「230億円稼いだ勝つ思考」を実際のトレードで解説【損切り】【大局観】
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
元経理マン、心理カウンセラートレーダーのたかしです。
「230億円稼いだ勝つ思考」とは、cisさんの本からです。
私も同じような考え方でトレードしているところがあるので、私のトレードから解説して行きます。
本からの引用は、青太文字で書きます。
2月22日(金)のトレードを見ていきましょう。
損切りからはじまる。
8万7千円の損切りになりました。
シナリオ通りにやった結果で、小さい損で逃げれているので、全然問題ないです。
1トレード損切り後、次のシナリオを書いています。上記の記事で先出しシナリオ投稿していました。
そして、またポンド円買いで、損切りになりました。2連敗です。
損切りの動画もあります。
1トレード目に、ポンド円144.315~144.328買いで損切り。
2トレード目に、ポンド円144.449~144.477買いで損切り。
1トレード目で損切りになり、次にまた高くなったところで買って損切りになっています。
cisさん
買った株が下がり損切りしたとして、そのあと損切りをあざ笑うかのように上がりだしたとき、
上昇株として買うことができるかどうか?
ここも大きなポイントになる。
まず、損切りする時点で自分の敗北を認めることになる。
買ったのは間違いだったと認めて撤退するわけだ。
そのあとで自分が売った値段よりも高い値段で再び買おうというのは
「損切りも間違っていた」と、二重に間違いを認めることになる。
そこの抵抗を感じてしまう人もいるのではないかと思う。
でも僕はそれを気にしない。いつも平気でやっている。
1回ごとの売買で勝ち負けを考えていないから抵抗がない。
買った株が下がったら売るし、上がっている株は買う。
それが基本で、それを何回でも繰り返すしかない。
ここにある話は、私が朝やったトレードがまさにそうですね。
まず、ポンド円を買って損切りになる。
再び高い値段で買う。
こういうのに抵抗を感じる人もいるかもしれないが、cisさんは平気で買って行く。
私も平気で買って行けます。
1トレード目が損切りになった後に、次のシナリオもこちらに書いていました。⇒20190222(金)ポンド円トレード~朝
記事には、こう書いていました。
「買いポジ逃げましたが、また上がったら買い直せばいいと考えています。」
また上がったら買うということは、当然逃げた値段より高い値段で買うことになります。
「いまこのポジを切ったら、次にもし上がったら高くしか買えなくなる。もういま持っている値段では買えなくなる。」
こう考えて損切りできない人の話を聞いたことがあります。
それで、1トレード目のポジは損切り出来ない。
私は、値段を見てないです。いま見直して、損切りしてから15pipsくらい高くなって買い直してたのかーって感じです。
前回のトレードでいくらで買っていくらで損切りしたかは、次のトレードとはまったく関係のないことだから、その値段は知る必要もないことです。
cisさんの言うように、これだけのことです。
>買った株が下がったら売るし、上がっている株は買う。
ポンド円買ったけど下がったから損切りした。
でもまた上がったから、再び買った。(事前にシナリオ投稿してあり、その通りやっただけ)
>それが基本で、それを何回でも繰り返すしかない。
>1回ごとの売買で勝ち負けを考えていないから抵抗がない。
この考え方もあります。
20190222(金)ポンド円トレード~昼【58万円負けた】
勝率3割くらいでもトータルで負けない。
トータルで考える。
こうやって大局的に考えることで、連敗しても心に余裕ができて、メンタル的にも有利にトレードを続けて行きやすくなります。
cisさん
局所的な勝敗を考えてもあまり意味はない。
大局的に考えることが大切です。
そうすると、抵抗なく損切りしやすくなります。
「メンタルが弱くて損切りできません」という人はいます。
しかし、メンタルは鍛えられません。
勝っている人はメンタルが強いから損切りできるというよりは、考え方が違うから損切りできることはあると思います。
考え方、思考によって、抵抗なく損切りできるかどうかの違いが出てきます。
cisさん
何勝何敗と考えることにも意味はない。
問われるのは勝率ではなくトータルでどれだけの損得になっているのかという絶対額だから。
cisさんも逃げ足早いそうです。
損切りの早さでいえば、今の僕はトレーダーのなかでも上位に入ると思う。
買った値段は関係なく、得していても損していても、これから下がりそうだと思ったらすぐに売ってしまう。
初心者はこの損切りができずにつまずきやすい。
「損したくない、損を認めたくない」という人間的な感情が、相場では敗北につながる。
すばやい損切りは、ものすごく重要。これはテクニックというよりは心構えに近い。
損切りが大事なことは、みんな知ってますよね?
