重要な数値とその意義
必要証拠金
必要証拠金は、取引を開始するために必要な最低限の資金です。この金額を把握することで、自分の資金でどれくらいの取引ができるかを事前に知ることができます4。レバレッジ
レバレッジは、少ない資金で大きな取引を行うための倍率です。例えば、10万円の資金で100万円分の取引を行う場合、レバレッジは10倍となります2。レバレッジが高いほど、利益も損失も大きくなる可能性があるため、慎重に設定する必要があります。証拠金維持率
証拠金維持率は、現在の取引を維持するために必要な資金の割合を示します。この率が低下すると、強制的に取引が終了する(ロスカットされる)リスクが高まります。1pipsあたりの損益
1pipsは為替レートの最小単位で、この変動で得られる利益や損失を把握することが重要です。例えば、1000通貨の取引で1000pips(1円)の変動があれば、1000円の損益が発生します3。ストップロスの割合
ストップロスは、損失を一定額に抑えるための設定です。全体の資金に対して適切な割合でストップロスを設定することで、大きな損失を避けることができます。事前把握の重要性
これらの数値を事前に理解し、適切に設定することで、以下のメリットがあります:- リスク管理:過度なレバレッジや大きすぎるポジションを避けることができます。
- 資金管理:自分の資金に見合った取引規模を選択できます。
- 感情的な判断の回避:事前に決めたルールに従うことで、冷静な判断が可能になります。
- 長期的な取引の継続:大きな損失を避けることで、長期的に取引を続けられます。
初心者の方は、これらの数値の意味を理解し、少額から始めて徐々に経験を積むことをおすすめします。また、取引プラットフォームの機能を活用して、これらの数値を常に確認しながら取引を行うことが大切です15。
- 初心者から上級者まで -
AutoLineTradeはMT4での煩雑な操作やトレードする上での複雑な判断から解放され、直感的な操作ができる ユーザー補助(裁量補助)EAです
MT4版
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あなたのトレードを支える11大機能
その1 プロの損切が自動でできるProfessionalEq資金管理機能
AutoLineTradeは、裁量トレードでも、パーセントを設定して損切りできるProfessionalEqという資金管理機能を内蔵しています。
これにより、あなたが初心者であっても、難しいリスク管理を自身で行う必要はなく、当EAが肩代わりすることが可能です
ProfessionalEq
とは相場で退場させられることからあなたを守るプロのみが持ちうる厳格な資金管理を自動化した機能です
例えば、プロップファームで必要な一日の損失率を設定することにより、自動的に損失が広がる前にロスカットされるので、あなたの大切な資金をProfessionalEqでしっかり護ります
まさに守護神
個人投資家においてもProfessionalEqを使えばプロと同じような資金管理マインドでストレスなく一日の損失率をあなたが決めた範囲内に収めることができます。
「一日の損失率限界」が来る前に強制ロスカットによって資金を守ります!
ProfessionalEqの機能も万能ではありません。相場のボラティリティが高い時間帯にゴールドやポンド円などの動きの激しい市況では、スリッページが発生しやすく、たとえ証拠金維持率が十分(証拠金維持率1500%程度)であっても瞬間的に損失率が3%を超える場合があります。そのようなハイボラティリティの場合は、一日の最初のトレードで2パーセント程度の損失が出たら、その日のトレードはしないようにしましょう
また指標をまたぐトレードは、上記の理由から非常に危険です。必ず指標前にはトレードをやめる決断が必要です
上記の注意点を守った上で当EAを活用していただければ、一日の損失率を超えて損失玉をそのままにし、強制退場させられてしまう、うっかりミスの心配から解放されます。 ヒューマンエラーの防止、トレードの効率化を図れます
その2
AutoLineTradeは
分析が簡単にできます
マルチタイムフレーム分析に便利な高度な分析機能
各時間足ごとにボタンを押すだけで簡単にフィボナッチリトレースメントを設置できる
AutoLineTradeで引かれたフィボナッチリトレースメント(以降フィボナッチ)は画面左下にあるツールボックスからFIBONACCIボタンをクリックすることで、今見ているチャートの高安を考慮してフィボナッチを設置してくれます
