概要
3本のDMA(Displaced Moving Average)を使用してエントリーのシグナルを発信するMT4インジケーターです。
DMAとはディナポリ・チャートの移動平均線です。
ジョー・ディナポリ氏は、フィボナッチ級数の第一人者として世界的に有名なトレーダーで、その手法は絶大な支持を集めています。
DMAは、単純移動平均線(SMA)を現在より未来に先行させたものです。
パラメーターの設定で、通常の移動平均線3本としても使用できます。
3本のDMAを使ったトレード手法は有名ですが、3本のDMAを見ていると、どこがシグナルなのか分からなくなってきます。
このインジケーターを使用すると、シグナルが矢印で表示されるためエントリーポイントが明確になります。
ディナポリ・チャートでは3本の移動平均線を使いますが、 どれもDMAになっています。
短期DMA(3×3DMA)は、3SMAを3期間先行させます。
中期DMA(7×5DMA)は、7SMAを5期間先行させます。
長期DMA(25×5DMA)は、25SMAを5期間先行させます。
MT4インジケーター「DMA3 MTF」、「MACD MTF」と併用するとディナポリ・チャートをマルチタイムフレーム(MTF)でモニターできます。
下のチャートは、GBPJPYの4時間足チャートに「終値が3本のDMAの上抜け/下抜け」シグナルを表示しています。
シグナルが見事にトレンド転換と押し目/戻り目を捉えています。
短期DMAが青色、中期DMAが緑色、長期DMAが赤色です。
DMAは全ての時間軸で機能します。
機能
押しと戻しの終了
- 終値が短期DMAの上抜けでシグナルを発信(押しの終了)
(上昇方向のパーフェクトオーダーが条件として入れることができます) - 終値が短期DMAの下抜けでシグナルを発信(戻しの終了)
(下降方向のパーフェクトオーダーが条件として入れることができます)
トレンド転換の可能性
- 終値が長期DMAの上抜けでシグナルを発信
- 終値が長期DMAの下抜けでシグナルを発信
- 終値が3本のDMAの上抜けでシグナルを発信
- 終値が3本のDMAの下抜けでシグナルを発信
- 上昇方向のパーフェクトオーダーでシグナルを発信
- 下降方向のパーフェクトオーダーでシグナルを発信
売買シグナル
- 短期DMAと中期DMAのゴールデンクロスでシグナルを発信(買シグナル)
- 短期DMAと中期DMAのデッドクロスでシグナルを発信(売シグナル)
- 短期DMAと長期DMAのゴールデンクロスでシグナルを発信(買シグナル)
- 短期DMAと長期DMAのデッドクロスでシグナルを発信(売シグナル)
- 中期DMAと長期DMAのゴールデンクロスでシグナルを発信(買シグナル)
- 中期DMAと長期DMAのデッドクロスでシグナルを発信(売シグナル)
その他
- ショートカットキー(初期値[D]キー)で、表示/非表示が切り替え可能
- 最新シグナルのみを表示(チャートがスッキリ)
- シグナル発信でアラーム音を再生
- シグナル発信でアラートダイアログを表示
- シグナル発信でスマートフォンのMT4にプッシュ通知
- シグナル発信でメールを送信
- シグナルは、確定足の終値で判定
使用方法
短期DMAと長期DMAを利用したエントリーの方法を紹介します。
ここで紹介している以外にも、終値が3本のDMAの上抜け/下向け、パーフェクトオーダー、短期DMAと長期DMAのゴールデンクロスまたはデッドクロスなど、インジケーターの機能を活用したエントリーが可能です。
短期DMAを利用したエントリー
短期的な押し目を見つける場合には、ローソク足が短期DMAを割ったところが目安になります。一度割ってから再び短期DMAを上抜けしたのを確認してからエントリーします。
エントリーするときには、押し目の安値が確定しているため、その少し下にストップロス(損切り)を置きます。
中期DMAと長期DMAは、サポートやレジスタンスになりやすいため、押し目/戻り目の目安とします。
戻り目の場合も同じです。
長期DMAを利用したエントリー
長期DMAを終値で抜けてきた時、あるいは上向から下向きへ、下向きから上向へ転じた時は、トレンド転換の可能性があります。
マルチタイムの活用
日足や4時間足などで、エントリーチャンスを見つけた場合は、短期DMAの押しや戻りを待っていると利幅が少なくなってしまいます。
そのようなときは、時間軸を下げて、日足を4時間足に、4時間足を1時間足に変更して、同じように3本のDMAを見てみます。
その時に、短期DMAが押し目や戻り目であればエントリーのチャンスになります。
上位時間足から確認し、トレンドを見つけたら、時間軸を下げて短期DMAの押し目や戻り目でチャンスを待ちます。
■Ver 1.00 (2019年8月23日)
・リリース
■Ver 1.01 (2019年11月26日)
・移動平均線のプラス表示移動分が現在のローソク足から右側に表示されるように変更
・短期DMAの表示移動パラメーターをマイナス設定できるように変更
・中期DMAの表示移動パラメーターをマイナス設定できるように変更
・長期DMAの表示移動パラメーターをマイナス設定できるように変更
■Ver 1.02 (2020年4月21日)
