~オソギ式 ポイント&フィギュア:バージョンアップのお知らせ~
日頃より、当ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。一部のご検討者さまよりご要望をいただき、オソギ式 ポイント&フィギュアインジケーター(MT5版)を
よりわかりやすく表示する仕様に変更いたしました。
●特長1:ポイントアンドフィギュアをチャート上に表示します。
●特長2:さらにそのP&Fのボリンジャーバンドを表示します。
●特長3:さらにそのP&Fのスーパートレンドラインも表示します。(→ここが大きな変更点)
ただその場合、チャートが見づらいとのご指摘をいただきましたので、大きなトレンドはスーパートレンドで代用するように改定しております。
(ご指摘下さいました方、誠にありがとうございました。)
●トレード方法 その①:逆張り
P&Fはその形状から、ダウ理論の応用や安値切り上げからのロング、高値切り下げからのショート、
といったトレードが一般的かと思います。
当インジケーターでは、それ以外にもP&Fのボリンジャーバンドを活用し、以下のような逆張り手法も可能です。
- 価格がボリンジャーバンドの下辺を割った後、P&Fが陽転した際に、反対のボリンジャーバンドの上辺付近(※)を目標にロングします。
- 逆に、価格がボリンジャーバンドの上辺を超えた後、P&Fが陰転した際に、反対のボリンジャーバンドの下辺付近(※)を目標にショートします。
- TP(目標価格)やSL(損切位置)は、ご利用者様のお好みで。ロングなら直近安値付近にSLを、ショートなら直近高値付近にSLを。明らかな抵抗線・支持線があればその付近に設定するのもOK。
※「付近」と記載した意図は、ご利用者様のリスク許容度に応じて、TP/SLを変更されるかと考えました。
せっかちな私は、リスクリワードを1:1.4程度に設定し、浅い利益で逃げますが、
左から2番目のロングの例のように、逆張りから入って大きくトレンドに乗れる場合もありますので、
ある程度泳がすトレードを選好される方は、スーパートレンドラインでトレイリングストップを仕掛けるなどの応用も可能かと思います。
なお上記図中の一番最後の点線は、すでにボリンジャーバンドの下辺を価格が割っているので、ノーエントリーです。
それ以外ではすべて、勝ちです。
トレンドが発生している中で、押し目買いや戻り売りを試したい方には、
P&Fのスーパートレンドラインを活用し、以下のような順張り手法をご紹介します。
- スーパートレンドが上昇している中で、P&Fが陰線から陽線に陽転したらロングします。
- 逆に、スーパートレンドが下降している中で、P&Fが陽線から陰線に陰転したらショートします。
スーパートレンド自体は、全体のざっくりとしたトレンド方向を把握するために用い、エントリーと手仕舞いはRSIやパラボリックSARなど、ほかのMTネイティブなインジケーターを用いてトレードされるのも、OKかと思います。
●トレード方法 その③:順張りと逆張りの組み合わせ
トレンドは、発生した後にそれがトレンドだったと、後になってはじめて気づくものです。
そのため、逆張りでコツコツ稼ぎながらも、どこかでトレンドが発生して大きく負ける、
またはトレンドだと思って賭けたけれども、レンジが続いてしまう、といったお悩みを、どなたも抱えられることと思います。
先に申し上げたトレード方法その①とその②を組み合わせることで、そうしたリスクをヘッジし合うことが期待されます。
実際に当インジケーターをEA化し、トレード方法その①とその②を組み合わせた上で、
最大保有ポジションを2つまでに制限したトレード結果をご参考までにご案内します。
1つのポジションは逆張り用、もう1つは順張り用と単純化した例です。
(EURJPY:M15)
(AUDCAD:M15)
上記は単純化したヘッジトレードですが、さらに、
- 順張りと逆張りのロット数を調整する
- トレード時刻を制限する
- 上位足の環境認識も加えたりする
- ピラミッディングを行う
といった工夫を加えれば、さらにスコアは伸びると思います。
●P&Fの表示方法:固定幅と変動幅の双方に対応します
(※以下はバージョン1と同様です。)
ポイントアンドフィギュアは、あらかじめ取り決めた値幅以上の価格の変化を記録していくものです。
この値幅の定義を、オソギ式では以下の2種類からお選びいただけます。
- 固定pipsで指定するパターン ・・・「固定幅」
- ボラティリティ(標準偏差)により自動調整するパターン ・・・「可変幅」
<固定幅のメリット> ・・・見た目を整理しやすい。
<可変幅のメリット> ・・・相場の短期的な勢いを織り込める。
ご自身のトレードスタイルや好みに応じて、お選びください。
●設定方法
当インジケーターをご利用いただくに際して、以下をあらかじめご確認ください。
- 当インジケーター(バージョン2)はMetaTrader5(MT5)専用になります。MT4にはご利用いただけませんので、ご注意ください。
- MT5でご利用される際には、「ツール」→「オプション」を開いていただき、「チャートの最大バー数」を「Unlimited」にされることを推奨します。
- 設定項目については、以下のような項目があります。
1)PnF期間:P&Fを可変表示する場合に利用します。1ブロック当たりのサイズを標準偏差で自動計算します。デフォルトでは10バー分の標準偏差を使用します。
2)PnF pips:P&Fを固定表示する場合に利用します。1ブロック当たりのサイズを直接指定します。デフォルトでは5pipsとしていますが、ローソク足の時間足や通貨ペアによっては、都度調整が必要になります。そのため、個人的には1)のご利用をお勧めします。
※1または2のいずれかを選ぶかについては、上から7行目の項目で「はい・いいえ」で選択してください。
3)反転時のブロック数:文字通りです。通常は2が一般的です。
4)5)ボリンジャーバンドの設定値です。P&Fはそもそも無駄な値動きによる騙しを回避する仕様ですので、同じサイズのバーが連続して表示されます。ですので、あまり長い期間を設定する必要はありません。
ポイントアンドフィギュア(P&F)はカギ足や練行足と同様に、時間の概念をとりのぞいた「不規則(ふきそく)時系列チャート」と呼ばれます。
その歴史は古く、現代のようにテクノロジーが発達していなかった当時、短時間のうちにざっと値動きを記録するために編み出された手法とも聞きます。なんでも、方眼用紙に手で書いていたようですね。
やがてコンピュータが高速にデータ処理できる時代となると、P&Fも一時は下火になったりもしたようですが、むしろ細かすぎる値動きにだまされにくい点が再評価され、今でも多くの投資家に愛好されているようです。
<P&Fのメリット>
あらかじめ取り決めた値幅以上の価格の変化に注目しますので、
- 値動きの方向性を把握しやすく、「売り」か「買い」かの目線を維持できる
- サポートラインやレジスタンスラインを見つけやすい
- 次の描画までは「待機」も可能。常時チャートに張り付く必要がない
- 目標価格と損切価格の基準を作りやすい
といった点がメリットといえます。
<P&Fの使い方>
一般的には、
- 2段抜き・3段抜き
- 三角保ちあい離れ
で用いられるようです。
1はダウ理論の応用、2はチャートパターンでのトレードに使えますね。
いろいろ使い道はあると思いますので、もしご興味をもたれましたら、あなた自身のトレードスタイルに応用ください。
ご一読くださり、ありがとうございました。
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