一目均衡表を使ったシンプルEA

この度は、自動売買ソフト（EA)【Eye_Cloud】に興味を持っていただきありがとうございます。

EA作者のGecko（ゲコー）と申します。

Eye_Cloudは、一目均衡表でトレンド判断を行い、移動平均線のクロスでエントリー/決済判断を行うシンプル設計のEAです。

バージョンアップ情報

2024年5月　バージョン3.00に更新

　　　　　　更新内容：内部パラメータの調整、週末クローズ機能および複利運用機能追加しました

2022年8月　バージョン2.00に更新

　　　　　　更新内容：直近5年間の相場状況に合わせて、内部パラメータ、SL/TPを最適化しました

一目均衡表とは

一目均衡表とは、「いちもくきんこうひょう」と呼びMT4に標準搭載されている「Ichimoku」というインジケーターのことです。

一目山人という（ペンネーム）日本人が開発したチャート分析方法を、それこそひと目で分かるようにチャート上に描画させたツールです。

一目均衡表には、代表的な5つの線があり、それらを分析することによって相場の流れの判断をしていくことになります。

一目均衡表には代表的な５つの線があります。

• 転換線：ローソク足過去9本分の最高値と最安値の平均
• 基準線：ローソク足過去26本分の最高値と最安値の平均
• 遅行スパン：ローソク足26本前の終値
• 先行スパンA：転換線と基準線の平均をローソク足26本分前方にシフト描画したもの
• 先行スパンB：ローソク足52本分の最高値と最安値の平均をローソク足26本分前方にシフト描画したもの

先行スパンにおいては、AとBで挟まれた範囲のことを「雲」といいます。

一目均衡表を使った代表的なロジックに「三役好転（逆転）」というものがあります。

三役好転

三役逆転

三役好転（逆転）は」とても有効的なロジックに思えますが、残念ながらトレード回数が極端に少なく、自動化できるものではありませんでした。

一目均衡表をフィルターとして活用する

しかしながら、トレンド判断としての一目均衡表はとても優秀です。

そこで私は、一目均衡表のある部分を上位足のフィルターとして活用し、トレンド状況を判断する目安にしました。

そして移動平均線のクロスでエントリー/決済の判断を行います。

それが「Eye_Cloud」です。

「Eye_Cloud」は、次のようなトレードを行います。

Eye_Cloudのバックテスト

• USDJPY15分足でのバックテスト
• テスト期間　2012年1月～2024年5月
• TDS変動スプレッド（0.1～1.5ピプス幅）使用
• 初期証拠金100万円、0.18ロット固定でテスト
• 純益：1,308,016円
• 最大ドローダウン：99,718円

バックテストデータから算出される【0.1ロット】運用の場合の最低限必要な資金は以下の通りです。

（最低限必要な資金　＝　必要証拠金　+　最大ドローダウン）

＊1USD = 155JPY、レバレッジ25倍で計算

0.1ロット当たりの最大ドローダウン　＝　99,718 ÷ 0.18 = 55,399円

必要証拠金　＝　0.1 × 10万通貨 × 155 ÷ レバレッジ      = 62,000円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合計                 117,399円（最低限必要な資金）

＊あくまでも目安です

Quant Analyzer分析

パラメータについて

（詳細はマニュアルに記載しています）

参考：複利運用でのバックテスト

• USDJPY15分足でのバックテスト
• テスト期間　2012年1月～2024年5月
• TDS変動スプレッド（0.1～1.5ピプス幅）使用
• 初期証拠金10万円、運用リスク（証拠金に対して）10％でテスト
• 純益：21,889,445円
• 最大ドローダウン：5,539,921円

オマケがついています

Eye_Cloudには、半裁量でトレードができるEAをオマケとしてつけています。

一目均衡表でトレンド判断を行い、移動平均線のクロスでエントリーを行うところまでは自動でおこないます（エントリー後にメールで通知することもできます）。

そのあとの決済は、指値/逆指値のみの設定でも構いませんし、トレーダー度軸の裁量で行うこともできます。

そのようなオープンパラメータの半裁量EA「Eye_Cloud_Open」がもれなくついてきます。

当EAをポートフォリオのひとつとして加えていただけると幸いです。

免責事項

本ページに記載されている内容はあくまでもバックテストによるものです。

将来にわたって同様の結果を保証するものではありません。

投資にはリスクが伴うことを理解したうえで、ご自身の責任のもと運用の判断をされてください。