FXにおける定石の一つが押し目買い・戻り売りです。 押し目買い・戻り売りは ・結果が出てから”後出しジャンケン”でエントリーすれば良い ・長期のトレンドに沿うので流れに助けられやすい ・短期の逆張りなので損切りが小さくて済む という特徴があります。
【押し目買い・戻り売りは究極の後出しジャンケン】
FXというのは、過去チャートを見て「ここで入れば勝てたのに・・・」
なんて結果論で簡単に言えますね。
結果論で勝てるなら、結果が出てからエントリーすれば良いだけです。
基本的にFXをやる人というのは「チャンスを逃したくない」という気持ちが先行してしまって、
結果が明らかになってから入ろうという一呼吸置いたエントリーがなかなか出来ません。
だからこそ安易なブレイクアウトに乗って損切りに遭うという人が多発するわけですね。
ただ、後からチャートを見ると
「大きなブレイクがあった後も大体押し目・戻り目を形成する」
というのが結果論で分かるはずです。
時間が経過することで、やがて1時間足、4時間足、日足といった
長期足の結果が次々と確定して事実が明らかになっていくので、
その結果が確定してから後乗りすれば良いだけです。
押し目買い・戻り売りというのは 「大きなトレンドという結果が確定した後の二の矢を拾う」 という性質上、いわば”究極の後出しジャンケントレード”と言うことが出来ます。
【長期トレンドの順張りは流れに助けられる】
長期トレンドに沿ったエントリーというのは大きな相場の流れに助けられやすくなります。FXにおいて順張りが定石とされているのは、長期トレンドという大きな力を背景にした
”虎の威を借る狐”になれるということの優位性を謳っているというところがあります。
相場は5分足や15分足よりも4時間足や日足といった大きな時間軸の支配力の方が強くなります。
押し目買い・戻り売りは
”大きなトレンドが発生した後の二の矢を拾う”
という考えのもとに仕掛けるトレード手法です。
多少エントリータイミングを間違えたとしても、時間が経つことで
長期のトレンドに沿った方向へと動き出し、
相場の大きな流れに助けられることが多くなります。
つまり、多少含み損を抱えたとしてもある程度我慢していれば
長期のトレンドの波に乗ることが出来るということですね。
【短期の逆張りは損切りを限定的に出来る】
押し目買い・戻り売りは長期トレンドの順張りであると同時に短期トレンドの逆張りになります。逆張りは「落ちたナイフを掴む」話であまり推奨されませんが、
成功すれば損切り幅を限定的に出来ます。
元々長期トレンドに対しての順張りである押し目買い・戻り売りは、
いわば順張りと逆張りの良いとこ取りが出来る手法と言えます。 このような利点があることから、 押し目買い・戻り売りはFXをやる上では絶対に覚えておくべき手法です。 ひたすら押し目買い・戻り売りだけをやっていても 日々のトレードにおけるエントリーチャンスはまず困らないでしょう。 こちらでは、大きなトレンド発生後の押し目買い・戻り売りの
効果的なやり方、本質的な考え方、定番のエントリーパターンについて徹底的に解説します。
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