概要
MT4搭載のティックチャートは見づらいですし、何より表示されるティック数に限界があります。そこで役立つのがこの「万能ティックチャート」。
このインディケーターはティックのBidとAskをチャート化してサブウィンドウに表示します。これによりスプレッドの広がりなども掴みやすくなります。また、表示するティック数もパラメータで設定可能です。
使い方のコツ
ティックチャートは価格の微細な動きを確かめるのに役立ちます。スプレッドの広がりも一目瞭然です。特にニュース発表時等にチェックしてみると良いでしょう。ティックチャートを分析することにより、新しいトレードアイデアも湧くかもしれません。
また、スキャルパーにもこのインディケーターは役立つはずです。下記画像のようにティックチャート上にトレンドライン等を引いてみてトレードするのも良いでしょう。ティックチャート上でチャートパターン分析等をしてトレードすることもできます。
しかし、ティックチャートはかなり「騙し」が多いです。このため、ティックチャートのみでトレードする際には注意して下さい。
スプレッドレコーダー機能
スプレッドレコーダー機能も備えています。スプレッドデータはMT4端末のデータフォルダの「Files」フォルダに保存されます。スプレッドレコーダー機能をOnのままにするとデータが無尽蔵に溜まっていくので気を付けてください。
スプレッドレコーダー機能で収集したティックデータは色々なことに活かすことができます。例えば、ティックデータを分析して取引の激しさの度合いを確認してみると良いでしょう。短時間に多数の呼び値情報が来ている場合には、それだけ取引が活発に行われている証拠です。もしかしたら時間帯によって取引量が多くなりがちなことがあるのかもしれません。ニュース発表時の挙動もチェックする価値があります。
様々なFX会社のティックデータを集めて、比較してみることも良いでしょう。ティックデータを比較することで、かなりFX会社によってティックデータが異なることもわかるはずです。
ティックカウンター
このティックカウンターの使い方はいろいろとあります。一例として、ボラティリティーの測定に使ってみると良いでしょう。もしもティックカウンターが短時間に急激に動いているようであればボラティリティーが高いと判断できます。一方、ティックカウンターが10秒も動かないような場合にはボラティリティーが低いと考えて良いでしょう。
一分間にどれくらいティックカウンターが変動したかチェックするのもおすすめです。例えば、ティックカウンターが一分間に100回以上も変動した場合には、ボラティリティーも高いと見なすことができます。
パラメータ
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