通貨の強弱を表示するインディケーターは多数公開されていますが本インディケーターはとてもシンプルでスキャルピングに便利です。最強、最弱の通貨ペアでトレードすれば騙しに会うことも少なく、より大きな値幅を狙えます。
相対的モメンタムを計算しています。反応が速いので 5 分足チャートなどで使用すれば時々刻々変化する最強 (最弱) 通貨ペアをタイムリーにトレードすることが出来ます。 使い方は簡単で順張りだと、ある通貨が最強になった時に弱い通貨で買い、最強でなくなった時売ります。
例えば次のような USD/JPY 1 時間足チャートでは
① CAD/JPY 売りシグナル
② USD/JPY 売りシグナル、AUD/USD 買いシグナル
③ USD/JPY 買いシグナル
④ USD/JPY 売りシグナル
⑤ USD/JPY 買いシグナル
⑥ AUD/USD買いシグナル
⑦ AUD/USD売りシグナル
⑧ USD/JPY 売りシグナル
が出ていることが一目でわかります。チャートを CAD/JPY, AUD/USD に切り変えてみましょう。
的確な売買タイミングのシグナルとなっているのが分かると思います。
逆張りはしばらく最強だった通貨がビークを付けたときあるいは最強でなくなった時に強くなりつつある通貨に対して売ります
CSind だけで安定的に勝ち続けることは難しいでしょうが他のテクニカル指標 (移動平均線、ATR_Stop 等) を援用すればあなた独自のトレード法を確立することが出来るでしょう。
いくつかの時間枠の CSind や各種のトレード法と組み合わせると簡単により合理的なトレードが出来ることになります。 おまけとして付けました MADind (移動平均乖離のインディケータ) を含めた実例をいくつか示します。
チャートの左側の CSind から AUD が大きく動いていることが分かります。またAUDJPY より AUDUSD の方が大きな動きが期待できると判断されます。実際のトレードは MADind で下降トレンドの再開シグナル①を検出して売りエントリーし、反転シグナル②で決済します。
①で USD が多くの通貨に対して売られていることに注目します。最強の通貨に対してトレードするとすれば AUDUSD を選ぶのですがスプレッドが小さくトレードし易い EURUSD を選ぶことにします。①の時点で EURUSD 買いエントリーは避けた方が無難です。下値の切り上げと MADind のクロスを確認した②か、さらにその後の MADind のシグナル線での反発を確認した③の時点での買いエントリーが妥当です。MADind の反転➃で決済すればリスク (赤線で損切レベルを示しました) に見合う利益が得られます。
その後 USD がかなり買われから再び USD が売られます(⑤)。しかしトレンドの反転直後ですので⑤での買いエントリーは見送り、⑥の MADind 買いシグナルでの買いエントリーが妥当です。この場合も MADind の反転⑦で決済すれば利確となります。
チャートの左側の CSind から CHF, GBP が激しく買われたり、売られたりしていることが分かります。これらの通貨と USD あるいは JPY の組み合わせた通貨ペアでトレードして安定的利益を出すのはスプレッドやボラティリティーの大きさから考えて簡単でありません。そういう意味でスプレッド最小の USDJPY にトレードを限定するのも悪い選択ではありません。この場合、下方ブレイクして MADind がシグナル線に一度接近してから離れ始めた①が一つの売りエントリーのタイミングとなります。CSind で JPY が最強通貨となり USD が売られ始めたと判断される②も売りエントリーのタイミングとなります。決済の一つのタイミングは MADind の反転③となります。
次に USD が最弱の通貨となるのは➃ですがこの時点ではトレンドが明らかでありません。一度大きく下落して、戻し再度下落し始めて MADind の売りシグナル⑤が一つの売りエントリーのタイミングとなります。更にもう一度上げ、再度下落し始めた MADind の売りシグナル⑥は下値の更新と上値の切り下げで Dow のトレンド定義に適合しますがもう一本待って JPY が最強通貨となるのを CSindで確認 (⑦) した方が安心してトレードできます。この場合も決済のタイミングとしては MADind の反転⑧を用いることが出来ます。
おまけとして付けました MADind についての詳しい説明は別売しておりますインディケータ「MADind MACD より早くて使いやすい (アラーム付き) 」の商品概要をご覧ください。
チャートに示されている通貨ペアの強さは各通貨の強さの差、二本の曲線がどれくらい離れているかを見ればよいのですが何本もの曲線が錯綜して見づらいです。そこで、その通貨ペアの強さを示すインディケータ CPSind も作成しました。下図のように MAD とほぼ同じ変化をしますが凹凸が少なく、複数の通貨ペアの売買状況参照しているためより高い信頼性が期待できます。トレードへの応用としてはゼロクロスでの売買が考えられます (① で買いエントリーし ② で決済、③ で売りエントリーして ④ で決済)。
色の初期設定は以下のようになっています。
JPY: 赤 Red, USD: 水色 Aqua, EUR: 灰色 Silver, GBP: 橙 Gold, AUD: 緑 Lime, CHF: 白 White, CAD: 藍色 Blue
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