一度設置したフィボナッチは手動で微調整することも可能。もう一度、クリックすれば即消去されます。どこにフィボナッチを設置しようか、どのように設置しようかといった迷いから解放されます
フィボナッチに加えてトレンドの把握やレンジがいつまで続くのか等の分析に利用できる線形回帰チャネルも各時間足ごとに描くことができます。実際に使用してみると、トレンドが時間足ごとにどのように推移しているのか一目で確認できました。たとえは下位足の細かな波動がより大きい時間のどの部分の値動きなのか、たとえて言うと植えられた植栽のように非常に限られた範囲から森さらには大地のように広い範囲の物事の有様を俯瞰するように、トレードにおいてもミクロからマクロまでを視覚的に把握できます。
その3
MT4の不便な操作性が
高機能を凝縮してシンプルな操作性に、時間短縮とストレスフリーを体感
①MT4上でトレードする上でストップロスや利確ラインをセットするのに不便に思われたことはありませんか?AutoLineTradeでは、あらかじめEA設定で決めたストップロス値(以降 SL )、利確のためのテイクプロフィット値(以降 TP )をどんな建玉に対しても自動で付加します。
②便利なスライダー 後からSL値やTP値を変更できるスライダーは移動させると、現在価格からのピプス数や、損益は何円なのか、何パーセントなのかを表示。設置場所が決まったら確定ボタンを押すとその場所へSL、TPの設置が完了します
③売買に便利な機能をひとまとめにしたツールボックス インテリジェント売買ボタンはツールボックスのBUY SELLボタンを押すとあらかじめEA設定で決めておいたロット数を分割してエントリーさせることが可能です。ロット上限になるとロットオーバー表示がなされそれ以上押してもエントリーできなくなります。これにより節度あるトレードが可能です
④オートロット機能 EA設定のリスクパーセント指定とストップロス値により資金の総額より何パーセントのリスクをとってトレードするかを指定できるので、資金の大小にかかわらず常に一定のリスク比率でトレード可能です。例えばプロップファームの各プランで資金の額が異なる場合でも、ロット数を手計算して設定する煩雑な作業から解放されます。加えて資金が増えていくに従いロット数も徐々に増加していくので複利効果も生まれます。一石二鳥の効果を得ることができます。プロップファームでは、ロット管理が大切になります。 0.5パーセント(デフォルト設定値)としておくことで危険なハイレバ取引とは無縁な取引が可能になります。
⑤エントリーとともに建玉を手じまいする各種クローズボタン 利益玉のみをクローズするPROFIT CLOSEボタン、利益の小さい玉をクローズするSMALL CLOSEボタン、損失玉のみをクローズするLOSS CLOSEボタン、建玉しオープンした玉のみ手じまいするOPEN CLOSEボタン、待機玉のみクローズするWAIT CLOSEボタンを搭載 中でもPPROFIT CLOSEボタンは使用頻度高めです。使ってわかるこの便利さをあなたも味わってみてください
⑥MT4で、時間足切替ボタンを押すとどこかわからない場所に移動してしまう、こんな経験でストレスを感じていませんか?AutoLineTradeでは、時間足移動が格段に楽になる、マウス移動なし 快適時間足切替ボタンを搭載。 クリックする場所からマウスを移動させることなく、次々と時間足を切り替えできます。推薦設定を使用すれば、切り替えるたびにチャートの先頭を表示します。
ラインでエントリーを考えたことはありませんか?AutoLineTradeではラインをロング用ショート用に自動エントリー、クローズできるラインを各時間足ごとに最大18本も設置が可能です。設置にあたり、S LINEボタン、L LINEボタンをクリックするだけでチャート高値安値の場所に設置され、後はラインを任意の場所に移動させ設置するだけです。ラインの末端には、ラインの機能を表すライン名表示がされ、ライン色などは自動的に設定されます。ラインの機能は、同じS LINE、L LINEボタンを押すたびに切り替わります。
S LINEのボタンを一回押すと、トマト色の伸縮・移動が自在なラインがチャートの高値に設置されます。同時にツールボックスでは操作するたびに結果の完了通知が表示されます。この時のラインの機能は、ラインにタッチすればL玉をクローズします。
次にS LINEボタンを押すと、ラインにタッチすればS玉をエントリーします。この時にエントリーするロット数はEA設定で分割したロット数になります。他の時間足にもう一本Sタッチエントリーラインを設置すれば、ロットの分割数に応じて、ラインに価格がタッチすればエントリーすることができます。また、L玉がタッチすれば クローズします。
