---明確な根拠が絶対的自信につながる--- ※有益な情報を掲載しております.購入を検討しない方でもよかったら最後まで一読してみてください. ※本文は商品マニュアルを兼ねています.記載の不足,不明点あれば,直接ご連絡ください.
(2023.1.11 更新)
--損小利大を目指して--
皆さんは,自身の取引を振り返ってみて勝率や利幅を向上させたいと考えたことはないでしょうか?
利幅を伸ばそうと思ってもトレンドが反転してしまい,伸ばすどころか含み益を減らす結果になった経験があるかと思います.そしてそのような経験を積み重ねていった結果,利幅が縮小し,勝率重視のコツコツドカン型が定着した方もいるのではないでしょうか?
私はトータルでプラスになるのであればどのような手法でも問題ないと思っていますが,同時に ドカンとくる損失(=ドローダウン)の為に,運用資金に多額のゆとりを持たせるのは非効率 だとも感じます.
そこで ”勝率とリスクリワードを両立する考え方” について解説したいと思います.
本テーマを解決するにあたって 一番のカギを握るのはダウ理論 です.損小利大を叶え,安定して稼ぎ続けられる投資家というのは,ほぼダウ理論を使用しています.
ダウ理論の中で特に値幅の損小利大に貢献しているものは 以下の2つです.
「トレンドには3種類ある」(先行期,追随期,利確期)
多くの個人投資家が参入するのが,追随期,利確期となります.そこで入ること自体は間違いではないのですが,それぞれのフェーズを理解し,フェーズに合わせた取引をする必要があります.
利確期はトレンドの終盤.先行期に参入した投資家が撤退するフェーズです.価格を動かす組織が撤退するということは,必然的に価格は動かなくなります.よって横ばいレンジを想定したレンジフォローで,利ザヤは小さく抜き取ります.
追随期はトレンド中盤.多くの投資家がここから参入します.ここからレンジブレイクや押し目買いで参入する方が多いと存じます.
ここから入れば利幅を伸ばせると考える方もいますが,レンジの2倍動くトレンドにおいて位相を確認すると,エントリーポイントが丁度ど真ん中に位置することが分かります.ここからエントリーし,損切を最安値,利確をレンジの2倍の位置と定めた時,リスクリワードは1:1になります.レンジの3倍動くトレンドであればリスクリワード1:2となりますが,出現確率が大幅に減少するため勝率が犠牲になります.
これが追随期の物理的な限界であり,”損中利中” 以上に昇華できない要因です.
先行期はもみあいに紛れており,トレンドとして顕在していないフェーズです.大口投資家はこのタイミングでポジションを買い集め,利確期までホールドします.
もし自分が大口投資家の参入を察知し,その後半値押しでエントリーすることができればどうでしょうか?
下図の通り,利幅が拡大すると同時に,損失幅が縮小することが分かります.
これによりリスクリワードは1:3以上となり,”損小利大” の実現が可能になります. 捉えているトレンドも利確損切位置も同一(=勝率据え置き)でありながら,大幅にリターンだけが増大しているのです.
先行期がもみあいである理由にも裏付けがあります.
彼らには自身の資金量で価格を変動させるだけの力があります.しかし一発でエントリーしてしまうと自身のポジションで価格が吊り上がるため,結果として不利なレートで約定してしまいます.しかもそれが価格として反映されるため,他者に参入状況が伝わり利用されてしまいます.
これを防ぐために彼らは分割してエントリーを行っています.2~6回の振幅の中で価格が下がった時だけ積極的に買い集め,時にはストップ狩りを駆使して個人投資家からポジションを奪い,大口投資家の取得ポジションを増やしていきます.
"価格は二度付ける" という言葉もありますが,Wボトムや三尊のような転換パターンは,こうした大口投資家の行動背景によって形成されたものなのです.
「トレンドは出来高でも確認されなければならない」
トレンドが続伸する際,出来高の増加を伴います.反対にトレンドの終了が近い時,出来高は減少します.これは大口投資家のアクティビティが反映されています.
Wave_Volumeの商品ページで解説しましたが,これを4つの受給パターンに分けて分析します.
