2019年04月01日 08時27分：ドル円トレード戦略［江守哲氏メルマガより］

GogoJungleが提供している江守哲さんの投資メルマガ「江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー」より、今朝配信されたものからほんの一部をご紹介。今回は、ドル円のトレード戦略をご覧ください。

ドル円は見送りとします。短期的には株価の上昇が見られれば、上げやすくなりそうです。まずは111円を明確に超えるかを確認します。超えた場合でも、111.50－60円のレジスタンスを超えられないと、上昇の勢いは鈍化するでしょう。徐々に買われすぎになってきていますので、そのあたりにも注意が必要です。逆に110.70円を割り込んだ場合には、ショートを検討しやすくなります。その際にも株価動向を注視したいところです。市場では「逆イールド」への関心が高まっているようです。円安派からは、「過去の逆イールドの局面 ではすべて円安になっている」との指摘も聞かれます。しかし、そのほとんどが米金利の上昇が背景となって逆イールドになっています。今回は金利低下で逆イールドになりそうです。そうであれば、過去のデータは通用しないのではないかと考えられます。結局のところ、米金利が低下すれば、日米金利差の縮小が円高圧力になります。この点を忘れないようにしたいところです。

『江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー』（江守哲）より引用。

簡単に円安にはならないことを念頭に入れ、常に「売り目線」でトレード戦略を構築することが重要だと江守さん。今週は米国で重要な経済指標が多いようなので注意しておきましょう。（編集部）

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