Swap狙いEA
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- 1年
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公式運用(収益額)
詳細統計(月別)
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ストラテジーについて
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概要
Swap狙いに特化したEAで、ほぼ完全放置したままでSwapと為替差益の両方を狙うGBPJPY専用のEAです。
メジャーな通貨ペアの中で、買いSwapが最も大きい通貨ペアは、今のところGBPJPYです。曜日が変わる直前に買いポジションを建て、一定時間保持した後に、短期移動平均線の方向が下を向いたら決済します。
通常は、Spread損の方が、Swap益より大きいので、これを上回る上昇トレンドが発生している時だけ、ポジションを建てるという仕様になっています。その結果、ドローダウンが極端に少なく、勝率が高いEAが完成しました。
1. EAの特徴
このEAは、GBPJPY専用で、Swapを狙うため、買いポジションを1ポジションしか建てません。しかも、サーバー時刻で日付が変わる少し前で、買い条件を満たした時のみ、ポジションを建てるので、エントリーの頻度は最大でも1日1回になります。実際には、月に2~3回程度のエントリー回数になります。GBPJPYのレートが下降している時は、新規のポジションを建てないようしています。
自動ロットにしておくと、ロット計算が自動で行われるので、ロット計算に悩む必要が無くなります。もちろん、手動でもロット数を設定できます。
他のEAと比べて、ドローダウンが少ない上、勝率も5割を超えるので、資金が\10,000の少額からスタートできます。また、ユーザーが損失率の割合や、ロット数の倍率などを自由に設定できるので、安全安定志向のトレーダーの方であれば、損失率を少なめに、リスクを取っても利益を狙いたいというトレーダーの方なら、損失率を多めに設定することもできます。設定次第では、「億超えEA」にすることも可能です。
2. Swapについて
通貨には、それぞれの国の政策等の違いによる金利差があるので、金利の高い通貨を基軸通貨にして、金利の低い通貨を決済通貨にすると、金利差をSwapポイントとして、毎日、確実に受け取ることができます。
現時点で、メジャーな通貨ペアで、買いSwapが大きい通貨ペアは、GBPJPYであり、次がUSDJPYになります。Swapの値は、日々変動しています。また、証券会社によっても異なる場合があります。
2024年9月16日におけるSwapの一例を下図に示します。
買いSwapの最も大きい通貨ペアがGBPJPY、次がUSDJPYになっています。
もしGBPJYPの買いポジションを1ロット保有していると、日付が変わる度に、\1,009のSwap利益が手に入ることになります。
3. なぜGBPJPYなのか
もちろんSwapが大きいことも一つの理由ですが、もう一つの理由として、GBPJPYのボラティリティが大きいことが挙げられます。Swap利益を狙うと同時に、大きな為替差益を狙える通貨だからです。
「究極の逆相関インジケータ」で、全28通貨ペアの相関係数や変動幅で並び替えてみると、4時間足のデータでは、GBPJPYの相関係数が、マイナスの最大である-0.92でトップに、変動幅でも4148.7で、上位から数えて3番目に位置しています。
通貨が逆相関関係にあり、ボラティリティが大きいということは、しっかりとした為替差益が得られる可能性が高いということです。
「究極の逆相関インジケータ」で、相関係数で並び替えたもの
「究極の逆相関インジケータ」で、変動幅で並び替えたもの
4. EAのロジック
ロジックはとてもシンプルです。「特に秘匿性があって、非公開で黒塗りにする」(笑)ものでもありませんので、ロジックをオープンにします。EAを作れるスキルのある方なら、ご自分でEAをコーディングしてみて下さい。ほぼ同じ結果が得られると思います。
(1)サーバー時刻で日付が変わる少し前に、4時間足でトレンドの方向を確認する。
(2)トレンド方向が十分上を向いていて、Swap分のプラスとSpread分のマイナスを加算した以上に伸びると予測される時に、できるだけ安い価格で、買いエントリーする。
(3)SLとTPをリスクリワードが2.8になるよう設定する。