ボタンを3度押すと、時空エントリーとL玉のタッチクローズになります 時空エントリーとはラインに価格が触れてから1時間後にラインより価格が下の場合S玉をエントリーさせるというものです。東京ボックスと呼ばれるドル円等クロス円で有効な戦略として、市場が切り替わる前のタイミングでこのラインを設置しておけば、後に続く相場の流れに乗ることが容易にできます。
もう一度ボタンを押すと、ラインは消去されます
その5
①建玉する前に分割されたロット数、何分割か、必要証拠金、レバレッジ、これらの条件でエントリーしたときの証拠金維持率、1Pipsあたり利益、EA設定でのTP値、SL値とそれらの全体に対するパーセント、金額、必要勝率、リスク・リワード値、そしてこれらの設定時のバルサラの破産確率を表示する設定インフォパネル。
②加えて、建玉時には、リアルタイムで上で列挙した項目を表示する、現在インフォパネル。
③本日の結果を表示する、本日インフォパネル、その日に獲得したpipis数、トレード数、勝数、勝率、損益比 をL玉S玉ごとに表示します
④建玉時に、現在の建玉状況を表示 ロット数、分割数と何分割目なのか表示、現在損益をpipsで表示。金額表示を見ないことがトレード実績に有効といわれています。ただし、今後変更の可能性あるかもしれません。
その6
売買の実績を一覧表示するレポートパネル
レポートパネルは表示機能のほかに、表示期間を変更できるボタン機能が付与されています。本日の実績から、クリックするたびに、昨日の実績、三日前の実績、今週の実績、10日間の実績、今月の実績、3か月の実績、全期間の実績、指定期間の実績と切り替わります。指定期間の実績は、チャート上に2本の紫色の垂直線が引かれ、それぞれを任意の場所へ移動させることで、その期間の実績を確認することができます。
実績の表示内容は、初期証拠金、純益、総利益、総損失、プロフィットファクター、期待利得、絶対ドローダウン。相対ドローダウン、総取引数、売りポジション数と勝率、買いポジション数と勝率、最大勝トレード、最大負けトレード、平均勝トレード、平均負けトレード、平均連勝数、平均連敗数、最大連勝(金額)、最大連敗(金額)、最大連勝(トレード数)、最大連敗(トレード数)、獲得pips(機能追加予定)となります。これらの結果をファイルに書き出しが可能になります。file書き出し機能は、現在未搭載、搭載予定あり、搭載予定時期は未定となります。今後にご期待ください。
その7
売買履歴をチャート上に表示 以前売買した玉のトレード履歴を確認したいときは、画面右下にある、ALLOW&LINEボタンを押してください。一回押すと、現在建玉している場合のエントリー位置に▶マークを表示します。2回クリックすると、過去に取引した玉のエントリーからクローズした箇所に点線(買いはピンク・売りは青)を描画します。さらにもう一回クリックすると、売買30分ごとに区分けして売買月日、獲得ピップス、獲得金額、ロット数、ストップロスに当たってクローズした場合「SL」と表示されます
表示例 12/20 22:55 - 0:05 11.1pips 4551.0JPY 0.41Lot [sl]
その8
シフトチャートモード チャートの値動きを時間軸をとおして追える機能です。例えば1時間足の動きをもっと精緻に見たい場合1分足チャートの同じ場所を見ることができます。この機能を呼び出す方法は、快適時間足移動ボタンの真ん中にある、現在の足ボタンをクリックするだけです。クリックすると、ゴールド色の垂直線が表示されます。この線を任意の場所に移動させて、時間足移動ボタンを押して任意の時間足チャートを表示させることで可能になります。
シフトチャートモード中は、マウスカーソル下の年月日時間分、曜日を表示します。この機能はマルチ時計の文字上をクリックしてもご利用になれます。
もう一度、現在の足ボタンを押すと直線は消去され、マウスカーソル下の表示も元の時計にもどります。
その9
マルチ時計
通常の時計表示において次のように表示されます
12/23(月)1:00:05
USD JPY
時間の節目5分前に赤色表示(普段はゴールド色)になります。また、さらに意識すべき節目の時間に、時計色は赤いの点滅に変わりその時間が重要であることをお知らせします。
文字上をクリックすると、マウス下の日時等を表示し、もう一度クリックすると解除されます。
その10
スプレッドおよび、手数料をピプス換算で表示
隠された損益分岐点を建玉中に確認することができます
その11
