8通貨強弱インジケーター(Octa-Currencies)
【主な特徴】
主要8通貨(ドル、ユーロ、ポンド、円、フラン、豪ドル、カナダ・ドル、ニュージーランド・ドル)の強弱をサブチャートに表示するインジケーターです。
8通貨の強弱を比較表示するだけに留まらず、ボタン操作で簡単に表示通貨を選べるので、1つの通貨の強弱トレンドを観察したり、少数の通貨に絞った強弱比較・分析なども可能です。
開始日時と終了日時の両方を固定したチャート表示もできるので、過去のエントリーを多面的に分析する時などに重宝します。
本インジケーターは、正確にチャートを描くために以下の7通貨ペアを利用します(ver.3以降)。
EURUSD、GBPUSD、USDJPY、USDCHF、AUDUSD、USDCAD、NZDUSD |
今までのバージョンは多くの通貨ペアの組み合わせ情報が必要でしたが、ver.3より参照する通貨ペアの数を絞ったとしても某FX証券会社の「通貨の強弱チャート」と同様の結果を得られるように改良しました。その上で7通貨の強弱チャートから、8通貨の強弱チャートになりました。
これによりPCの負担を軽減し、より多くのFX証券会社で動作可能となりました。
もしご利用のFX証券会社で上記の通貨ペアが足りない場合は、デモ口座でも構わないのでこれらの通貨ペアが利用可能なFX証券会社の環境でご利用ください。
【これがあると何が便利?】トレーダーが通貨の強弱を判断するために使っているポピュラーな方法として、MT4のチャートグループに通貨ごとのグループを作り、それらを切り替えながら、強弱を判断している方が多いと思います(下図はその例)。
ですがこの方法では、トレンドは読み取れても変化の大きさを数値で比較することは困難ですし、チャートが上がれば通貨が強くなっていると判断するのか、チャートが下がれば通貨が強くなっていると判断するのかを間違えないように読み取り、最後は総合判断するという煩雑な作業が必要です。
しかも繰り返しになりますが、それらの判断は数値を使わないため、結局は「勘」頼りです。
今回のインジケーターは通貨の強弱判断やトレンド分析にかけるトレーダーの負担を軽減し、トレード対象としたい動きの大きい通貨ペアの選定を強力にサポートしてくれます。
チャートの開始時刻および終了時刻は、パラメータ指定または開始時刻の縦線をマウスで前後させることで変更することができます。
例えばロンドン市場の時間帯に入り、大きなトレンドが始まってからの通貨の強弱を比較したい、といったような場合にチャート開始時刻を移動させて、手軽に比較できるので重宝します♪
某FX証券会社さんのラボにも同様のチャートは掲載されていますが、さらに何点か改良して使い易くしました。
【改良点】
- 手元のMT4で計算するため、最新の時刻まで遅延なく表示可能
- 強弱チャートの開始時刻を変更可能にした。
- 強弱チャートの終了時刻を変更可能にした。
例えば過去のトレード結果を通貨の観点で分析・評価可能(v2.0以降)
※変更する場合、パラメータ「チャート終端を最新時刻まで描画」を falseにして下さい
- 比較したい通貨に絞ったチャート表示が可能(通貨ボタンでON/OFF)
- 1分足から1時間足の間で動作(v2.0以降)
- 価格変動率は単純合計と通貨流通量での加重平均をサポート(ボタンで切替え)
- PCの負担軽減(v3.0以降)
- 通貨のチャート横のラベル表示はON/OFF可
- もちろんチャート色はお好みにカスタマイズ可能
2021年6月4日、ロンドン市場がオープン(サーバー時刻10:00 →日本時刻16:00)。
強弱チャートによれば、この日の東京市場は全体的に動きが小さく、上昇中の豪ドル(AUD)は良いとしても弱含みの通貨は小差であり、そんな中で最も弱いユーロ(EUR)やスイスフラン(CHF)よりは、9:00(日本時刻15:00)頃から下げ基調の始まった米ドル(USD)が気になるところ。
強弱チャートからオージ・ドル(AUDUSD)に目を移すと、昨晩のニューヨーク市場からずっと小動きでこの通貨ペアのみでは目立った動きはないが、 直近のドル下落に伴いレンジをやや上抜け始めており、そもそも前日東京市場からニューヨーク市場まで一貫して下げてきたので半分くらいは揺り戻しがあっても良いと考え、BUYでエントリー。
前々日高値から前日安値までの50%やや手前に利確ポイントを設定し、結果的には27pipsで利確。
※個人情報はマスキングしています。またインジケーター名をCurrency Strengthから OctaCurrenciesに変更しました。ご容赦下さい。
終わってみれば、この日、オージ・ドルが最も伸びた通貨ペアとなりました。
【パラメータ設定(カッコ内はデフォルト値)】
MoveEnd | (true) | : | チャート終端を最新時刻まで描画 |
BeginMonth | (0) | : | チャート開始月(サーバー時刻、0の場合は本日)- 市場が止まる土日はマウス操作でのチャート表示時間変更が受け付けられないため、以下のパラメータを変更して見たい時間帯のチャートを表示させて下さい。 |
BeginDay | (1) | : | 同、日 |
BeginHour | (0) | : | 同、時 |
BeginMin | (0) | : | 同、分 |
EndHour | (23) | : | チャート終了時(MoveEnd「最新時刻まで描画」がfalseの時、有効となる) |
EndMin | (59) | : | 同、分 |
CurrTag | (true) | : | 通貨ラベルを表示 |
LogGraph | (true) | : | 対数グラフ |
HLineAt0 | (true) | : | 0.000で水平線とラベルを表示 |
BeginVL | (青色) | : | チャート開始地点の縦線の色 |
EndVL | (緑色) | : | チャート終点の縦線の色 |
- MT4のインストール方法やインジケーターのインストール方法と言った基本的な使い方は、Gogojungleさんの用意している以下の説明をご覧下さい。
インジケーターの設定方法、インジケーター設定マニュアル
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