FXの基礎&ファンダメンタルズ&テクニカルランキング【1】2020年のFX相場をデータから読む!YEN蔵さんが選ぶ重要経済指標トップ5
FXにおいて相場分析は必須ですが、「ファンダメンタルズは必要なのか」「テクニカルはどれを使えば良いのか」と悩む初心者は多いです。今回は二人のプロにファンダメンタルズとテクニカルをランキング化してもらいました! 初心者はもちろん、既に相場でトレードしている人にも参考になると思います。
そしてFXデビューを考えている人向けに基礎部分をまとめました。これを読んで上級者への近道にしてください!
【1】ファンダメンタルズとテクニカルを学ぶ前にFXの基礎をもう一度!
※このページは【2】の記事になります。【1】と【3】は別の記事になります。
YEN蔵さんプロフィール
株式会社ADVANCE代表取締役。外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。メジャー通貨のみならず、アジア通貨を始めとするエマージング通貨でのディーリングについても造詣が深い。また、海外トレーダー、ファンド関係者との親交も深い。
まずはこの指標を追いかけてみる
FX会社がまとめている経済指標一覧のページを見ると、毎日各国からたくさんの発表がされていることが分かります。これらを全て追いかけることは大変ですので、YEN蔵さんに特に重要なもの五つをピックアップしていただきました。
選考基準はスピード感。人間の主観を数値化したため、発表が早いソフトデータが中心となっています。
まずはこの五種類の経済指標に注目しながら数値の変化を追っていきましょう。最初は慣れなくても、継続して読み込んでいくことで、経済指標に強いトレーダーにきっとなれるはず。
特に、リーマン・ショックやアベノミクスといった、長期的に続く強力なトレンドは、ファンダメンタルズが原動力になることが多いため、経済指標を読めるようになることが大切です。
ランキング選考基準は情報のスピード感
今回のランキングでは、経済の動きを素早く反映する指標を優先して紹介しています。指標の中にはソフトデータとハードデータがあります。ソフトデータはアンケート系の指標で、これが一番早く経済の状況を反映します。その代表であるPMIに特に注目しています。日銀短観もソフトデータなので注目していますが、こちらは3か月おきなので速報性という意味ではやや劣ります。また、ハードデータの代表として米国の雇用統計に注目しています。
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