出来高とは、ある期間中に成立した売買の数量です。
この数値が大きければその期間は活発に取引が行われたことを示し、小さければ取引があまり成立しなかったをことを示します。
今回は、ある期間の出来高ではなく、ある価格帯での取引量を見てみたいと思い、価格帯別出来高を表示するインジケータを作成しました。
価格帯別出来高が大きければその価格帯は注目されている価格のため一方向に動きづらく、小さければその価格帯はあまり注目されていないため一方向に動きやすいかもしれないと考えています。 その他、価格帯別出来高の情報を使用することで優位性のある手法を見つけられることを期待しています。
機能紹介
概要
対象期間における価格帯別出来高を表示します。
左側の赤いバーがその価格帯における出来高です。
価格帯別出来高は、対象期間の中で出来高が最大となる価格帯のバーの長さが画面の約1/3の長さとなるように調整して表示されます。
ピンク色の垂直線で囲まれた区間が対象期間となります。
この期間はドラッグで変更が可能です。
赤いバーとピンク色の垂直線は色の変更が可能です。
左下に「動作中」と書かれたボタンがありますが、このボタンで機能ONOFFの切り替えが可能です。
パラメータ
各種のラインの色を変更することが可能です。
出来高の計算方法
出来高の情報は、対象の通貨ペアの1分足を使用しています。
各ローソク足には、tick_volumeの情報があり、これを1分間の出来高として扱います。
どの価格帯の出来高として計算するかは、各ローソク足の四本値(始値、終値、高値、安値)の平均価格で計算しています。
上記の計算を1分足の各ローソク足で行い、価格帯別の出来高として算出します。
検証や手法の検討のお役に立てると幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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