今月のテクニカル分析マラソン 4周目:暗号通貨チャートウォッチ2019
先日、「あんなに盛り上がっていたのに、自分の周りではもう仮想通貨だどうだと誰も言わなくなった。このままフェイドアウトしていくんだと思う。」的な話を聞きました。
そりゃそうだろうと思います。
だって、2017年の盛り上がりなんてほぼ実需の生まれていない、「なんでもかんでも儲かるぞ」的にウワサがウワサを呼んだ期待値だけで作られた相場だったですからね…。それだけに乗せられて投資した人はそのように幻滅しても仕方ないと思います。
しかし、周りを見渡せばわかりますが、この日本では、ビットコイン1つとっても、まだ普段使いできるところはほとんどありません。使用する場面はもちろん、一般の人がビットコインで何かの対価を得ることを選択できる場面ってありますでしょうか?
いいえ、どこにも。
Dappsなどのアプリ(ゲーム)は少しづつ出てきてますが、まだこの界隈のごく一部でザワザワしてるだけで一般普及してるとは言えません。パブリックブロックチェーンが有効に使われた便利なサービスやアプリを一般の人たちがどんどん使っているでしょうか?
いいえ、だれも。
まだ全然、本当のチャンスきそうじゃないですか?
(安っぽいオチ)
では、テクニカル分析マラソンをまた行っていきます。いつものテクニカルでは凝視するほどの大きな変化は少ないので、今回は目先で意識したいラインを引いて直近の戦略を組むような思考で走っていきます。
今回はXRP・BCH・LTCの3銘柄です。
※この線より上が全体への公開です
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また、画像は外部からドラッグアンドドロップで貼り付けることもできます。
※この線より下が購入者への公開部分です
XRPBTC
他の通貨と比べると、値動きが掴みにくいというか、何かあるな?とも思わされるので分析しがいありますが、今はラインが若干引きづらかったです。下値サポートとして意識しておくべきかなと思うのは、赤の部分、2017.12.08と2018.9.12の安値からなるライン。ここを突破されちゃうとかなり厳しいと思っておいていいかと思います。
黒丸の最近のところにクローズアップします。
上昇の場合は上側のレジスタンスライン突破に期待されますが、現在その逆の下側のサポートラインを割ってしまっております。ただ、このサポートラインの終点がほんの直近のいまいち明確とは断定しずらい3月10日の安値しかなかったので、この下落シナリオは簡単に否定される可能性もありそうです。
しかしながら、サポート割れしてそうなのはそうなので、最悪だと赤の矢印方面、グレーの矢印の方向に一端落ち込むがリバウンド期待…というシナリオも考えておいた方が良さそうです。
BCHBTC
目下、上方ブレイクにトライ中です。17日の朝9時の段階で終値がこのラインを上抜いたままであれば期待高まります。ダメだった場合は、史上最安値(上場時直後に作った安値は参考にしません)が近いので、それさえも割ってしまう可能性に注意したいです。
上昇開始に期待高まりますが、いつもの分析チャートでは…、
このように全然余裕のダウントレンド真っ盛りなことは留意しましょう。チャート左側に、雲を抜いたが6ヵ月MAにタッチするのが限界で、そこからズル落ちしてった場面ありますが、それと同じようなことになるかもしれない…という警戒心はまだ捨てれません。
LTCBTC
全監視銘柄の中で最も安心な値動きになってるのがライトコインです。前回の分析時で気になる帯としていたところをブレイクしてちゃんと上昇してます。
今後、ポジティブな方の流れが継続する場合のシナリオはこんな感じでしょうか。
きれいなソーサーボトム(鍋底)を作ってる最中です。ネックラインとなるのは左端の赤丸エリア付近の価格で反応してるので、そこらだと思います。ネックラインを抜けると、次に待ち構えてるのが2年半モノのブっといレジスタンスラインです。そこを抜いてくると、これぞMoonという感じが期待されます。
以上です!次回はETHとBTCで最後になります。
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