(4)エントリーしたら、一定時間以上保持して、相場が伸びていくのを待つ
(5)その後、短期移動平均線が下を向いたら、決済する。
これだけです。意外とシンプルでしょう。シンプル・イズ・ベストです。
なお、このEAのロジックは、テクニカル指標として2本の移動平均線(4時間足、5分足)とADXだけを使用しています。
EAのパラメータ
項目 内容 デフォルト設定値
Auto_Lots 自動ロットの有無 true
start_lots 固定ロット値 0.01
method_cnt ロット計算のベース資金 有効証拠金
AL_F ロット倍数 1.4
MAX_LOSS_PCT 最大損失割合 6.0
SL0 損切り幅(point) 1600
TP0 利確幅(point) 4500
V_F Entry調整用 0.57
MAH_P1 4時間足移動平均線の期間 4
MA_P1 5分足移動平均線の期間 24
SMA_MODE 移動平均線の計算方式 1(EMA)
HOLD_TM 保持時間 139
ADX_P1 ADXの期間 14
ADX_TH ADXの閾値 17.7
MAIL MAIL送信の有無 false
magic マジックナンバー 240913001
Fonot_Size1 フォントサイズ 12
corner 表示コーナー位置 0
x_org 表示位置x 20
y_org 表示位置y 25
r_1 行の間隔 25
パラメータで、特に変更する点は無いので、デフォルトのままで構わないと思います。
5. EAの導入
<EAの導入>
通貨ペアGBPJPYの5分足チャートにEAを導入します。
「DLLの使用を許可する」にチェックをいれてください。
<参考リンク>
EAをつかってみる!(Gogojungle Web page)
https://www.gogojungle.co.jp/post/1/3590
6.
7. バックテスト
刻々と変動するSwap、Spread、トレンドの強さによって、EAの動作が変わるので、通常のバックテストに馴染まない性質のEAですが、Swap=10、Spread=40に固定した場合のバックテストを行ってみました。
通貨ペア GBPJPY-cd (Great Britain Pound vs JapaneseYen)
期間 5分足(M5) 2012.01.03 15:20 - 2024.10.29 23:50
モデル 全ティック (利用可能な最小時間枠による最も正確な方法)
初期証拠金 \1,000,000
スプレッド 40
純益 \90,903,715
プロフィットファクタ 1.48
絶対ドローダウン \77,527
最大ドローダウン \20,109,303 (22.07%)
総取引数 425
純益としては、\90,903,715ですが、これにSwap益(約11,000,000)が加算されます。
以上は、自動ロットによるものです。
これを固定ロット(lots=0.5)で実行すると、次のようになります。
通貨ペア GBPJPY-cd(Great Britain Pound vs Japanese Yen)
期間 5分足(M5)2012.01.03 15:20 - 2024.10.29 23:50
モデル 全ティック (利用可能な最小時間枠による最も正確な方法)
初期証拠金 \1,000,000
スプレッド 40
純益 \7,149,590
プロフィットファクタ 1.61
絶対ドローダウン \68,734
最大ドローダウン \1,005,465(12.40%)
総取引数 425
買いポジション(勝率%) 230(54.12%)
綺麗な右肩上がりのグラフで、純益が増えています。純益は\7,149,590ですが、これにSwap益(約\750,000)が加算されます。
最大ドローダウンも13%未満で、絶対ドローダウンが7万円未満になっています。
ロット数が0.01なら、絶対ドローダウンが\1,375になります。
8. バックテストを参考にパラメータを設定する
MAX_LOSS_PCT(最大損失割合)について、普通は2%ルールを適用することが一般的なのですが、本EAは、ドローダウンが少なく、勝率が高いEAなので、リターンがより多くなる設定にしてあります。
上の図は、最大損失割合を変えた場合の、得られる純益のグラフです。
このグラフを見ると、最大損失割合が6%までは、純益が指数関数的に増加していますが、7%以上では、増加率が低下しています。この結果から、最大損失割合を6%に設定しました。
パラメータAL_Fは、ロット倍率を手動で調整するためのパラメータです。
上の図は、AL_Fを変えた場合の、得られる純益のグラフです。
