概要
サイクル理論のローソク足をカウントしてチャートに表示するMT4インジケーターです。
サイクル理論は、ローソク足を数えて次のボトム(底)を予測するシンプルな分析方法です。
しかしながら、実践してみるとローソク足を数えるのが大変なことが分かります。
時間とともに増えるローソク足を複数の時間足でカウントし、それを複数の通貨ペアで管理するとなると、優位性がある分析方法にも関わらず面倒で挫折しかねません。
本インジケーターを使用すると、驚くほど簡単にサイクル分析ができるようになります。
使用方法
起点のボトムにライン1(青色)を移動させると、ガイドライン3(橙色)が60本目にセットされます。
ガイドライン2(赤色)は、最新のローソク足に追従して自動的にカウントすることができます。
起点以降のサイクルトップのカウント、サイクルトップからの最安値のカウント(ボトム)、最新のローソク足のカウントと価格が表示されます。
サイクルライン(白色破線)が表示されるため、トランスレーションが一目で分かります。
最新のローソク足が、サイクルトップからの最安値(ボトム)より上にある場合は、ボトムライン(黄色)が表示されます。
サイクルトップからの最安値が1つのサイクルであるため、現在のボトムは「70本目」であることが分かります。
60本目にガイドラインを表示させて、最新のローソク足に追従するためには、パラメーターを初期値から次の様に変更します。
ライン2を最新のローソク足に追従:true
ライン3を表示:true(初期値は60本)
「ライン2を最新のローソク足に追従」をtrueに設定にしている場合に、カウントが指定値になると通知することができます。
「アラートするカウント値」に指定値を設定し、通知方法をアラート音、アラートダイアログ、スマートフォンのMT4へのプッシュ通知、メールから選択します。複数選択できます。
ボトムについて
高値・安値の定義については、長年にわたり「メリマンサイクル論」を研究し実際のトレードに応用して実績をあげてきた「松下 誠」さんの書籍「FXサイクル投資法マスターブック」に記載があります。
15ページ「高値・安値とは何か?その定義を明確にしておこう」には、「左右に10本ずつのローソク足の安値を確認し、真ん中のローソク足の安値が「安値」と定義すれば、より長期間の値動きの中での安値を定義することが可能です。」と記述されています。
「ピークボトム」は、この方法で高値と安値を定義しているため、併用することで起点のボトムを簡単に見つけることができるようになります。
MTF分析
本インジケーターを同一チャート上に複数適用し、MTF分析を行うことができます。
MT4上に、同時に複数通貨ペアのチャートを並べてサイクル分析を行っている場合に、時間軸を切り替えることでそれぞれの時間軸ごとの表示を行うことができます。
例えば、4時間足には「ID:1、表示する時間軸:4時間足」、日足には「ID:2、表示する時間軸:日足」、週足には「ID:3、表示する時間軸:週足」を設定します。
各時間軸には、それぞれの「ID」のインジケーターのみが表示される様になります。
「通貨ペア・時間軸・チャートモード・ズーム同期」を使用すると、複数チャートの時間軸を一括で切り替えできますので、ご利用ください。
インジケーターをチャートに複数使用する方法
インジケーターを同一チャートに複数使用するには、チャートに適用した最初に表示されるパラメーターダイアログで、「ID」を設定します。
IDは、すでにチャートに存在するIDと重複しない様に設定してください。
「ID:1」がチャートに存在するときに、次の設定は「ID:2」にします。
同じIDで設定してしまった場合は、同じIDのインジケーターを一旦全て削除してください。
IDを変更する場合は、インジケーターをチャート上から一旦削除してから新IDで再設定してください。
IDを変更する時に重複するIDで設定してしまった場合は、元のIDに戻すことで水平線とサイクル番号を再認識します。
注意事項
・本インジケーターはMT4用です。
・本インジケーターはWeb認証が必要です。登録されたMT4口座以外では使用できません。
・Web認証の登録口座は変更できます。
・OSは「Windows 10」または「Windows 11」をご利用ください。
・macOS、Linuxでの動作は対象外とさせていただきます。
・インターネット接続環境が必要です。
・商品の特性上、返品、キャンセルはできません。
免責事項
本商品及びこちら販売ページの情報は信頼できると思われる各種データに基づいて作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
本商品及びこちら販売ページで提供する情報を使って生じた不利益、損害に関し、当商品販売者及び情報提供元は、一切の責任を負いません。
変更履歴
■Ver 1.00 (2019年4月29日)
・リリース
■Ver 1.01 (2019年5月12日)
・サイクルラインの描画機能を追加
■Ver 1.02 (2019年5月15日)
・チャートに本インジケーターを複数使用できるようにパラメーターにIDを追加
■Ver 1.03 (2019年5月16日)