画面左ツールボックス上の●印をクリックすると、ツールボックス、各インフォパネルを移動することができ、もう一度クリックすると、その位置に固定されます。また、このモード時には、チャート中央に、フォント大小切替ボタン、テンプレートボタンが表示されます。現在のバージョンではテンプレートの種類は2種類です。このボタンは押す前のチャートの色やスタイルを記憶していていますので、テンプレートを次々と変えていきまた、元に戻すことが可能です。(電源が切れたり、MT4を再起動したりするとメモリーが消去されます)
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高精度な分析を可能にするオートライン機能
ライン関連の機能は分析用線形回帰チャネルおよび水平線でのエントリー、イグジットラインの探索、およびラインで自動トレードできるオートライン機能
価格は確率的に一定の範囲内で変動し、時間経過に伴い線形回帰直線に沿って動く傾向があります。価格が線形回帰直線に近いほど存在確率が高く、離れるほど存在確率が低くなります。価格は時間が経つと回帰チャネルから逸脱しますが、これは100%の確率で起こり、逸脱のパターンは様々です。
価格の動きが線形回帰直線の傾きと同じ方向で大きくなると相場の行きすぎを示し、線対称の方向に動くとトレンド転換または平行レンジに移行します。上昇相場では、チャネルの上方向に突き出した価格は戻る確率が高く、下方向に突き出した価格は戻らない確率が高いです。
トレンド転換の時期はエリオット波動理論によれば、最初の起点からジグザグの頂点を数えて6点目で起こることが多いです。フィボナッチエクスパンションやフィボナッチリトレースメントを用いて到達価格と時期を推定することも可能です。
このように、線形回帰チャネルを使用することで、価格と時間を考慮した分析が可能となります。
今まで相場の動きを上げ下げでしか見れてなかった方も、チャネルの値幅をもとにして適切な位置、時間でのエントリーとイグジットが可能となり、少ないロット数で利益を最大化することができるので、リスクの少ないトレードを行うことができます。
みなさんがこれらのツールを使用しておられれば線形回帰分析はより強固な根拠を提供してくれるので、心強い助っ人になってくれることでしょう。
線形回帰分析は相場分析でもっと注目されていもいい分析法だと思います。
ボタンを押すだけで高精度な分析
これまでさまざまなインジケータが出回ってきました。しかし、真に勝てるトレーダーがそれらを使ってトレードしているのかというと答えはNoです。
フィボナッチ分析トレンドライン、ライントレード
当EAでは線形回帰チャネルで線形回帰分析を行います。
線形回帰分析は、最小二乗法により直線を導き、将来もその直線に沿って動くことを予測するものです。しかし、価格は近似直線から離れていきます。そして、未来には、かならず一定の幅から外れていくのです。この性質を相場に応用します。
このソフトに搭載されている線形回帰チャネルは一般のインジケーターではとらえることが困難だった各時間足ごとの波の分析が格段に容易になり、相場のフラクタルがどのようになっているのか、トレンドのブレークや、価格の行きすぎ、ボラティリティ、トレンドの傾きなどが明確にわかります。
チャネルラインの中に、ジグザグを引いてみてください。軸がジグザグの頂点6点目以降(傾向的に)にトレンドが転換していることが分かります。
このような流れから、回帰チャネル内で、トレンド転換の兆候をいち早く察知できます。
線形回帰分析の欠点を補い、現在の相場を各時間足ごとに
AutoLineTradeは、
手動で設定する必要があった、フィボナッチリトレースメントや線形回帰チャネルの設定を、一つのクリックで簡単に行えます。
AutoLineTradePro
トレンド把握に有用な線形回帰分析
FXでの線形回帰分析は、値動きが手に取るようにわかります
- 線形回帰チャネルは、統計学的なモデルに基づくため、手動でトレンドラインを引いた場合に比べより正確に相場の傾きを求めることができます。
- 今までの分析では値段の上下のみに注目しがちでした。線形回帰チャネルでは、チャネル内での値動きに注目することで値段の上下にとらわれることなく「山」を意識してトレードできるようになり、相場の本質を理解できるようになります。
- 当EAでは、各時間足に線形回帰チャネルを描画可能なためマルチタイムフレーム分析が適切に行えます。
- さらに、トレンドの終焉の時期や到達価格まで分析できます。
オートフィボナッチ機能によりスピーディーに分析
・各時間足で高精度なフィボナッチ分析ができるオート・フィボナッチ・リトレースメント描画機能
フィボナッチリトレースメントをボタン一つで、各時間足に配置できる!この便利さをぜひ体感してください!
