Pound君 Hige Hunter

Pound 君 Hige Hunter のご紹介 概要 １．ゾーントレードの髭狩りに特化したインジケータです。 ２．名前を「Pound 君 Hige Hunter」と名付けました。 ３．高値圏で、上髭の長いピンバーが出現したら下向きの矢印サインが出ます。 ４．安値圏で、下髭の長いピンバーが出現したら上向きの矢印サインが出ます。 ５．高値圏での十字線、安値圏での十字線でも、それぞれ矢印サインが出ます。 ６．一旦高値圏に入り、その価格が下がり始めた所で、上髭ピンバーか十字線が出現したら、斜め下向きの矢印サインが出ます。 ７．一旦安値圏に入り、その価格が上がり始めた所で、下髭ピンバーか十字線が出現したら、斜め上向きの矢印サインが出ます。 ロジック １．ストキャスティクスが 90 以上で、上髭ピンバーが出たら下向き矢印 ２．ストキャスティクスが 90 以上で、十字線が出たら下向き中抜き矢印 ３．ストキャスティクスが 10 以下で、下髭ピンバーが出たら上向き矢印 ４．ストキャスティクスが 10 以下で、十字線が出たら上向き中抜き矢印 ５．ストキャスティクスが一旦 90 以上になり、その後 90 ラインを割り込んで 80 以上の位置で上髭ピンバーか十字線が出たら、斜め下向き矢印 ６．ストキャスティクスが一旦 10 以下になり、その後 10 ラインを越えてきて 20 以下の位置で下髭ピンバーか十字線が出たら、斜め上向き矢印 ７．髭ピンバーの定義 ローソク足の髭部分が実体部分の５倍以上ある場合、髭ピンバーと見なします。 上髭が下髭より長い場合に上髭、下髭が上髭より長い場合に下髭とします。 パラメータの入力 基本は、５分足チャートにインジケータを導入します。 （他の時間足でも、もちろん機能します。） １．矢印の色 インジケータ導入時に【色の設定】タブで、矢印の色と大きさを変更できます。 ２．HIGE_F ローソク足の髭部分と実体部分の比です。これ以上の髭率でピンバーと見なします。 デフォルト設定は５です。（髭部分が実体部分の５倍以上） 係数を上げるとサインは出にくくなります。係数を下げるとサイン数が増えます。 ３．STC ％K 期間 ストキャスティクスの％K 期間設定 割と長めに設定した方が良いです。目安としては、ローソク足の動きを波動と見なして、その波長（頂点から次の頂点までのローソク足の数）を入力します。 デフォルト設定は５２になっています。 ４．STC_U_TH ストキャスティクスの上側閾値 これ以上で高値圏に入ったものと見なします。 デフォルト設定は９０です。 ５．STC_L_TH ストキャスティクスの下限閾値 これ以下で安値圏に入ったものと見なします。 デフォルト設定は１０です。 ６．STC_U_BORDER ストキャスティクスの上側範囲下限 レートが頂点からやや下げてきた時のピンバーと十字線を検出します。 三尊（トリプルトップ）の肩を狙う考え方です。 デフォルト設定は８０です。 ７．STC_L_BORDER ストキャスティクスの下側範囲上限 レートが底からやや上げてきた時のピンバーと十字線を検出します。 逆三尊（トリプルボトム）を狙う考え方です。 デフォルト設定は２０です。 ８．ATR_F 矢印の描画位置（ローソク足との距離）を指定する係数です。 数値が大きいほど、矢印の位置がローソク足から離れて表示されます。 デフォルト設定は１．０です。 ９．Win_F 動作を重くしないために、矢印の計算範囲を Window 幅の５倍までに制限しています。それ以 上の過去では矢印が表示されません。 もし、表示範囲を増やしたい場合は、この数値を増やしてください。 デフォルト設定は５です。 注意事項 矢印が出たからと言って、直ぐにエントリーしないでください。 必ず、上位時間足を見て、相場の流れや位置関係を把握してからエントリーします。 上手くヒットした場合は、強力なツールになると思います。 特に、レンジ相場の逆張りに使うと相性が良いです。 実際の例 (1) HIGE_F=5 ,(通貨ペアは GBPAUD 5 分足) 高値、安値の髭を上手く捕らえています。 (2) HIGE_F=2 係数を変えると、矢印の数が増えます。 (3) 上昇途中のショート狙い トレンドの流れに逆らった方法なので、あまりお勧めはしませんが、こういう使い方もできるという事例です。押し目の下げ開始点を上手く捕らえています。エリオット波動の第 2 波、第４波を取りに行く感じです。 (4) 少し長めの期間（デフォルトのパラメータ） (5) パラメータを、HIGE_F=2, STC_%K 期間=200 に変更したもの。 天井と底を上手く捕らえています。 (6) レンジ相場で使うとピタリと機能します。 特に、移動平均線(EMA200)のラインが水平に寝ていて、移動平均線(EMA20)と絡み合う状態になっていると、ローソク足の天井から底まで（底から天井まで）、しっかり取れます。EMA200,EMA20をチャートに同時表示させておくと良いでしょう。(下図で水色ラインが EMA200 黄色が EMA20） （AUDNZD 5 分足、パラメータは、STC %K を 170 に設定しただけです。） 5 分足のデイトレードで、単純に矢印に従って、買い、ドテン売り、ドテン買い、手仕舞いを行った場合、約 107pips の利益幅が取れたという事例になります。 (7) 1 時間足などの長い足でも有効です。 EUDUSD 1 時間足、パラメータはデフォルトのまま チャートの期間は、2020 年 4 月 2 日から 5 月 11 日。ローソク足の山の頂点と谷の底で矢印が出ています。