・Web認証コードに商品IDを追加
■Ver 1.04 (2019年5月17日)
・ファイル名を abcFX-CycleCounter から abcFX_CycleCounter に変更
■Ver 1.05 (2019年9月1日)
・ローソク足のカウント表示に間隔をあける機能追加
・ローソク足のカウント表示をローソク足から離す機能を追加
・インジケーター適用時にラインを選択状態に変更
・パラメーターのエラーチェックを追加
<追加されたパラメーター>
・テキストを表示するローソク足の間隔
・テキストをローソク足からPips離す
■Ver 1.06 (2019年11月5日)
・カウントをトップと最新のローソク足のみに表示する機能を追加
・ライン2が設定されたカウント値になるとアラートする機能を追加
<追加されたパラメーター>
・テキストをトップと最新のローソク足のみに表示
・アラートするカウント値 (0=無効)
・アラート音を再生
・アラート音
・アラートダイアログを表示
・通知を送信
・メールを送信
・メール件名
・メール本文
■Ver 1.07 (2019年11月11日)
・パラメータの名称を変更(フォント→テキストのフォント)
・パラメータの名称を変更(フォントのサイズ→テキストのフォントのサイズ)
・テキストを背景として表示する機能を追加
・ライン1を背景として表示する機能を追加
・ライン2を背景として表示する機能を追加
・テキストのトップをローソク足の上に表示する機能を追加
・表示する時間軸を選択できる機能を追加
<追加されたパラメーター>
・テキストを背景として表示
・ライン1を背景として表示
・ライン2を背景として表示
・テキストのトップはローソク足の上に表示
・表示する時間軸
■Ver 1.08 (2019年11月12日)
・ライン1の表示/非表示が機能しない問題を改修
・ライン2の表示/非表示が機能しない問題を改修
・カウント2番目以降のローソク足でトップを検索するように変更
■Ver 1.09 (2019年11月13日)
・「テキストをトップと最新のローソク足のみに表示」をtrueに設定するとトップのカウントが不正値になる問題を改修
・「テキストのトップはローソク足の上に表示」をtrueに設定するとトップのカウントが不正値になる問題を改修
■Ver 1.10 (2019年11月18日)
・ライン1とライン2を同時刻に設定するとサイクルラインが不正になる問題を改修
・パラメーターの名称を一部変更
・パラメーターの並び順を一部変更
・ライン1を背景として表示するパラメーターの初期値をtrueに変更
・ライン2を背景として表示するパラメーターの初期値をtrueに変更
・任意のカウント位置(初期値60)に垂直線(ライン3)を引く機能を追加
・任意のカウント位置(初期値80)に垂直線(ライン4)を引く機能を追加
・サイクルトップからライン2までの間にボトムが存在する場合は、ボトムのカウント表示とボトムから右側に水平線表示を行う機能を追加
<追加されたパラメーター>
・サイクルボトムを安値に固定
・サイクルボトムより右にあるライン2のテキストはローソク足の上に表示
・ライン3を表示
・ライン3のカウント位置
・ライン3のスタイル
・ライン3の幅
・ライン3の色
・ライン3を背景として表示
・ライン4を表示
・ライン4のカウント位置
・ライン4のスタイル
・ライン4の幅
・ライン4の色
・ライン4を背景として表示
・ボトムラインを表示
・ボトムラインのスタイル
・ボトムラインの幅
・ボトムラインの色
・ボトムラインを背景として表示
・ボトムラインを延長
・ボトムラインを延長しない場合の長さ
■Ver 1.11 (2019年12月21日)
・ライン2を任意のカウント位置(初期値80)に引く機能を追加
・ライン2をライン1に追従する機能を追加
・インジケーター適用時に、各ラインの選択/非選択を設定する機能を追加
<追加されたパラメーター>
・ライン2のカウント位置
・ライン2をライン1に追従
・ライン1を初期状態で選択
・ライン2を初期状態で選択
・ライン3を初期状態で選択
・ライン4を初期状態で選択
■Ver 1.12 (2020年2月19日)
・チャート上にローソク足のデータが存在しない場合にエラーになる問題を改修
・上記問題を改修した結果、Web認証がエラーの場合はラインが表示されなくなりました
・内部処理を一部見直し
■Ver 1.13 (2020年3月28日)
・時間軸が日足以上の時に、起点及び終点からサイクルラインがズレる時がある問題を改修
■Ver 1.14 (2020年7月8日)
・キー操作による表示/非表示機能を追加
・バージョン情報にアイコンを追加
・パラメーターのグルーピングタイトルを追加
・パラメーター名を一部変更
<追加されたパラメーター>
・表示切替キー
■Ver 1.15 (2020年10月22日)
・ボトムとトップに価格ラベルを表示する機能を追加
<追加されたパラメーター>
・価格ラベルの表示
・価格ラベルのサイズ
・価格ラベルの色
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