米国・欧州・トルコ、それぞれの注目点! ~4月3日の注目点とイベントスケジュール~
昨日は、豪州で政策金利・声明文が発表されました。 結果は据え置きでした。 声明文も想定通りのハト派内容でしたが、思ったよりも豪ドルは売られました。 ポンドは、メイ首相の発言を受けて上昇しています。
◎本日の注目点
1)米中閣僚級通商協議
本日より、ワシントンで米中閣僚級通商協議が再開します。 4月15・16日で日米通商協議も予定されています。
通商協議が順調に進むのか、それとも難航するのか注目です。
2)米指標・要人発言
先日のISM製造業景況指数では、強い結果が出てきたことで111.50円付近まで上昇しました。 本日は、ISM非製造業景況指数やADP雇用統計などが発表されます。 また、要人発言も予定されています。 21:00~00:00の間はUSDの動きが活発になりそうな気がします。
3)トルコ指標と欧州指標
本日は欧州指標が集中しています。 サービス業・総合PMIが発表されます。 1日はフライングして10数分前に発表されるということがありました。 内容も弱いものばかり。 今日も弱い結果が続くようであれば、ユーロは下値模索という展開になりそうです。
また、トルコではCPI(消費者物価指数)が発表されます。 20%近い物価の上昇率に注目が集まっています。 トルコリラは色々とマズい状況にあります。 本日のトルコCPI(消費者物価指数)がトルコショックの引き金にならないか注目です。
トルコリラいついては以下もご覧ください↓↓↓
4月1日(月曜日)にトルコショックの再来か!? 窓開け注意!!
4)英国議会と離脱期限
4月1日の英国議会では離脱代替案がすべて否決されました。 いまだに、一つも離脱案・離脱代替案が決まらない状況です。 5月22日まで離脱期限を延長するためには、EU側は離脱案の可決を条件としています。
メイ首相は、昨日の発言で短期の離脱期限延長を申し入れる模様。
噂では、今日・明日にでも離脱案の再採決が行われるとの事。 また、離脱代替案の方も票差の少なかったものを再度採決するとの情報もあります。
メイ首相は、野党労働党のコービン党首と会談、協力を求めるようです。
情報が錯綜しているため、英国・ポンドについてはヘッドラインに注目です。
◎本日のイベントスケジュール
4月3日(水曜日)
米中閣僚級通商協議(ワシントン)
09:30 AUD 貿易収支・小売売上高
10:45 CNY 財新サービス業PMI
15:30 SEK スウェーデンサービス業PMI
16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)
16:45 EUR イタリアサービス業PMI
16:50 EUR フランス総合・サービス業PMI
16:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI
17:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI
17:30 GBP サービス業PMI
18:00 EUR 小売売上高
21:15 USD ADP雇用統計
21:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁、ジョージ・カンザスシティ連銀総裁、バーキン・リッチモンド連銀総裁発言
22:45 USD 総合・サービス業PMI
23:00 USD ISM非製造業景況指数
23:30 USD 原油在庫量
4月4日(木曜日)
06:00 USD カシュカリミネアポリス連銀総裁発言
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