AL_Fを変えた場合に、必ずしも純益が線形に(AL_Fに比例して)伸びていかないことが示されています。A
L_Fが1.5以上は伸び悩んでいるので、AL_Fのデフォルト設定値を1.4にすることにしました。
MAX_LOSS_PCT=6、AL_F=1.4というのは、かなり尖った設定になるのかもしれません。安全志向の方は、MAX_LOSS_PCT=2、AL_F=1.0でトレードを行ってください。但し、得られる純益がかなり減ってしまいます。
9. スタート資金の違いによる直近のバックテスト結果
以下は、使い方をいろいろ想定してみたものです。直近のバックテストとして2024年1月から8月末までトレードしたと仮定し、その結果を表示しました。
(1)資金が\10,000しかありませんが・・・
大丈夫です。デフォルトの自動ロットで運用すれば、自動的に最小ロットの0.01ロットでトレードが開始されます。固定ロット指定で0.01にしても同じになります。
通貨ペア GBPJPY-cd(Great Britain Pound vs Japanese Yen) 期間 5分足(M5) 2024.01.02 00:00 - 2024.10.30 23:50
モデル 全ティック (利用可能な最小時間枠による最も正確な方法)
初期証拠金 \10,000
スプレッド 40
純益 \20,864
プロフィットファクタ 2.59
絶対ドローダウン \311
最大ドローダウン 5810.62(20.87%)
総取引数 32 買いポジション(勝率%) 21 (65.62%)
純益は\20,864ですが、これにSwap益が約1,366加算されるので、全利益は、\22,200になります。Swap益を合算して、資金\10,000が\32,200(3.22倍)に増えました。しかも絶対ドローダウンが、わずか\311の少なさです。PF=2.59、勝率65.6%なら、安心安全のトレードだと言えるでしょう。
(2) 私は、資金が\100,000ありますが・・・
資金が10万円あると、自動ロットで最初に0.05ロットからスタートできます。
通貨ペア GBPJPY-cd(Great Britain Pound vs Japanese Yen)
期間 分足(M5) 2024.01.02 00:00 - 2024.10.30 23:50
モデル 全ティック (利用可能な最小時間枠による最も正確な方法)
初期証拠金 \100,000
スプレッド 40
純益 \150,308
プロフィットファクタ 2.32
絶対ドローダウン \1,555
最大ドローダウン \58,922(26.21%)
買いポジション勝率(%) 21 (65.62%)
この場合でも、絶対ドローダウンがわずか\1,555しかありません。
(3) 資金が\1,000,000の場合
資金が100万円ですと、自動ロットで最初に0.53ロットからスタートできます。
通貨ペア GBPJPY-cd(Great Britain Pound vs Japanese Yen)
期間 5分足(M5) 2024.01.02 00:00 - 2024.10.30 23:50
モデル 全ティック (利用可能な最小時間枠による最も正確な方法)
初期証拠金 \1,000,000
スプレッド 40
純益 \1,607,584
プロフィットファクタ 2.30
絶対ドローダウン \16,492
最大ドローダウン 639,041(27.23%)
総取引数 32
買いポジション勝率(%) 21 (65.62%)
スタート資金が\1000,000の場合は、純益が\1,607,584に加えて、Swap益の\82,152が加算されるので、合計が\1,689,736になり、総資金が\2,689,736(2.68倍)になります。
この場合でも、絶対ドローダウンがわずか\16,492しかありません。
自動ロット計算は、有効証拠金をベースにして計算を行いますので、スタート資金が多いほど、利益金額が増えていきます。
10. 「億超え」EAにするには
資金が\1000,000あるものと仮定して、パラメータを少しだけ変えるだけで、「億超え」のEAになります。
パラメータ MAX_LOSS_PCT をデフォルトの6から13に変更します。数値を増やせば、当然ドローダウンも増加するので、どこまでを許容範囲とするかは、個々のトレーダーの判断になります。
<バックテスト結果>
通貨ペア GBPJPY-cd (Great Britain Pound vsJapanese Yen)
期間 5分足(M5) 2012.01.03 15:20 - 2024.10.30 23:50
