《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》アクセルを踏み過ぎていますよ
おはようございます、松下です。
先々週、先週と2週続きで
週末のセミナー開催で、
大勢の投資家さんにお会いしました。
2017年の利益、そして生涯の利益に
向かって、しっかり学ばれている投資家さんの
姿を見て、いつも初心に帰る気持ちです。
投資を始めて16年が過ぎようとしていますが、
学び続けない限り、利益を続けられないことを
痛感する毎日です。
毎週土曜日は、投資に関連する
テーマのコラムをお届けしています。
本日のテーマは、「アクセル」。
アクセルとは、車でスピードを
出すために使いますが、投資でも
アクセルを踏み込む場面があります。
車のアクセルを想像すれば、
投資でいつアクセルを踏んで良いのか分かるはずですので、
その時まで、間違ったアクセルの踏み方をしないようにしましょう。
【コラム】松下誠の投資探究
第183回「アクセル」
投資において、1回の売買に大きい資金を投入することは、
車の運転に置き換えると、アクセルを踏み込むことに相当する。
車を運転している時にアクセルを踏み込めば、それだけスピードが
上がり、早く目的地に着くことが可能になる。しかし、スピードが
上がれば上がるほど、事故を起こす確率は高くなる。またスピードが
出た状態で起こった事故は、悲惨で致命的な結果を招くことは想像に難くない。
あなたが、投資に大きい資金を投じるのは、その後の資金のコントロール
(上記の例では、車の運転)に、自信がある時でなければならない。
その後に起こる出来事の中で、自分の資金を安全にコントロールでき、
悲惨な結果を招かないという確信に至らなければ、大きな資金を
投じるべきではないのだ。
自分の身に何が起こるか分からない、それをコントロール
できない状態の時、アクセルを踏んではならない。
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よろしいですか?