2019年04月11日 08時26分：ドル円トレード戦略［江守哲氏メルマガより］

GogoJungleが提供している江守哲さんの投資メルマガ「江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー」より、今朝配信されたものからほんの一部をご紹介。今回は、ドル円のトレード戦略をご覧ください。

ドル円はショートを維持します。下げ基調にあり、まだ下げ余地が残っています。110.75円、110.60円を割り込むと下げが大きくなりそうですが、その時点で売られすぎ感も強まりそうです。ある程度のところで買い戻してもよいかもしれません。少なくとも、111.25円を超えた場合には、買い戻すことにします。為替市場はまだまだ大きなトレンドが出にくいようです。欧州通貨も膠着状態です。金融政策は主要国がすべて緩和的になっていますので、お互い足の引っ張り合いです。一方で政治面では欧州通貨が売られやすい一方で、 欧米間の貿易問題も出てきました。日本も日米通商協議の開始がトリガーになり、これから円高圧力が強まる可能性があります。ドルも金利が低下しており、買いにくくなっています。消去法的に円が買われやすくなりそうですので、その動きには注意が必要でしょう。また、株価はまだ高値圏を維持していますが、これが調整し始めるようだと、リスク回避の円買いが強まります。この点にも注意が必要です。

『江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー』（江守哲）より引用。

最終的なドル円の値動きは米国の政策で決まると江守さん。トランプ大統領はドル安を歓迎する発言を繰り返していますが、米国が金融政策を変更させる可能性があるのかを注視していきたいと思います。（編集部）

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