が出た時となります。
『9』では、『ライン』をブレイクしたため、この角度でのトレンドは終わりと判断できます。
ただし、ブレイクした方向へのエントリーとなると、『7』の直近高値・直近安値を抜けて『転換シグナル』が確認されたタイミングとすべきです。
『転換シグナル』は、継続しているトレンドの『トレンドの定義』が壊れた状態を言います。
上げトレンドからの下げ転換(左枠内)、下げトレンドからの上げ転換(右枠内)を、それぞれ2パターンずつ用意してあります。
【左図のパターン】
『A』から『C』に掛けて、直近レートを更新せずに、『B』のレートを抜けていった『転換シグナル』
【右図のパターン】
『A』から『C』に掛けて、直近レートを更新している場合、左図パターンの様に、『B』のレートを抜けただけでは明確なる『転換シグナル』となりません。(①の場合)
『C』から『E』、『D』から『E』の様に、『トレンドの定義』形成のタイミング(『D』を抜けた時)が『転換シグナル』になります。
『トレンドの定義』からの『転換シグナル』で代表的なものは、ダブルトップ・ダブルボトム、トリプルトップ・トリプルボトム、三尊・逆三尊、などがあります。
これらも全ては、『ダウ理論』にある『トレンドの定義』から派生するもので、『転換シグナル』の複数ある内の一部となります。
こうした『トレンドの定義』から『転換シグナル』に至る基礎中の基礎、これは全世界のトレーダーが当たり前のように意識しています。
そして、こうした形状を確認する際、大きい時間足であればあるほど、この形状はずっとそこに存在し、より多くの注目を集め、エネルギーを溜め込み、ラインブレイク後に、思った方向にレートが動かされていくのです。
いかがでしょう。
『チャートそのもの』『値動きのそれ自体』『トレンド』『転換シグナル』の重要性と、それを気付きやすくする為の、『サポートライン』『レジスタンスライン』『トレンドライン』の重要性。
とても簡単な説明ではございますが、少しでも伝わったのなら嬉しいです。
今回の対象商品である『トレンドラインPro』は、そうした
基本に忠実に、非常に高い精度で『ライン』を、リアルタイムで自動描画する、『チャートそのもの』を読み解くための強力なアシストツールです。
『トレンドラインPro』は、◆すべてのMT4◆すべての通貨ペア(225先物・CFD・仮想通貨を含む)◆すべての時間足に描画が可能です。
『トレンドラインPro』は、
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『ライン』が自動で引かれることで、何枚ものチャートに、手動で『ライン』を引いたり引き直したりといった、
面倒な作業を省くことができます。
そして、
[ライントレード勉強中の方]には、引かれる『ライン』を見て習得できる“教材”として、『ライントレード』というものを感覚的に習得していただけます。
リアルタイムの相場に対して、
精度の高い『ライン』を自動で引いてくれる『トレンドラインPro』は、『ライントレード』を最短で習得できる補助ツールとなるでしょう。
私の長年の知識と経験をもって仕上げた、『トレンドラインPro』をご活用いただくことで、あなたは、私が今に至るまでに費やした時間をショートカットすることが可能です。
以下では、『トレンドラインPro』を使った実際のチャートを使って、『ライントレード』の解説をしてまいります。
使っているサンプルは、とても明確で分かりやすいチャート形状でしたので、ラインブレイク後の値動きも綺麗でした。
▼▼▼トレンドラインPro解説用動画です▼▼▼ 以下の説明と合わせてご覧ください (約4分)
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下画像2枚は、同タイミングで撮った1時間足と15分足のチャート画像です。
【ポンド円 1時間足 エントリー】
綺麗に効いた上げトレンドの『ライン』を下ブレイクし、下ブレイクした『ライン』に再度タッチして落とされたタイミングです。
上げトレンドの『トレンドの定義』は壊れ、『転換シグナル』の発生、形状としては『三尊』となっております。
【ポンド円 15分足 エントリー】
直近安値から引かれる黄色の『サポートライン』を下抜けたタイミングです。
時間帯としては、ロンドン市場が活発化しているタイミングで、このタイミングでブレイクすると、勢いが付きやすく、しっかりとした動きとなりやすいです。
【ポンド円 15分足 イグジット①】
ブレイク後は、綺麗に落ちた後、新たに引かれた下げトレンドラインを上抜けたので、ここは1つの利確ポイントになります。
相場によっては、落ちたレートが『往って来い(V字で戻る)』になる場合もあるので、この基準も悪くはありません。
ただ、今回のサンプルでは下げが明確で、勢いが強く、かつ、まだ『転換シグナル』が出ているわけではないので、様子見の選択肢もあります。
【ポンド円 15分足 イグジット②】
今度は、新たに引かれ直された下げトレンドの上抜けに加え、上矢印が表示されました。
この矢印は、各時間足での『トレンドの定義』に沿って、最小トレンドの方向を示しており、トレンドの継続と反転を示します。
(この矢印は、ポジション保有継続・決済の判断で使えますが、エントリーでは使わないでください)
ここも1つの利確ポイントですが、『転換シグナル』が出ているわけではないので、同じく様子見という選択肢もあります。
【ポンド円 15分足 イグジット③】
今度は、新たに引き直された下げトレンドの上抜けに加え、『転換シグナル』の発生、直近高値を示す黄色ラインまで上抜けました。
こうなると、すぐに再度の下げを期待する事が難しい形状となりますので、利益確定がおすすめです。
【ポンド円 1時間足 イグジット③】
上画像は、イグジット③と同タイミング、1時間足での参考画像です。
【顧客の声まとめ】
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