





28通貨ペア
天底Searchインジケータ
のご紹介
1. 概要
「28通貨ペアシリーズ」の第5番目となる、「天底Search」インジケータです。その名の通り、28通貨ペアのチャート全てについて、今、天井にいるのか、底にいるのかを数値として表示するものです。
過去1か月、3か月、半年、1年、2年、5年の期間で、どの位置にいるかを0~100%の数値で表示します。0%で底、100%で天井に位置することになります。
また、標準化したボラティリティを数値で表示するので、どの通貨ペアの相対的なボラティリティが大きいのか、一目で分かります。また、日足の移動平均線(EMA20)の方向を各通貨ペア毎に表示するので、天井からの下落、大底からの反転上昇を狙う場合に、どの通貨ペアを選べば良いかを容易に知ることができます。
8通貨(USD,JPY,EUR,GBP,AUD,NZD,CAD,CHF)全ての組み合わせ(28通貨ペア)の中から、どの通貨ペアを選んでトレードすれば一番良いのかを、数値とカラーで知らせてくれるという「28通貨ペアシリーズ」の基本を継承していますので、使い方によっては、とても「強力なツール」になることでしょう。
本インジケータの特徴
(ア)
主要8通貨(USD,JPY,EUR,GBP,AUD,NZD,CAD,CHF)の組み合わせからなる28通貨ペア(USDJPY,EURJPY,GBPJPY,AUDJPY,NZDJPY,CADJPY,CHFJPY,EURUSD,GBPUSD,AUDUSD,NZDUSD,USDCAD,USDCHF,EURGBP,EURAUD,EURNZD,EURCAD,EURCHF,GBPAUD,GBPNZD,GBPCAD,GBPCHF,AUDNZD,AUDCAD,AUDCHF,NZDCAD,NZDCHF,CADCHF)について、それぞれの5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足チャートにおけるトレンドの状況を1枚のテーブルに表します。レートのリアルタイムの動きを数字で示すので、数値が大きい程、トレンドが強いことが分かります。一目で全通貨ペアの動向が把握できます。
(イ) 数値の大きい順TOP3とBOTTOM3を見やすい色で表示します
(ウ) ワンクリックで、通貨ペアをアルファベット順に並び替えられます。
(エ) ワンクリックで、数値の大小順に並び替えられます。
(オ) ワンクリックで、並び替え方向を昇順・降順に切り替えることができます。
(カ) 強調する表示色は、ユーザーが任意の色に変更できます。
2. 本インジケータの基本的考え方
「28通貨ペア一覧インジケータ」を発展させた「8CP見える化インジケータ」、これをさらに発展した位置付けにある「28CP Best Selectインジケータ」をベースにして、「天底サーチ」に特化したインジケータです。
比較的長期の時間足で、現在のレートが天井にあるか、底にあるかを把握し、天井からの下落、大底からの反転上昇を狙い、大きな値幅を獲る為に使用します。
それぞれのチャートの過去のローソク足の最高値を100、最安値を0とした場合に、現在のレートが0~100%のどの位置にあるかを示すものです。期間は、1か月、3か月、半年、1年、2年、5年の6種類です。
表の縦軸が通貨ペア、横軸が時間足です。時間足毎に、%表示で上位3位、下位3位の表示色を変えています。上位のものは、Aqua、DeepSkyBlue、MediumPerpleに、下位のものにはRed、Orange、Yellowに、それ以外はLimeに色分けしています。この色分けにより、どの時間足で、どの通貨ペアが突出しているかを認識することができます。
3. 通貨ペアについて
8通貨の組み合わせは、28通り(8C2=28)になります。
4. パラメータ
[項目] [内容] [デフォルト設定値]
(0:左上、1:右上、2:左下、3:右下)
FontSize フォントサイズ 12
表示原点x 横方向位置 10
表示原点y 縦方向位置 18
タイトル行の位置 18
タイトル行との間隔 18
行の間隔 18
列の間隔 90
logo_x logoの横方向位置 850
logo_y logoの縦方向位置 0
FontSizeL logoのフォントサイズ 24
logo_Font logoのフォント MS
P 明朝
unit 1か月の日数 22
CL_TP1 TOP1表示色 Aqua
CL_TP2 TOP2表示色 DeepSkyBlue
CL_TP3 TOP3表示色 MediumPurple
CL_BT3 BOTTOM3表示色 Yellow
CL_BT2 BOTTOM2表示色 Orange
CL_BT1 BOTTOM1表示色 Red
CL_NON その他表示色 Lime
使い方
<インジケータの導入>
任意の通貨ペアのチャートにインジケータを導入します。
全般タブの「DLLの使用を許可する」にチェックを入れてください。
(チェックが入っていないとエラーが表示されます。)
グリッドが邪魔な場合は、CTRL+Gを押してグリッドを消してください。
ローソク足が邪魔な場合は、ALT+3を押して、ラインチャートにします。
