トレードチームいにしえの稼ぎ方|第6回 4年間負けなし!!長期リピート系トレード 通貨ペアの選び方編 PART②なぜスイスフランを選ぶのか?[岡ちゃんマン]
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岡ちゃんマンさんプロフィール
福岡県出身1980年生まれ。趣味はニュース検索と飲み歩き。特技は寝ないこと。2011年からFXをスタートし、現在は専業トレーダーとして悠々自適な生活を送る。知的好奇心が旺盛で人並み外れた情報収集能力と分析能力を持つ。「トレードチームいにしえ」からその能力が認められ、チームの中核となる。ファンダメンタルズ分析をベースとしたスイングトレード中心のトレードが得意。
いにしえ流FXブログ:ファンダメンタルズトレード
※この記事は、FX攻略.com2019年5月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
中央銀行の思惑を読む
前回の記事でスイスフランクロスの買い戦略に優位性があるということが分かりましたが、スイス中央銀行の意向とマッチした戦略かどうかが非常に重要になってきます。
結論からいうと、豪ドルスイスフラン、NZドルスイスフラン、カナダドルスイスフランはこれ以上のフラン高にはならないので、下値は限定されているでしょう。リピート系トレードにはもってこいです。今回、それはなぜかを説明します。そこで、この10年間のスイス中銀の政策を振り返ってみたいと思います。
2008年のリーマンショック後、安全通貨である円とスイスフランが買われました(チャート①)。日本は極度の円高になると輸出企業が大打撃を受けます。スイスも同様、極度のスイスフラン高になると大打撃を受けます。なぜスイスフラン高がスイスにとって大打撃になるのか? それはスイスの地理にあります。
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