豪ドルNZドルの月足的戦略〜ループイフダンでレンジ相場を攻める〜[ゆったり為替]
※この記事は、FX攻略.com2019年3月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
ゆったり為替さんプロフィール
ゆったりかわせ。個人投資家。取引回数が極めて少ない「ゆったりトレード」派。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日。あらゆるFX会社の口座を保有し、業界内のさまざまなサービスに精通。
公式ブログ:FXゆったりトレード派
公式ブログ:FXリアルトレード道場
筆者は、長期のリピート系注文を好んでいます。理由は二つあります。
理由の一つ目は、放置できることです。世の中には、さまざまなトレード手法があります。しかし、どんな手法でも「ログインして、チャート等の情報を見て、取引を考えて、実際に売買する」という行動を繰り返します。
FXが好きでたまらない場合、これは苦になりません。しかし、日々の生活を優先しながらFXをしますので、どこかでFXから離れなければならない場面はあります。そんなときでも、リピート系注文は自動で売買してくれます。
理由の二つ目は、損切りがあまり現実的でないことです。筆者の場合、リピート系注文を使って、豪ドル円を55円~85円の範囲で取引しています。過去の円高記録は55円ですので、それを意識した取引です。
実際には、既に利食いを無数に繰り返し、スワップポイントも毎日もらっています。このため、50円を下回っても強制ロスカットになりません。時間が経過すれば45円、40円になっても強制ロスカットを回避できます。このレベルまでくると、さすがに強制ロスカットはないのでは?と予想できます。
あるいは、大きく稼いだ時点で当初資金をFX口座から銀行口座に戻します。すると、仮に強制ロスカットになっても、元の自己資金は傷つきません。放置のトレードでこれができるのですから、メリットが大きいです。
リピート系注文で放置のデメリット
しかし、この手法には少々大きなデメリットがあります。それは、必要資金が大きくなりがちなことです。筆者は豪ドル円の場合、55円から85円の間に買い注文をばらまいています。範囲は30円、すなわち3000銭です。こんなに広い範囲にリピート系注文を設定したら、相応の資金が必要です。
そこで、放置できるリピート系注文を実行しつつ必要な証拠金が少なくて済む設定を考えます。
よろしいですか?