これらの数値が事前に計算されている場合、トレーダーは自分がどの程度のリスクを取っているか、どの程度の利益を目指すことができるかを正確に把握することができます。そのため、自分にとって適切なトレードを行い、ポジションサイジングに関してより賢明な決定をすることができます。また、予め設定したTP(利益確定)およびSL(損切り)により、トレードの感情的な面を排除することができ、トレードの精度を高めることができます。さらに、バルサラの破産確率を事前に計算しておくことで、リスク管理の観点から無理なロットを張ることを抑制できます。
その他の特徴
・ ほとんどの操作は直感的にチャート上のボタンやパネルのクリック操作で行える、簡単ユーザー・インターフェイスを搭載
・ 何の操作をしたのか確認できる、操作に対しての通知を表示
・ ライン色、ラインタイプ、フィボナッチレベル等こまかくカスタマイズ可能なエキスパート詳細設定
・ マニュアル、ライントレードで独立したロット数、マジックナンバーが設定可能
・ パネルの表示・非表示機能 他
・ システム・アップデートで機能性アップ(不定期)
・ 10000行以上のプログラムコードによる高度な制御
相場が反対方向に動いたときの状況を建玉前に想像できるでしょうか。何pipsでロスカットするとかナンピンなどの計画外に建玉してしまったときの証拠金維持率や1pips損益などなど、事前に試算しておくことで万が一に起こりうるリスク局面を適切に対処できるようになります。
トレード中においては、トレードそのものに集中しなければならず、計算には現在利益など不確定な変数が含まれていることからこれらを手計算することは現実的ではありません。ですので、これらの値はEAで計算させることが現実的な方法となります。
リスクになるのは、ハイレバ、ナンピン、損切せず損失を放置、急激な値動きによるロスカットの誘発などです。このうち市況以外の自分要因のリスクを減らしていこうという趣旨で開発されたのが「設定計算モード」「試算モード」になります。「設定計算モード」は、EAで事前に設定したロット数、SL、TP値などをもとに計算します。「試算モード」はそれらの値をチャート上で可変しながら試算できます。
よくある勘違いに、資金に対するマイナスは建玉の値洗い損益のみである、というものがあります。ロスカットを食らったとき、なぜか損失額がことのほか大きく、ロスカット後の残金がごくわずかしか残らないことに気が付くと思います。その原因は、建玉に必要な証拠金が不足した際に証拠金から不足額を引かれるからなのです。ロスカット時には必要証拠金不足額というコストを支払わなければならなことを知ることになるでしょう。
ですのでここで計算する意義は、決して捕らぬ狸の皮算用(利益)のためにするのではなく、事前にリスクがどれほど大きいものなのかを理解するためにあると心に刻んでおいてください。
FXで路頭に迷う裁量トレーダーとトレード技術を洗練させたい中・上級トレーダーのために本物のトレード環境を手にしていただきトレードの実力を高めていただけますことをお祈り致します。
********* お届けする内容 : AutoLineTradePro.ex4:プログラム本体 / マニュアル ***********
-------ver 2.0の変更点について
1.ロスカットレベルの表示およびProfessionalEqの廃止
2.履歴表示時に指定の時間足チャートへ遷移するかどうか選択する項目を追加
3.ストップロス(SL)・テイクプロフィット(TP)のついてないオーダーにSL・TPを自動的に付加する際にすでにあるオーダーに対しても新たなオーダーのSL・TPが適用されてしまわないよう修正
4.ロット分割単位で分割ロット数を指定するのでなく何分割するのかを指定する方法に変更
5.ロット・オーバーの判断基準が今までは売りと買いロットの合計で出していたのを、両建てを考慮し、売りと買いを独立してそれぞれがロット・オーバーしたかどうかという判断基準に変更