大事なのはトレンドの弱まり(ダイバージェンス)を確認するだけでなく,反転方向に価格が進む意思があるかどうかまで併せて判断することです.
これを把握することで大口投資家と同じ価格水準からポジションを取得することが可能になります.
そしてそれを実現するために,大口の投資家の参入を足単位で把握し,先行期から参入するサポートができるインジケーターを作成しました.
陽線で引けた足と陰線で引けた足で色分け表示することができます.
また,それぞれをプラス値とマイナス値に分けて整理できます.(使用方法は最後にまとめて記載しています)
売買シグナルを使っている方であれば,痕跡発生以降に点灯するサインの際だけlotや利幅を調整するような使い方ができます.他にも,裁量取引のフィルターとして組み込んでいただくことも可能です.
先行期から入る一番の利点は,損切幅が小さくなった分,許容損失を据え置きでロットを引き上げて取引できるようになること です.
正直このようなポイントだけ押さえて取引したほうが資金増加は圧倒的です.
このインジケーターはTrue_Range を使用しており,もう一つのインジケーター,Wave_Volume と互換性があります.
Wave_Volume は”波”に対するボリュームの把握,True_Rang_Volume は”足単位”に対するボリュームの把握,それぞれの視点から相互に確認することで,より精密に参入を把握することができるようになります.
これは単一のスケールに対して行っても,マルチタイムフレーム分析で使用しても同様にお使いいただけます.
私はダウ理論が投資の成功条件と捉える以上,インジケーターの選定においてもダウ理論に則したものを使用するべきだと思っています.
他人より先に参入できる優位性は非常に快感であり,このような体験の積み重ねは取引判断に対する絶対的な自信(=投資家心理の克服)にもつながります.
あなたも大口投資家と同じ視点に立ち,”損小利大” を叶えてみてはいかがでしょうか?
--商品概要--
・True_Range_Volume ×1
・Tick_Volume ×1(おまけ)
※本商品はインジケーターが2つ付きます.(2つとも基本操作は一緒です)
※True_Range_Volumeの方が敏感に反応し,Tick_Volumeの方は反応がマイルドです.挙動自体は似ているのでお好みで使い分けてください.
・チャートにセットすると,サブウィンドウにヒストグラム型のオシレータが表示されます.
・ローソクの陽線/陰線に対し,それぞれ色分けできます.
・右上の ”±ボタン” をクリックすると,陰線となったボリュームだけマイナス表示に切り替えることができます.(陰陽を分けることで非常に見やすくなります)
--分析について--
① 山と山,谷と谷で比較し,需給の変化を把握します.隣り合った足とのダイバージェンス,一連の波として捉えたダイバージェンス.どちらの比較でも機能します.
②トレンドの起点以降のボリュームで,平均より大きく目立つ一本が現れた時,大口投資家の参入痕跡になります.
以上の①と②を元に以下の条件が揃った場合,もみ合いを経た後にトレンド転換が起こります.需給の考え方についてはWave_Volumeの商品ページをご確認ください.
・供給の減少と需要の増加かつ,強力な需要の顕在
・需要の減少と供給の増加かつ,強力な供給の顕在
上位足のトレンドに逆行するトレンド転換の場合は,短期的な転換(調整波)で終わる傾向にあります.
しかし追随期からの参入では間に合わないようなポイントでも,先行期から参入できれば,十分な取引機会になります.
使用例
以下はGBPUSD(H1)ですが,連続して条件が整っており,つなぎ売買も可能です.
大きく捉えれば大局の転換にも対応でき,その環境下で上記のようなポイントを組み合わせて狙うことで,リスクリワードが飛躍的に向上します.
また Wave_Volumeと併用することで参入痕跡の特定がより簡単になります.
売買シグナル等と組み合わせて,フィルターとして活用することも可能です.
使用に関する疑問,ロジックに対する考え方やコンセプト等,なんでも質問要望受け付けております.気軽にご連絡ください.
※本製品の使用による投資に生じる損失や不利益に関して,当方は一切の責任を負いません.
※投資にはリスクが伴いますので,ご自身のリスク管理のもと,慎重に行動してください.
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