モデル 全ティック (利用可能な最小時間枠による最も正確な方法)
初期証拠金 \1,000,000
スプレッド 40
純益 \122,113,008
プロフィットファクタ 1.56
絶対ドローダウン \179,433
最大ドローダウン \20,109,303(16.33%)
総取引数 425
勝率(%) 230(54.12%)
2012年からのバックテストで、純益が\122,113,008となり為替差益だけで1億2千万円を超えています。これにSwap益として\15,334,402が加算されますから、合計では、\137,447,410になります。なお、バックテストを行った証券会社の制限により、途中の早い段階からロット数が上限の10ロットに固定されています。他の証券会社では、さらに純益/Swap益が増えるものと考えられます。
資金\1,000,000に対して、絶対ドローダウンが\179,433、最大ドローダウンが\20,109,303(16.33%)ですので、「億超えのEA」としては、なかなか良い数値であると思いますがいかがでしょうか。
11. 本EAの優位性について
FXに「聖杯」は無い、と良く言われるのですが、ことSwapに関しては、毎日確実に利益が得られる仕組みになっています。ある意味で、FXの「聖杯」と言っても良いのではないでしょうか。Swap益の最も大きい通貨ペアをただ保有するだけで、毎日利益が積み上がっていくのです。
GBPJPYの例では、0.01ロットで、買いSwap益が約10円/日が得られます。1ロットなら1,000円/日、10ロット建てられる資金のある方なら、10,000円/日が、Swapだけで得られるのです。しかも1年365日の毎日です。年収365万円が保証されているようなものです。(実際には、税金分が差し引かれますが)
「Swap狙いEA」の優位性を下の図に示しました。
このEAは、建玉の際に、SL損切り幅1600(point)に対して、TP利確幅が4500(point)に設定されます。比率でTP/SL=2.81です。しかも、このEAの勝率は、54%(直近では65%)を超えているので、統計的にも負けにくいEAになっています。大数の法則で、トレードを繰り返せば繰り返す程、リスクリワードと勝率の良さが効いてきます。
また、SL幅が、1600(point)=160pipsと、割と深めに設定されているので、SLに掛かる事自体が起きにくいように設計されています。指標発表等により相場が乱高下する時でも、基本的にEA放置のままで良く、わざわざ指標発表前にEAの稼働を止める必要がありません。
優位性を言うなら、何と言っても絶対ドローダウン、最大ドローダウンが極端に小さいことでしょう。
直近10ヶ月間のバックテストでは、資金10万円で、スタートした時の自動計算ロットが0.05の場合で、絶対ドローダウンは\1,555でした。絶対ドローダウンが小さいので、リスクを許容するのであれば、ロット数をもっと上げられることになります。
――――――――――――――――――――――――――――――
ここからは、リスク覚悟の参考データです。
MAX_LOSS_PCT 最大損失割合を1から20まで変えた場合のバックテストデータ結果をグラフにしました。
MAX_LOSS_PCTが
ギリギリの最大で、14が限界のようです。
では、MAX_LOSS_PCT=14で、直近のバックテストを行ってみましょう。
スタート資金は、\100,000とします。
通貨ペア GBPJPY-cd (Great Britain Pound vs Japanese Yen)
期間 5分足(M5)2024.01.02 00:00 - 2024.10.30 23:50
モデル 全ティック(利用可能な最小時間枠による最も正確な方法)
パラメーター MAX_LOSS_PCT=14
初期証拠金 \100,000
スプレッド 40
純益 \614,867
プロフィットファクタ 2.27
絶対ドローダウン \3,919
最大ドローダウン \251,765 (45.56%)
勝率(%) 21 (67.74%)
直近2024/01/01から2024/10/30の期間で、純益が\614,867に、Swap益が\25,522、合計利益が\640,389になりました。10万円が74万円(7.40倍)まで増えたことになります。この場合、絶対ドローダウンが、\3,919、最大ドローダウンが、\251,765 (45.56%)です。かなり尖った設定であっても、破綻していません。10ヶ月で資金を7.4倍に増やすことができる能力を持ったEAでもあるのです。
