追記

※2019年12月19日にさらにバージョンアップし、アラート機能（メール，サウンド，ダイアログ）に加えて、サイン発生をプッシュ通知により知らせる機能を追加しました。

（追記終わり）

「mBDSRの移動平均線フィルターバージョン」リリース！！

※本インジケーターは、下記のインジケーターに付属しているものです。

RCIとの組み合わせで威力を発揮するインジケーター【BODSOR・mBDSR】

　　https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/11836

※「mBDSRの移動平均線フィルターバージョン」単体では販売されておりませんのでご注意ください。

※すでに上記インジケーターをご購入いただいている方は再度ダウンロードしていただくと、「mBDSRの移動平均線フィルターバージョン」がダウンロードファイルに含まれています。

（ファイル名：mBDSR_MA2_VAP_XXXXXXXX.ex4）

※リペイントなしのインジケーターです。

◆はじめに

mBDSRは、元々はRCI3本ライン（RCI9，RCI26，RCI52）を用いた押し目買い及び戻り売りの精度を高めるために開発されたものです。

下図は「RCI3本ライン＋mBDSR」の戻り売りサインの例です。

ポンドドル　15分足

　RCI3本ラインのうち明確に上昇しているのがRCI9のみ。
　RCI9が反転下降すればRCI3本そろって下降となる可能性のある場面。
　すなわち、プライスも強い下落となる可能性。

このような局面で、mBDSRの戻り売りサイン（丸で囲った黄色矢印）が点灯しています。

上の例では、戻り売りサイン点灯直後に陰線が5本連続して発生しています。また、上昇しているRCI9の反転下降が確定するローソク足の3本前のローソク足が確定した時点で、戻り売りサイン点灯が確定しています。

すなわち、RCI9の反転下降が確定するのを待たず、下げ再開のタイミングを非常に上手くとらえることができています。

一方、明確な長期トレンドが発生しているケースなどでは、中長期のRCI（RCI26やRCI52）の厳密な方向にとらわれず、移動平均線の向きを参考にした方がより多くのエントリーのタイミングをとらえることができることもあります。

そこで、2本の移動平均線の方向に逆らわずmBDSRでエントリータイミングをはかる矢印インジケーター「mBDSRの移動平均線フィルターバージョン」を作成しました。

以下は「mBDSRの移動平均線フィルターバージョン」の説明となります。

◆概要

2本の移動平均線の方向に逆らわず、mBDSRでエントリータイミングをはかる矢印インジケーターです。

フィルターとなる2本の移動平均線の種類と期間を設定することにより、mBDSRのサインを取捨選択します。

(1) 2本の移動平均線をSMA25とSMA50とした場合

　1本目の移動平均線：SMA25

　2本目の移動平均線：SMA50

　2本の移動平均線により選択されたmBDSRのサイン

(2) 2本の移動平均線をSMA15とSMA30とした場合

　1本目の移動平均線：SMA15

　2本目の移動平均線：SMA30

　2本の移動平均線により選択されたmBDSRのサイン

(3) 2本の移動平均線をSMA50とSMA100とした場合

　1本目の移動平均線：SMA50

　2本目の移動平均線：SMA100

　2本の移動平均線により選択されたmBDSRのサイン

上の3つの図から分かる通り、2本の移動平均線の選び方次第で拾えるサインが変わってきます。また、フィルターとして使用したい移動平均線はユーザー様により異なることが考えられます。そこで、本インジケーターでは、フィルターとして使用する2本の移動平均線の種類と期間をユーザー様側で任意に設定することができるようにしてあります。

◆設定項目

下図の通り、"DLLの使用を許可する" にチェックを入れる必要があります。

星印や矢印の表示位置に関する設定項目

　星印や矢印の表示位置がローソク足に近すぎて見にくかったり、逆に遠すぎて場合によっては表示位置が画面外になってしまう場合もあります。これらの印を表示する高さを、下記の設定項目の値を調整することにより、修正することができます。値が大きいほど表示位置はローソク足から離れていきます。

　星印（ピンク色）→ HotPinkStar
　矢印（ピンク色）→ HotPinkArrow
　星印（黄色）→ YellowStar
　矢印（黄色）→ YellowArrow

　また、下記の項目の値を変更することにより、星印や矢印の形状を変更することができます。

　（初期設定ではピンク色の）星印 → Arrowtype1

　（初期設定ではピンク色の）矢印 → Arrowtype2

　（初期設定では黄色の）星印 → Arrowtype3

　（初期設定では黄色の）矢印 → Arrowtype4

　なお、星印や矢印あるいはその代わりとして使用できる記号とそれに対応する番号は下表の通りです。

星印や矢印の発生条件に関する設定項目

　MA1_Method：　1番目の移動平均線の種類を選択
　　　Simple　（SMA：単純移動平均）
　　　Exponential　（EMA：指数移動平均）
　　　Smoothed　（SMMA：平滑移動平均）
　　　Linear weighted　（LWMA：線形加重移動平均）
　MA1_Period：　1番目の移動平均線の期間
　MA2_Method：　2番目の移動平均線の種類を選択
　　　Simple　（SMA：単純移動平均）
　　　Exponential　（EMA：指数移動平均）
　　　Smoothed　（SMMA：平滑移動平均）
　　　Linear weighted　（LWMA：線形加重移動平均）
　MA2_Period：　2番目の移動平均線の期間

アラート機能に関する設定項目

UseAlert：
　下図のようなアラートダイアログによりサイン発生を知らせる機能を使用する場合には true、使用しない場合には false を選択する。

UseMail：
　メールによりサイン発生を知らせる機能を使用する場合には true、使用しない場合には false を選択する。

UseSound：
　アラート音によりサイン発生を知らせる機能を使用する場合には true、使用しない場合には false を選択する。

SoundFile：
　アラート音に使うサウンドのファイル名を入力する。

UsePush：
　プッシュ通知によりサイン発生を知らせる機能を使用する場合には true、使用しない場合には false を選択する。

メールによりサイン発生を知らせる機能を使用する場合のMT4側の設定の一例

ツール → オプション → E-メール

イメージ図

※設定後にMT4を再起動させる必要があるようです。

◆注意事項

※本インジケーターは、下記のインジケーターに付属しているものです。

RCIとの組み合わせで威力を発揮するインジケーター【BODSOR・mBDSR】

　　https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/11836

※単体では販売されておりませんのでご注意ください。

◆mBDSRの移動平均線フィルターバージョンのサインの例