インベスター俳優廣瀨瞬の押忍!チャート部|第4章 大循環の謎に迫る
この物語の登場人物
学習院 茶亜斗(がくしゅういん ちゃあと)
私立ワプラス学園チャート部新入部員。かつてはクラスで「九九の達人」の異名を取るほどだったが、「算数」から「数学」へと名称が変わった瞬間に、自分の中で何かが崩れ去っていく音が聞こえた、という。
廣瀨瞬(ひろせ しゅん)
チャート部主将。学校の得意科目は「国語」。小さいころは読書量の表彰欲しさに、図書館の本を読み漁っていた。しかし中学に上がってからは「家庭科」の成績でトップに昇り詰め、勉学そっちのけで類稀なる女子力を身に付けた。
※この記事は、FX攻略.com2019年4月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
押忍! インベスター俳優の廣瀨瞬です! 今回の戯曲の中に「順列」や「組み合わせ」といった言葉が出てきますが、これらを聞くと思い出しますよね。高校数学を。反射的に「数学アレルギーが…!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?(あるあるです)。「投資」を「数字を読み解く確率のビジネス」と捉えると、なんだか理系科目のようなイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、ご安心ください。僕もバリバリの文系です(ちなみに師の小次郎講師もそうです)。
たとえ文系脳であっても、チャートを形状として空間認識するのはやはり右脳によるものが大きいらしく、日々の終値など細かな数字は覚えられずともチャートの形状はなんとなく思い出せる、といった効果は一説によると右脳が左脳に比べて数百万倍の記憶量を持つからだそうです。単なる「数字」ではなく「図形」として相場を把握する。ここにもチャート分析の妙味性を見出すことができますね。
というわけで、移動平均線大循環分析も右脳をフルに使って学んでいきましょう!
よろしいですか?