元為替ブローカーから学ぶ売買プランの作り方|第25回 三波動の考え方を取り入れたドル円相場分析⑱[浅野敏郎]
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浅野敏郎さんプロフィール
あさの・としろう。東短グループの外国為替売買仲介業者である、トウキョウ フォレックス株式会社、さらには、為替取引の世界シェア80%以上を誇るEBS社(現ICAP)等での勤務経験を持ち、1985年のプラザ合意、その後の超円高時代、バブル崩壊、2000年のユーロ統合などの歴史的相場を第一線で経験し、相場観を養う。その後、2社のFX取引会社の創業、プライベートFXファンドのディーラーも経験。現在、投資の学校グループの日刊ブログで執筆を担当。特技の映像編集を活かした分りやすい映像作品の支持者も多い。
浅野敏郎さんが、自身の経験と知識に裏打ちされた売買手法や相場観構築のノウハウを余すところなく教えてくれる本企画。今回も引き続き、直近と今後のドル円相場を読み解いてもらい、その上で最適な売買プランを提示していただきます。
※この記事は、FX攻略.com2019年5月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
週足は堅調に推移も大きなトレンドは難
前月号の原稿は安値Oから5週目の時点であり、安値Oの週足がスパイク・ボトム(長い下ヒゲを付ける値動き)となったことで、目先の下値を付けた可能性が十分ありました。一方で、その割にはN-Oの半値戻しを早々に達成してからは上げ足も止まり、様子見がベストな戦略としたところで終わりました。今月のチャートは、その前月から変更が必要な事態にも至っていないので早速、週足チャートから見て参ります(チャート①)。
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