【概要】
取引ボリュームを知ることは大変大事。ボリュームが多いようならばそれだけトレードが活発な証拠です。そんなボリュームを移動平均線化したのがこちらのインディケーター。こちらのインディケーターを用いれば長期的なボリュームの変化も簡単にわかります。
【使い方】
ボリュームだけだとボリュームの変化がわかりにくいこともあります。しかし、こちらのインディケーターでは移動平均線も表示されるので、ボリュームの変化がより掴みやすくなっています。これによりボリュームが上昇・低下している時間帯などがひと目で分かるようになるのです。ボリュームの使い方は実に多様。例えば、ダウ理論ではトレンド転換にはボリュームの上昇が伴わないといけないとされています。これを利用してトレンドを掴むのに利用すると良いでしょう。
また、特にチャート上は変化がないのにボリュームだけ異常に高いことがあります。この場合には何らかの動きが水面下で生じているのかもしれません。
他にも、ボリュームを利用して取引が活発な時間帯を分析するのも良いでしょう。例えば、アジア時間はボリュームが少なくなりがちです。「ボリュームが少ない=市場参加者が少ない」ということでもあります。あまりにもボリュームが少ないと一気に相場が動きやすくなる危険性もあります。
更に本インディケーターならではの移動平均線を利用して短期的・長期的なボリュームの変化を捉えることもできます。
【参考画像】
上記の画像では移動平均線の計算期間を20に設定しています。ボリュームが平均化されて変化がより分かりやすくなっています。
上記の画像では移動平均線の計算期間を100に設定しています。ボリュームの長期的な変化がより分かりやすくなっています。
短期・長期移動平均線を同時に描写することも可能です。これにより、ボリューム移動平均線のクロスオーバー等を取引することも出来ます。
【その他・パラメーター】
FXにおけるボリュームは株式市場におけるボリュームとは一味違います。このインディケーターで表示されるのは利用中のFX会社のボリュームです。そのため、違うFX会社を用いると表示内容も全く変わる可能性があります。他にも、インターバンク市場(主にプロが参加)とFX会社(主に一般投資家が参加)のボリュームはかなり違いもあります。こうした点に気をつけて利用すると良いでしょう。
短期移動平均線の計算期間 | |
長期移動平均線を表示 | こちらを選択することで長期移動平均線も表示することが出来ます。 |
長期移動平均線の計算期間 | |
移動平均線のシフト | |
移動平均線の計算手法 |
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