ジョー・ディナポリ氏は、フィボナッチ級数の第一人者として世界的に有名なトレーダーで、その手法は絶大な支持を集めています。人間が無意識のうちに38.2や61.2という黄金率を利用している点に着目し、これを先行指標としてトレードに活用するのが特徴です。
概要
ディナポリ手法「シングルペネトレーション」でトレードを行うためのMT4インジケーターです。
本インジケーターを使うと簡単にシングルペネトレーションのトレードができます。
エントリータイミングは、LINEとメールにチャートのスクリーンショットが送られますので、チャートを確認してエントリーできます。
毎時指定時刻に、LINEとメールにチャートのスクリーンショットを送信することもできます(月〜土6:55間毎時1回5分間隔で設定可能)
ディナポリ氏のトレードテクニックである「シングルペネトレーション」は、別名を「ブレッド・アンド・バター(天の恵み)」ともいい、比較的確率の高いトレード手法で急騰・急落があった後、そのトレンド方向の押し・戻りを拾います。
機能
- スラストが8以上になるとローソク足にカウントを表示
- 注文価格とS/Lの基準になるフィボナッチリトレースメントを表示
- フィボナッチリトレースメントの起点と終点は手動で調整可能(*1)
- T/Pの基準になる逆フィボナッチリトレースメントを表示
- シングルペネトレーション中であることを矢印で表示
- 注文価格とT/P、S/Lを表示(T/P、S/Lはpipsでも表示)
- S/Lに表示する価格のマージンを設定可能(61.8%から少し離れた価格で表示可能)
- 過去のスラストカウント、注文価格、T/P、S/Lを表示(過去検証ができます)
- エントリータイミングをアラートで通知
- アラート音を再生
- アラートダイアログを表示
- アラートは、スマートフォンのMT4にプッシュ通知
- アラートは、チャートのスクリーンショットをLINEに通知
- アラートは、チャートのスクリーンショットをメールに送信
- 毎時指定時刻に、LINEとメールにチャートのスクリーンショットを送信(月〜土6:55間毎時1回5分間隔で設定可能)
移動平均線の種別(単純移動平均/指数移動平均/平滑移動平均/加重移動平均)や期間、フィボナッチリトレースメントのレベル値などがパラメーターとして自由に設定できるので、いろいろとアレンジしたトレードが可能です。
*1:時間足を変更した場合は、インジケーターが初期化されますのでもとの位置に戻ります。
トレード手法
シングルペネトレーションのトレード手法を簡単に説明します。分からないことがあっても注文以外はインジケーターが全て自動で行うので安心してください。
下のチャート(EURJPY 4時間足)で説明します。
急騰中に移動平均線(緑)を割ってきたら、フィボナッチリトレースメント38.2%(橙)で買い注文します。ストップロス(S/L・損切)は61.8%(橙)で、テイクプロフィット(T/P・利確)は逆フィボナッチリトレースメント61.8%(青)です。シンプルです。
BUY:122.449 フィボナッチリトレースメント38.2%(橙)
S/L :122.182 フィボナッチリトレースメントの61.8%(橙)
T/P :122.649 逆フィボナッチリトレースメント61.8%(青)
実際のリアルトレードの結果です。約20pipsの利益になりました。(スプレッドは除く)
レートが、BUYのラインを一旦下抜け(またはタッチ)した後の戻りを確認してからのエントリーが安全です。(レートがBUYとS/Lの間にある時に逆指値注文、またはBUYを上抜けした時に成行注文)
S/L以下になった場合は、エントリーを見送ります。
損切り注文は、S/Lの少し下に設定します。パラメーターで、チャート左上のS/Lに表示するマージンを設定できます。
売り注文はこの逆パターンになります。
シングルペネトレーションはトレンドフォロー型です。強いトレンドの継続の後に、一旦の押し戻しが入り、その反発した一部分を抜き取るという保守的であり高確率な手法になります。
エントリーのタイミングで、S/Lが明確に決まっているため、初心者にもお勧めのトレード手法です。押し・戻りが確定するとT/Pも決まります。
S/Lが明確になっていると、注文ロットがコントロールできるため資金管理上有利になります。例えば、今回はS/Lが20pipsなので資金管理上許容範囲の1万通貨でエントリーするなどが事前に決められます。
シングルペネストレーションは、シンプルなトレード手法ですが、多くのトレードチャンスを見つけようとすると、多通貨ペアを複数の時間軸で同時にモニターする必要があります。フィボナッチリトレースメントを引き直して、エントリー条件が成立しているのかチャートごとに判断する必要があり、多大な労力が必要です。手法はシンプルなのに手間が掛かります。
本インジケーターを使うと注文以外は、全て自動で行います。
フィボナッチリトレースメントを自動で引いて、シングルペネストレーションの条件が成立していると矢印が表示されます。
シングルペネトレーション中のベストな注文タイミングでアラーム音の再生、アラート表示、スマートフォンMT4にプッシュ通知とメールを送信します。注文価格とT/PとS/Lが通知されるため、席を外していても、外出していてもエントリーのチャンスを逃しません。
詳しい仕様や使い方については、こちらのページから
ディナポリ手法「シングルペネトレーション」のリンク先をご覧ください