ただし、以上の設定はかなりギリギリの設定ですので、お勧めはしません。こういう可能性もあるよという程度に留めておいてください。
安全を考えるのであれば、MAX_LOSS_PCT=8程度で走らせた方が無難でしょう。
以下は、MAX_LOSS_PCT=8の結果です。
通貨ペア GBPJPY-cd (Great Britain Pound vs Japanese Yen)
期間 5分足(M5)2024.01.02 00:00 - 2024.10.30 23:50
モデル 全ティック(利用可能な最小時間枠による最も正確な方法)
パラメーター MAX_LOSS_PCT=8
初期証拠金 \100,000
スプレッド 40
純益 \212,875
プロフィットファクタ 2.14
絶対ドローダウン \2,286
最大ドローダウン 101,712(35.30%)
総取引数 32
勝率(%) 21 (65.62%)
この場合では、純益\212,875にSwap益\12,390を加算すれば、合計利益金額が\225,265となり、総資金が\325,364になりました。スタート資金が3.25倍に増えたことになります。
12. まとめ
「Swap狙いEA」は、Swap益と為替差益の両方を狙った、欲張りなEAです。絶対ドローダウンと最大ドローダウンが小さいEAなので、少額資金の方でも、まとまった資産運用を行うトレーダーの方にも適合するEAです。リスクを許容するなら、それなりの大きなリターンが期待できるEAであり、逆にリスクを抑えて安全な運用もできる、汎用性の高いEAになっています。
13. バージョンアップ履歴
1.Ver1.00 初期バージョン 2024/09/20
2. Ver2.00 バグ修正、パラメータを新設 2024/11/01
計算式の符号が逆になっていたのを修正しました。
エントリー判定の調整用にV_Fパラメータを新設しました。これにより、より最適な条件でエントリーされるようになり、結果として純益、プロフィットファクター、勝率がアップしました。
価格:¥24,800 (税込)
●お支払い方法
REAL TRADE
販売開始日 : -
価格:¥24,800 (税込)
●お支払い方法
裁量トレードと同じように、インジケーターを組み合わせて取引タイミングや決済タイミングを決めるもの、一定の価格(pips)間隔で買いや売りを繰り返すもの、相場のアノマリーや時間的特徴を利用した取引手法など、その種類は裁量トレードの手法と同じく豊富です。
簡単に分類すると、
・スキャルピング(数分~数時間以内で取引が完了するタイプ)、
・デイトレード(数時間~1日程度で取引が完了するタイプ)、
・スイング(1日以上~1週間程度の比較的長い期間をかけて取引を行うタイプ)
・ナンピン・マーチン(等間隔または不等間隔で複数のポジションを持ち、利益が出たら一括で決済をするタイプ。ロット数を段階的に上げていくものをマーチンゲールといいます。)
・アノマリーEA(仲値トレード、早朝スキャルピング)
などがあります。
ただし、自動売買は予めリスクを限定できる、予想できるということが大きな強みでもあります。
【リスク】
FX取引をする以上は取引リスクは自動売買にももちろん存在します。
・ロットサイズのリスク
勝率が高いからといってロットを無理に大きくすると、EAによってはまれに負けた時の損失Pipsが大きい場合があります。必ずSLのPipsや保有ポジション数を確認してから、適切なロットで運用しましょう。
・急激な相場変動リスク
指標発表や、突発的なニュースによって急激に相場が動くケースがあります。システムトレードはそのような予測できない相場の動きを想定していないため、事前に決済しておく、取引しないなどの判断が出来ません。対策としては指標発表やVIX(恐怖指数)でEAの停止を行うツールなどを使うことも可能です。
【メリット】
・24時間取引してくれる
システムトレードはあなたの代わりに取引できるチャンスがあれば、淡々とトレードを行ってくれます。トレードに時間を割けない方にとってはとても便利な武器になってくれるでしょう。
・感情にコントロールされることなく淡々とトレードしてくれる
裁量トレードで負けが続き、ロットを大きくしてみたり、逆に少ない利益ですぐに利確してしまうといった、人間にありがちなルールの自己都合化がありません。
・初心者でも始められる
FX取引を行うにはまず勉強から…といった必要がなく、誰が使っても同じ結果になるのがシステムトレードです。
【デメリット】
・取引頻度を自由に増やせない