・Ver 1.01の「移動平均線のプラス表示移動分が現在のローソク足から右側に表示されるように変更」で、移動平均の演算がシフトされていない問題を改修
・本改修で、移動平均線のプラス表示移動分が現在のローソク足から右側に表示されなくなりました
■Ver 1.03 (2020年4月29日)
・アラート表示の1行目に通貨ペアと時間足を追加
・短期DMAの表示移動パラメーターをマイナス設定できないように変更
・中期DMAの表示移動パラメーターをマイナス設定できないように変更
・長期DMAの表示移動パラメーターをマイナス設定できないように変更
■Ver 1.04 (2020年5月4日)
・パラメーターの名称を一部変更
・パラメーターのグルーピングタイトルを追加
・パラメーターのエラーチェック項目を追加
・キー操作の表示/非表示機能を追加
・アラートの時間足の表示「MN1」→「MN」に変更
・「終値が短期DMAの上抜けでシグナル」と「終値が短期DMAの下抜けでシグナル」のアラートメッセージが入れ違いの不適合を改修
・機能に影響しない処理を一部変更
■Ver 1.05 (2020年12月28日)
・バージョン情報にアイコンを追加
・アラートメールのタイトルに通貨ペアと時間足とメッセージを追加
・アラートダイアログのタイトルにメッセージを追加
・シグナルごとにシンボルと色とサイズを設定できるように変更
<追加されたパラメーター>
・終値が短期DMAの上抜けのシンボル
・終値が短期DMAの上抜けのシンボル色
・終値が短期DMAの上抜けのシンボルサイズ
・終値が短期DMAの下抜けのシンボル
・終値が短期DMAの下抜けのシンボル色
・終値が短期DMAの下抜けのシンボルサイズ
・終値が長期DMAの上抜けのシンボル
・終値が長期DMAの上抜けのシンボル色
・終値が長期DMAの上抜けのシンボルサイズ
・終値が長期DMAの下抜けのシンボル
・終値が長期DMAの下抜けのシンボル色
・終値が長期DMAの下抜けのシンボルサイズ
・終値が3本のDMAの上抜けのシンボル
・終値が3本のDMAの上抜けのシンボル色
・終値が3本のDMAの上抜けのシンボルサイズ
・終値が3本のDMAの下抜けのシンボル
・終値が3本のDMAの下抜けのシンボル色
・終値が3本のDMAの下抜けのシンボルサイズ
・上昇方向のパーフェクトオーダーのシンボル
・上昇方向のパーフェクトオーダーのシンボル色
・上昇方向のパーフェクトオーダーのシンボルサイズ
・下降方向のパーフェクトオーダーのシンボル
・下降方向のパーフェクトオーダーのシンボル色
・下降方向のパーフェクトオーダーのシンボルサイズ
・短期DMAと中期DMAのGCのシンボル
・短期DMAと中期DMAのGCのシンボル色
・短期DMAと中期DMAのGCのシンボルサイズ
・短期DMAと中期DMAのDCのシンボル
・短期DMAと中期DMAのDCのシンボル色
・短期DMAと中期DMAのDCのシンボルサイズ
・短期DMAと長期DMAのGCのシンボル
・短期DMAと長期DMAのGCのシンボル色
・短期DMAと長期DMAのGCのシンボルサイズ
・短期DMAと長期DMAのDCのシンボル
・短期DMAと長期DMAのDCのシンボル色
・短期DMAと長期DMAのDCのシンボルサイズ
・中期DMAと長期DMAのGCのシンボル
・中期DMAと長期DMAのGCのシンボル色
・中期DMAと長期DMAのGCのシンボルサイズ
・中期DMAと長期DMAのDCのシンボル
・中期DMAと長期DMAのDCのシンボル色
・中期DMAと長期DMAのDCのシンボルサイズ
<削除されたパラメーター>
・終値が短期DMA上/下抜けの矢印の色
・終値が短期DMA上/下抜けの矢印のサイズ
・終値が長期DMA上/下抜けの矢印の色
・終値が長期DMA上/下抜けの矢印のサイズ
・終値が3本のDMAの上/下抜けの矢印の色
・終値が3本のDMAの上/下抜けの矢印のサイズ
・パーフェクトオーダーの矢印の色
・パーフェクトオーダーの矢印のサイズ
・短期DMAと中期DMAのGCの矢印の色
・短期DMAと中期DMAのGCの矢印のサイズ
・短期DMAと長期DMAのGC及びDCの矢印の色
・短期DMAと長期DMAのGC及びDCの矢印のサイズ
・中期DMAと長期DMAのGCの矢印の色
・中期DMAと長期DMAのGCの矢印のサイズ
Ver 1.06 (2022年6月11日)
・現在足の右側にDMAの表示移動分のラインが表示されるように変更
■Ver 1.07 (2023年2月13日)
・終値が短期DMAの上抜けでシグナルの条件からパーフェクトオーダーを外す機能を追加
・終値が短期DMAの下抜けでシグナルの条件からパーフェクトオーダーを外す機能を追加
<追加されたパラメーター>
・終値が短期DMAの上抜けの条件にパーフェクトオーダーを入れる
・終値が短期DMAの下抜けの条件にパーフェクトオーダーを入れる
◆動作環境
OSは「Windows 10」をご利用ください。「Windows Server 2012/2016/2019」での動作は未確認です。インターネット接続環境が必要です。
◆免責事項
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