しかし実際にやるのは難しい人が多いでしょう。
損切りをやりやすくするためには、トータルで勝つことを考えて、1回の結果にこだわらないこと。
大局的に考える。そういう思考が重要になってくると思います。
cisさん
いちばん大切なのは迅速な損切り。
失敗から逃げてはダメで、失敗は当然としていかに最小にとどめるか。
僕の場合、銘柄それぞれの勝敗を考えるなら、利益になる取引は3割くらいしかない。
残りのほとんどがトントンかちょい負け。
小さな損を重ねながらも、たまに大きな得をしようという発想。
「俺は負け方がうまいんだよ。みんな勝つところばかり言うけど、重要なのは負け方なんだ。みんな負け方が下手だよね。」
cisさん
上がると思った株が下がれば失敗だけれど、ここまではいい。
よくあることで、どんな達人でもこれを避けることはできない。
トレードの損切り、麻雀の振込み、これらは100%避けることはできない。
どんな達人でも避けられないことだから受け入れることが大切になります。
私の2トレードの履歴。
後から見ると、最初に買ったポジ144.328を損切りせずに粘っていたら、結局上がったから利食いできていましたね。
こういう見方、反省の仕方をする人はいると思いますが、それは結果論です。
損切りした時点で、そこから上がるか下がるかは誰にもわからないことです。
cisさん
上がるか下がるかなんてわからない。
常にそれがわかるようなら、日本の国家予算くらいは簡単に稼げてしまう。
どんなときにも上がるか下がるかの絶対的な答えなどない。
わからないことがわかる。本当に腑に落ちている。これも勝つ思考でしょう。
損切りしたあと順行したとしても、反省や後悔することはない。
未来は誰にもわからないことですから。
昨日、私の会員ブログを読んだ方からこういう感想を頂きました。
>チャートが少しでも大きく動くと、
>「どうしてそこは取れなかったんだ?」ということばかりに囚われて、その部分をとるにはどういうルールにすればいいのか?という思考になっていました。
こういう考え方は、アプローチの仕方が全然違うんですよね。
結果から見て、何か取り方があったんじゃないか?あるいは、この動きを予想できる何かがあったんじゃないか?とかね。
230億円も稼いだcisさんでも予想はできません。
ほかにもジェイコム男と言われたBNFさんでも予想はできません。
アメリカのデイトレードの神様と呼ばれる、全米ナンバー1デイトレーダーのトニー・オズ氏にもできません。
だから、損切りは誰にも回避できないし、後からこうすればよかったという、過去の時点ではわかりようがないことは、後悔したり反省することではない。
そして、こうとも言えます。
誰にも予想はできないが、予想しなくてもトレードで勝つことはできる。
BNFさん
別に上がる上がらないなんて予想しなくていいんだからさ。
早くそこに気が付こう。
相場で勝っている5%の投資家は、 株価は予想出来ないのを当り前の事 として理解している人々です。
株式投資の成否を分けるのは、この認識に懸かっているといっても過言では無いと思います。
予想できないことは当たり前と受け入れる。
cisさん
重要なのは、損をしないことではなく、大きな損をしないこと。
大ケガだけはしないようにする、という方針で僕は今の資産を築いた。
【デイトレード オリバーべレス著】
損失をコントロールするというプロの負け方が重要な鍵となる。
プロの負け方を学ばねばならない。
プロの損失は常に小額であるということを忘れてはならない。
正しく負ける方法を学びさえすれば、夢が現実となる。
未来の予想はできないし、値動きはコントロールできないことです。
しかし、損失は自分でコントロールできることです。
コントロールできないことは受け入れて、コントロールできることに意識を向ける。
これはトレードに限らず、人生においても大事な考え方です。
オックスフォード大学感情神経科学センター教授
心理学者、神経科学者 エレーヌ・フォックス氏
人生には自分でコントロールできない事が数多くあります。
コントロールできない事よりも、コントロールできる事にフォーカスするのです。
>重要なのは、損をしないことではなく、大きな損をしないこと。
損を回避することは不可能、これは受け入れることです。
大きな損をしないことは自分でコントロールできることです。
損失額は自分でコントロールできること。
>大ケガだけはしないようにする、という方針で僕は今の資産を築いた。
大きな損をしないように、コントロールできる事にフォーカスしているということ。
私は2連敗しましたが、損失は自分でコントロールできていますから、まったく問題ないと考えていました。
【デイトレード オリバーべレス著】
マーケット参加者が生き残れるか否かは、損失を最小限に制御する能力にかかっている。
この事実を認識しよう。
誰でもツキで勝てることはある。
価格は上がるか下がるかどちらかである。
この結果、勝つ確率は1/2に近いものとなる。
しかし、プロのトレーダーだけが、損失を最小限にとどめることができる。
プロの取引結果をみれば、彼らの損失が極めて少額であることが確認できるはずである。
逆に、初心者の損失は極めて多額であろう。
少額の損失はプロのトレーダーの証である。
長くなったのは、今回はここまで!
2トレードやって損切り、2連敗したところまで。
これだけ見ると、真っ赤で下手だなーって思う人もいるかもしれない。
2トレード目でさらに高い値段で買って下手に見える人もいるでしょう。
しかし、今回書いたように、損切りした値段よりも上がっても平気で買っていけるのが「勝つ思考」です。
もちろん、ただ値段を追っかけるのとは違いますよ。
私の場合は、1トレード目が損切りになった後に、また上がったら買うシナリオ(計画)を会員ブログに投稿しています。
そして、事前の計画通りにエントリーし、計画通りに損切り(損切りになるときはこの損失額で抑える)になりました。
その場の感情トレードでもなく、すべて事前に計画通りに出来たトレードです。
損切りも計画内です。
私にとっては素晴らしいトレードが出来ている状態です。
大事なのは結果ではなくて内容です。
1回1回の結果はどうでもよくて、それを続けて行けばトータルで利益になる戦略、大局観が大事です。
いい状態で次のシナリオのトレードに向かう。
2連敗してますが、次のシナリオも会員ブログに事前に公開していて、それを狙って行きます。
それは、次回に書いていく予定です。
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