6.ロット分割単位設定を廃止し、ライントレード用とマニュアル・トレード用のロット分割の区別を撤廃し共通化
7.「最終更新日時」表示を廃止。曜日表示、時計の拡大表示機能追加
8.時計表示部をクリックするとマウスカーソル下の日時、曜日を表示する機能を追加。通常の時計表示に戻す場合はもう一度クリックする。
9.バルサラの破産確率の計算結果を修正
10.実績レポートパネルの各実績桁数に応じて幅を自動調整する機能を追加
11.実績レポートの期間を詳細に分類化 1:本日の実績 2:昨日の実績 3:3日前の実績 4:今週の実績 5:過去10日間の実績 6:今月の実績 7:過去3か月間の実績 8:全期間の実績 9:指定期間の実績
12.トレード履歴にオープン・オーダーを表示するモードを追加
13.現在の時間足チャート表示(時間軸中央ボタン)を押すと
シフト・チャートモード:中央に表示される垂直線を任意の場所に移動させて、時間足遷移ボタンを押下すると、時間を固定したまま違う時間足のチャートを表示させることができる機能を追加。
もう一度押すと元のトレード・モードに戻る
14.ツールボックス上部左にツールボックスとインフォパネルの自由移動ボタンを追加。左の●をクリックし、ツールボックスのどこでもドラッグすることで自由に移動できる。固定と解除するには●をもう一度クリックする。これはチャート画面右下に表示されているUNLOCKボタンと同一のものである。
このとき、画面中央にフォントの大きさとテンプレート呼び出し用ボタンが表示されている。
15・上記の●の横にテキスト表示のトレードモード切替ボタンを配置。最初に「成り行きトレードモード」を表示。クリックすると、「ウェイト・オーダー・モード」、「試算モード」と切り替わる。もう一度kリックすると最初の「成り行きトレード・モード」に戻る
「ウェイト・オーダー・モード」では、オーダーボタンが、「BUY]から「BUY WAIT」へ、「SELL」から「SELL WAIT」に変化して、このボタンを押すと、水平線の価格位置にて待機注文がオープンする。
SL,TPスライダーを設置したい価格までドラッグすることにより、それらの値を網羅した待機注文を行える。それをしない場合は、EA設定値を読み込んで注文する。
各モードの概要です。
①成り行きトレードモード:切替えボタンを押す前の状態がこの成り行きトレードモードです。EAで設定したロット数、ストップロス、テイクプロフィットをもとに、各種計算結果を事前に把握することができます。成り行きトレードだけでなく、トレンドラインタッチでのトレードにも対応しています。
②ウェイト・トレードモード:例えば、現在の価格よりも高い位置に買い注文を出そうとする場合、MT4ではBUY STOP注文を、現在の価格よりも安い位置であればBUY LIMIT注文を出す必要があります。同じ待機注文であっても注文ボタンが異なっており、間違って注文すると警告が出てしまいます。
この問題をスマートに解決したのがウェイト・トレードモードです。このモードでは、待機注文を出したい価格にラインを引き、BUY WAIT(SELL WAIT)ボタンを押すだけで、現在の価格からの高安を考えることなく注文を出すことができる便利な機能です。
③試算モード:インフォパネルが「試算」モード表示に切り替わり、チャートに水平線を配置し、その価格を中心にして、ストップロス、テイク・プロフィット、ロットを設定することで、リスクリワード値をはじめとする各種の計算結果を事前に把握することができます。
ロット数オート設定の場合は、EA設定で指定したリスクの範囲内でロット数を計算して表示します。
「試算モード」の表示の右横にはオプション選択ボタンがあり、「ライン価格」の部分をクリックすると、「現在価格」に切り替わります。これらの価格をもとに計算します。また、インフォパネルの横にロット入力窓があり、そこにロット数を入力することで、ロットを固定して計算することも可能です。
16.各不具合の修正
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