注目のEUサミット開催! どうなる英国の行方は!? ~3月21日の注目点とスケジュール~
昨日は、FOMC開催され、金融政策が発表されました。 政策金利は据え置き、バランスシートの縮小は9月で終了予定、利上げ見通しも来年までで1回、GDP予想は下方修正と大幅なハト派姿勢が発表されました。
声明文でも、記者会見でもハト派であったことから、米ドルは売られ続けていきました。 ドル円は約100pipsの下落となりました。 ハト派、緩和姿勢の発表であったにもかかわらず、株価は下落で引けています。 米10年債利回りは大きく下落。 日米利回り差は縮小しています。
この流れを、東京・欧州市場がどのように消化していくのか気になります。
◎本日の注目点
1)EUサミット開催
昨日までの発言を見ていると、離脱期限の延期は難しそうに感じます。
英国側の注目点
・離脱案の採決はどうするのか?
・再度交渉を持ちかけるのか?
・離脱期限の延長期間は?
・2度目の国民投票は?
・メイ首相の進退は?
欧州側の注目点
・離脱期限の延期期間?
・離脱期限の延期の可否
・再交渉の可否
・欧州議会選挙の兼ね合い
・どのような条件を英国に突き付けるか?
・反対する国がどのくらい出てくるのか?
今日・明日はEUサミットで英国離脱の期限延期に注目が集まると思います。 昨日も各国要人発言が出てきていますが、延期に否定的な発言が多かったように感じます。 ヘッドラインに注目しておきたいと思います。
※昨日の発言は以下をご覧ください
2)政策金利発表
本日は、スイス・ノルウェー・英国で政策金利が発表されます。 ノルウェーは利上げが予想されています。 スイス・英国は据え置きが予想されています。 各国の、今後の金融政策について注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
3月21日(木曜日)
EUサミット(首脳会談)
09:30 AUD 雇用者数増減・失業率
17:30 CHF スイス政策金利発表
18:00 CHF SNB記者会見
18:00 NOK ノルウェー政策金利発表
18:00 EUR 欧州マンスリーレポート
18:30 GBP 小売売上高
21:00 GBP 政策金利・QE額・MPC投票配分発表
21:30 USD フィラデルフィア連銀製造業指数
3月22日(金曜日)
08:30 JPY CPI(消費者物価指数)
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