縦軸目盛の上でマウスカーソルを下にドラッグして表示倍率を下げると見やすくなります。
プロパティ、色の設定でラインチャートの色をNoneにするとラインは表示されません。
28通貨ペアの中から、表示色がAqua、DeepSkyBlue、MediumPerpleで表示されているものを探します。降順に並べ替えると、もっとも数値が大きい通貨ペアをトップにできます。
<大底圏にある通貨ペアの発見>
28通貨ペアの中から、表示色がRed、Orange、Yellow で表示されているものを探します。昇順に並べ替えると、もっとも数値が小さい通貨ペアをトップにできます。
特に、長期時間足で数値が小さい通貨ペアを探してください。矢印が↑を向いている通貨ペアが、底値圏からの上昇を狙う対象となります。
【Avg】をマウスでクリックすると、数値の順に並べ替えられます。
並べ替え方法は、降順と昇順が交互に切り替わります。
【1M】~【5Y】をクリックすると、その時間足基準で並び替えられます。
【↑】あるいは【↓】をクリックすると、降順/昇順が入れ替わります。
【CP】をクリックすると、通ペア名順に並び替えられます。
【POS】をクリックすると、【VOLA】になり、もう一度クリックすると、【POS】に戻ります。
【POS】は、指定期間の最高値を100%と最安値を0%とした時の、現在の位置を%で表示します。
【VOLA】は、標準化ボラティリティを意味し、数値が大きい程、相対的ボラティリティが大きいことを示します。
【Avg】は、[1M]~[5Y]の平均値を表示します。
【Max】は、[1M]~[5Y]の最大値を表示します。
【Mini】は、[1M]~[5Y]の最小値を表示します。
全ての項目について、昇順/降順の並び替えができます。これにより、大底に位置する通貨ペア、天井に位置する通貨ペアを容易に探し出すことができます。
5. 実際の画面から
(1)初期画面
通貨ペア名 [CP] 昇順に並んでいます。
(2)降順に並べ替え
【CP】をマウスでクリックすると、通貨ペア名の降順に並べ替えられます。
[Avg]をクリックすると、Avg数値の大小の順で並び替えられます。
[Avg]をもう一度クリックすると、Avgl数値の大小の逆順で並び替えられます。
【↑】または【↓】をクリックしても、並び順が逆になります。
次に【POS】をクリックしてください。表示が【VOLA】に変わり、相対的ボラティリティを数値表示します。
【Avg】、[Max]、[Min]をマウスでクリックすると、最右端の列に指定した数値が表示されます。なお、これらの数値は、通貨ペア毎に、[1M]~[5Y]の数値の平均、最大、最小をそれぞれ計算しています。
なお、最右端列の矢印表示は、日足移動平均線の方向を示しています。従って、天井圏に位置していて、矢印が下方向を向いている通貨ペアを探し、売りでトレードする、または、底値圏に位置していて、矢印が上方向を向いている通貨ペアを買いでトレードすることになります。
6. 天底にある通貨ペアを探す
では、実際に天底にある通貨ペアを探してみましょう。
<底値圏にある通貨ペアを探す>
上の図は、【POS】を【Avg】で昇順に並び替えたものです。CADCHFの矢印が上を向いていて、全体に数値的にも小さく、短期では上昇してきているので、「大底からの買い」銘柄であると言えるでしょう。
では、実際のCADCHFのチャートを見てみましょう。
大底から反転してきているようです。トリプルボトムを形成しているので、ここから買いでトレードすれば、かなりの値幅を期待できそうです。
<天井圏にある通貨ペアを探す>
上の図は、【POS】を【Avg】で降順に並び替えたものです。EURCADの矢印が下を向いていて、全体に数値的にも大きく、短期では下降してきているので、「天井からの売り」銘柄であると言えるでしょう。
では、実際のEURCADのチャートを見てみましょう。
大底から大きく上昇して、レジサポラインに当たって跳ね返されているようです。この後、下がってくるのであれば、売りでトレードすれば良いですね。
7. 本インジケータのメリット
実際事例のように、28通貨ペアの中から、天井圏にある通貨ペア、底値圏にある通貨ペアを、容易に探し出すことができます。インジケータの名前の通り、「天底Search」を実践できる優れたインジケータとなっています。
このインジケータと半自動EAの「Trend Line EX」を組み合わせて使えば、「楽して、大きな値幅を獲りに行く」理想のトレード環境が構築できるわけです。
本インジケータは、皆様のトレードの力強い支援ツールとなるでしょう。
8. バージョンアップ履歴
<Ver1.00> 2023/01/30
初期開発バージョン
<Ver2.00> 2023/04/04
取り扱いが無い通貨ペアについて、表示方法を変更しました。
デザインの改善を行いました。
以上に伴い、パラメータ数が増加しました。
まず、MT4の「気配値表示」を、マウスで右クリックして「すべて表示」を選んでください。
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