上位足の移動平均線を下位足のチャートに描画するMTF分析の基本ツール(MTF MA)です。
例として、H4のSMA(20,10,5)とD1のSMA(5)を1時間足のチャートに描画すると、下の画像のようになります。
デフォルトの設定項目です。
【タイムフレーム】は、MN、W1、D1、H4、H1、M30、M15、M5、M1です。
【種類】は、Simple(SMA)、Exponential(EMA)、Smoothed(SMMA)、Linear Weighted(LWMA)です。
【適用価格】は、Close_price、Open_price、Low_price、High_priceです。
【Line1,2,3】は、それぞれ表示非表示を切り替えられます。Line3は、下位足のMAを上位足のチャートに表示するわけですが、表示された線は、上位足のオープンタイム時の下位足のMA価格が使われます。デフォルトではfalseにしてます。
【ローソク足の本数を指定】は、初期設定のfalseでは、MAラインが描画されるのは、チャートの左端までです。それ以上を描画したい場合は、左スクロールをするか、チャートをクリックして下さい。すると、再度左端まで、ラインが描画されます。本数指定した場合は、左端まで描画されません。
【W1の5日7日自動調整】は、タイムフレームがW1の場合、チャートが5日のマーケット(例えばFX)か7日のマーケット(例えば仮想通貨)かを自動判別して、ラインの表示調整を行います。不具合が生じたり、不要だと判断したならば、falseにしてください。通常はtrueのままで大丈夫だと思います。
MTF MAインジケーターの選択肢の一つに加えていただければ幸いです。
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UPDATE
●v1.01 (2022.4.17)
[W1の5日7日自動調整]で表示バグを見つけましたので、修正しました。
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MTF MAインジケーターを補助するツールも販売してますので、よかったら【お試し版】もありますので、試してみてください。
● MTF-MA_NextLine 【MT4版】(https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/36877)
通常のMTF-MAでは描画されない次のMA価格ラインを、線を延長することで可視化します。
私は、MAの中でも、SMA(期間は20,10,5)を主に使っているのですが、ローソク足の値動きで、次のMA価格ラインが意識されたような動きをよく見かけます。すべての場合じゃありませんが、あらかじめ、ここら辺に値動きが収束するんじゃないかなと、あたりをつけることができます。
予測ではなく、次の価格ラインを可視化しただけのものですが、何気に強力だと思います。
● NoWick-MTFCandles【MT4版】(https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/36818)
ヒゲがない(NoWick)、上位ローソク足表示MTF分析インジケーターです。巷に無数にある上位ローソク足表示インジケーターとの違いは、上下のヒゲがないというだけです。なぜ、ヒゲを付けないかというと、一つだけを表示するならともかく、上位足を重ねて表示した場合など、ヒゲがごちゃごちゃしていて、見ずらいからです。ヒゲをなくすことで、見ずらさのストレスを多少軽減することを目的としています。
話はかわりますが、上位ローソク足インジケーターは、MTF-MAインジケーターとは、車の両輪のようなものです。私は、MTF-MAインジケーターだけでは、MTF分析は足りないと思います。ローソク足の形や、ローソク足の切り替わり場面などは、とても大事なので、上位ローソク足インジケーターで、常に上位足を可視化しておくべきだと考えます。
例えば、MTF-MAでタイムフレームH4のMAラインを表示するならば、上位ローソク足表示でもタイムフレームH4の上位ローソク足を表示するべきだと思います。W1にはW1、D1にはD1、H1にはH1、M15にはM15など、常に対応したものを表示させておくことは、基本だと思います。
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