注意事項
・本インジケーターはMT4用です。
・本インジケーターはWeb認証が必要です。登録されたMT4口座以外では使用できません。
・Web認証の登録口座は変更できます。
・OSは「Windows 10」または「Windows 11」をご利用ください。
・Macでの動作は対象外とさせていただきます。
・インターネット接続環境が必要です。
・商品の特性上、返品、キャンセルはできません。
免責事項
本商品及びこちら販売ページの情報は信頼できると思われる各種データに基づいて作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。本商品及びこちら販売ページで提供する情報を使って生じた不利益、損害に関し、当商品販売者及び情報提供元は、一切の責任を負いません。
変更履歴
■Ver 1.00 (2019年6月29日)
リリース
■Ver 1.01 (2019年8月13日)
・チャートの左上に表示するコメントのパラメーターを追加
・注文ラインでアラートの表示機能を追加
・通知及びメール本文の情報を追加
<追加されたパラメーター>
・注文情報の色
・注文情報のフォント
・注文情報のフォントサイズ
・注文情報のコーナー
・注文情報のX座標
・注文情報のY座標
・注文情報の行間隔
・注文ラインでアラートを表示
■Ver 1.02 (2020年7月12日)
・キー操作による表示/非表示機能を追加
・LINE通知機能を追加
・インジケーター独自のメール機能を追加
・バージョン情報にアイコンを追加
・パラメーターグルーピングタイトルを追加
・パラメーター名を一部変更
・フィボナッチの表示設定に逆フィボナッチが連動するように変更
・アラートのフォーマットを一部変更
・情報表示のデフォルト設定を一部変更
・スラストカウント色のデフォルト設定を一部変更
・内部処理を最適化
<追加されたパラメーター>
・表示切替キー
・情報は常時表示
・BUYアラートのメッセージ
・SELLアラートのメッセージ
・LINEに通知
・LINEアクセストークン
・LINE通知にチャートを付ける
・(LINE)スクリーンショットの幅(ピクセル)
・(LINE)スクリーンショットの高さ(ピクセル)
・LINEにチャートを通知するキー
・LINEにチャートを定時通知
・メールを送信
・メールにチャートを付ける
・(メール)スクリーンショットの幅(ピクセル)
・(メール)スクリーンショットの高さ(ピクセル)
・メールにチャートを送信するキー
・メールにチャートを定時送信
・SMTPサーバー
・SMTPポート番号
・SMTPログインID
・SMTPパスワード
・SMTP発信元
・SMTP送信先
■Ver 1.03 (2020年8月15日)
・アラートの条件に1本前のローソク足の「安値(高値)」が注文価格の下(上)にある場合を追加
<追加されたパラメーター>
・アラートは1本前の終値で判定
■Ver 1.04 (2020年8月16日)
・過去のBUY、SELL、T/P、S/Lをラインで表示する機能を追加
■Ver 1.05 (2020年9月1日)
・同じシングルペネトレーションではアラートを1回に限定する機能を追加
■Ver 1.06 (2021年2月3日))
・abcFX_SinglePenetrationのパラメーター「SMTPサーバー」を「smtp.gmail.com」に変更)
・abcFX_NotifyLibraryをGmailに対応
■Ver 1.07 (2021年2月7日)
・内部処理を最適化
■Ver 1.08 (2021年3月7日)
・フィボナッチの起点となる安値/高値を最適化
・アラート表示の内容を一部変更
・LINE通知を最適化
・メール送信を最適化
<追加されたパラメーター>
・フィボナッチの起点検索バー数
■Ver 1.09 (2021年3月10日)
・フィボナッチの起点と終点を変更できる機能を追加
・内部処理を最適化
<追加されたパラメーター>
・フィボナッチは選択可能
・フィボナッチは選択状態
■Ver 1.10 (2021年12月24日)
・情報表示のT/P値がパラメーター「逆フィボナッチのレベル1値」を反映していなかったため改修
■Ver 1.11 (2022年2月8日)
・表示切替キーの非表示状態で、通貨ペアまたは時間足を切り替えたときにラインが表示されてしまう問題を改修
・表示切替キーで表示状態に切り替えるときに、パラメーター「移動平均線を表示」が「false」のときにラインが表示されない問題を改修
・表示切替キーの非表示状態で、パラメーター「情報は常時表示」を「true」に変更したときに情報が表示されない問題を改修
■Ver 1.12 (2022年5月15日)
・移動平均線をプラス側に表示移動した分が表示されるように変更
■Ver 1.13 (2022年8月6日)
・LINE通知の暗号通信プロトコルを変更
■Ver 1.14 (2022年11月19日)
・パラメーター「アラートは1本前の終値で判定」が「false」の場合、1本前の足の安値がBUYラインを下抜けし、現在足がBUYラインを上抜けしたタイミングでアラートしていたのを、現在足の安値がBUYラインを下抜けしている状態で、ライブレートがBUYラインを上抜けしたタイミングでアラートするように変更。SELLについても同様に変更。
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