概要
MACDがプラス圏にあるのか、マイナス圏にあるのかをマルチタイムフレーム(MTF)で表示するMT4インジケーターです。
MACDは「短期平滑指数移動平均ー長期平滑指数移動平均」で計算されるため、移動平均線同士の乖離を見ている指標です。
MACDが0の場合は、短期と長期の平滑指数移動平均線がゴールデンクロスまたはデッドクロスしているポイントとなります。
そのため、MACDがプラス圏にある場合は上昇トレンド、マイナス圏にある場合は下降トレンドと見ることができます。
一つのチャート上に、全ての時間軸(M1, M5, M15, M30, H1, H4, D1, W1, MN)のMACDの情報を表示できます。
サブウインドウにMACDを表示する必要がないため、チャート領域が有効的に使えます。
MT4インジケーター「DMA3シグナル」、「DMA3 MTF」と併用するとディナポリ・チャートをMTFでモニターできるようになります。
下のチャートは、左上に全ての時間軸のMACDの情報を表示しています。強い下降トレンドが発生しています。
表示する時間軸はパラメーターで設定できます。
MACDの初期設定は、標準的な短期EMA12、長期EMA26、シグナル9となっています。
ディナポリMACDとして使う場合は、短期EMA8、長期EMA17、シグナル9に設定してください。
このインジケーターを使うと、時間軸を切り替えなくても一目でMACDの状態が確認できます。
表示する情報は、MACDがプラス圏にあるのか(MACD > 0)、マイナス圏にあるのか(MACD < 0)、0レベルにあるのか(MACD = 0)のシンプルな仕様です。
MACDの状態が変化すると、アラート音、アラートダイアログ、スマートフォンMT4プッシュ通知、メールでお知らせします。
MACDの状態変化の判定は、確定足の終値またはティック(現在足のヒゲ)が選択できます。
■Ver 1.00 (2019年8月10日)
・リリース
◆動作環境
OSは「Windows 10」をご利用ください。「Windows Server 2012/2016/2019」での動作は未確認です。インターネット接続環境が必要です。
◆免責事項
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