何と言ってもRCC対応インジが一番のアドバンテージ!
RTを選ぶべき理由はタイトル通り。この対応インジを使えば、ローソク足の形成に合わせてMAやボリンジャーバンドのチャート右端の形が正確に更新される。そこにこだわる人には特にお勧めしたい。また、未来に先行表示される一目の雲や縦軸の数値変動幅が変化するMACDなどを使う場合もきちんと表示される点も、これらを使って検証する人には重要。
意外に便利なのが、基準線をドラッグすると検証したい場所へ簡単に飛べること。上位足の押し目ポイントへ飛んで下位足を検証するときなどはとても快適。
ここからはRCCユーザーが乗り換え時に検討したいポイントを箇条書きで挙げてみる。
①ローソク足の再生速度が向上
最小単位0.01秒まで向上。
②代替時間足による再生が便利
下位足チャートなしでも代替時間足での再生やチャート送りが可能。RT-Noteでより厳密にエントリーや決済がしやすくなる。
③日付入力による検証開始日時の指定
表計算ソフトなどで検証結果(トレード)を合わせて管理するときに便利。
次にストラテジーテスター系トレード練習ソフトとの違いについて。今回、RT-Noteが付属することもあり、これらの練習ソフトが購入時の比較対象となる場合もあると思われる。
しかし、本質的には違うものと考えたい。あちらは、まさに模擬トレードを行なうためのものであり、RTは実際行なったトレードや鉄板ポイントを振り返りや検証をするためのもの。スポーツの練習に例えるなら、繰り返し同じ場面を再生しフォームを修正・固めていくのに使うものだと考えるべきだろう。
次にFT5との比較。高機能だが、変な仕様が多く使いづらくオススメできない。
最後に製作者様にお願いしたいこと
・RCC対応インジに付加価値をつけて欲しい
検証時の使用・普段使いともにできるとは言え、どうしても割高感が出てしまうように思います。できれば、一部の対応インジに導入されている「ショートカットで表示/非表示」などの機能を追加して頂けると購入時の抵抗感が減るのではと思います。
・RT-Noteとの連携強化
読み込んだトレードやRT-Noteで模擬トレードしたポイントの頭出しができる機能が欲しい。DVDビデオの次のチャプターや前のチャプターに飛ぶような形で、ショートカットキーを押すと、現在の基準線の場所から次のトレード、前のトレードへ飛べる様な機能です。