2019年04月05日 08時22分：ドル円トレード戦略［江守哲氏メルマガより］

GogoJungleが提供している江守哲さんの投資メルマガ「江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー」より、今朝配信されたものからほんの一部をご紹介。今回は、ドル円のトレード戦略をご覧ください。

ドル円はショートを維持します。買われすぎ感が強まっています。一方で111.60円のきわめて重要な水準にまで上げてきました。これを超えるようだと、景色が変わる可能性があります。市場では、「なぜ円安基調が続いているのか」といった声が多くなっています。これに対して納得がいく説明をするのはかなり難しいといえます。米金利の低下が止まっていることは一つの理由でしょう。また、市場の関心がドル円に向かっていないこともあるでしょう。どちらかといえば、市場は欧州通貨と米ドルの関係にフォーカスしています。しかし、これから日米通商交渉が始まれば、ある程度は関心が高まるでしょう。ただし、日米実質金利差でみたドル円の理論値は113円台半ばです。この理論値をいまは下回っています。つまり、円高気味になっているということです。この点はドル円を支える材料になるでしょう。あとは株価動向をよく見ておくことでしょう。 

『江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー』（江守哲）より引用。

常に「売り目線」でトレード戦略を構築することが重要だと江守さん。本日は米雇用統計が発表されますが、米国の経済指標は予想を下回る結果が続いています。今回の雇用統計の結果はどうなるか注目です。（編集部）

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