システムトレードは予めプログラムされた条件通りに取引をするため、EAのタイプによっては月に何度かしか取引をしない場合もあります。
・相場に合う、合わないがある
EAの取引タイプによって、順張りに向いている時期、逆張りに向いている時期などがあるため、すべての期間において成績が一定になることは少ないです。去年は良かったが、今年はあまり成績が振るわないということもあるため、運用する時期なのかどうかをある程度裁量で判断する必要があります。
・MT4(MetaTrader4。MT4が使えるFX会社で口座開設をする必要があります)
・EA(自動売買用プログラム)
・EAを運用するのに必要な運用資金
・24時間稼働可能なPCまたはVPS(クラウドサーバー上に仮想PCを置き、そこでMT4を立ち上げておく)
また、口座にはデモ口座とリアル口座があり、デモ口座を申請すると仮想の資金でトレードを体験することができます。リアル口座を開設したあと、FX会社から割り振られた接続サーバーを選択し、パスワードを入力して口座にログインします。
FX会社に指定された方法で口座資金を入金すると、MT4口座に資金が反映されて取引ができるようになります。
まず、購入したEAファイルをGogoJungleのマイページからDLします。zip(圧縮)ファイルがDLされるので、右クリックで解凍して中の「◯◯◯(EA名称)_A19GAw09(任意の8英数字).ex4」というファイルを取り出します。
次に、MT4を立ち上げ、「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「Experts」フォルダーの中に、ex4ファイルを入れます。MT4を一度閉じ、再起動したら、上部メニューの「ツール」→「オプション」の「エキスパートアドバイザー」の「自動売買を許可する」、「DLLの使用を許可する」にチェックを入れてOKを押して閉じます。
EAの正しい運用に必要な通貨ペアと時間足がEA販売ページに書いてあるので、それを参照して正しい通貨ペアの時間足のチャートを開きます(例:USDJPY5M ドル円5分足)。
メニューのナビゲーター内、「エキスパートアドバイザ」に先ほど入れたEAファイル名があるので、クリックして選択し、そのままドラッグ&ドロップでチャート内にEAを載せます。EA名ダブルクリックでも、選択されているチャートに載せることができます。
チャート上の左上に、「Authentification Success」と出れば認証成功です。 EAの運用には、24時間PCを立ち上げて置く必要がありますので、自動スリープ機能を解除するか、VPS上にMT4を置いてEAを運用ください。
認証されている口座以外で利用したい場合は、登録口座をリセットする必要があります。
口座のリセット方法は、Web認証が登録されているMT4を閉じている状態で、
GogoJungleのマイページ>利用する>デジタルコンテンツ>該当のEA>登録番号の「リセット」ボタンを押すと、登録口座が解除されます。
口座がリセットされている状態で、他のMT4口座でEAを利用すると、新たに口座が登録されます。
また、口座のリセットは無制限に行っていただけます。
→ EAが動かない時にチェックする項目
1ロット=10万通貨
0.1ロット=1万通貨
0.01ロット=1000通貨
となります。
ドル円であれば1ロット=10万ドルを保有することになります。
ロット保有にかかる証拠金はFX会社の定めるレバレッジによって決まります。
レバレッジ25倍であれば、1万通貨のドル円を保有するのに必要な証拠金は 10000*109(※1ドル109円レート時)÷25 = 43,600円 となります。
・リスクリターン率:期間中損益の合計÷最大ドローダウン
・最大ドローダウン:運用期間中の最大含み損
・最大ポジション数:そのEAが理論上同時に持ちうる最大のポジション数です
・TP(Take Profit):EAの設定上の利確Pips(または指定された金額など)
・SL(Stop Loss):EAの設定上の最大損失pips(または指定された金額など)
・トレーリングストップ:決済を指定のPipsで行うのではなく、一定の利益が出たら決済SLを一定の間隔で引き上げて(利益の方向へ)行く、利益を最大化する決済方法です。
・リスクリワード率(ペイオフレシオ):平均利益÷平均損失
・両建て:買いと売りを同時に保有すること(一部のFX会社では両建て不可のタイプもあります)
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