トレードチームいにしえの稼ぎ方|第2回 勝率90%越え 経済指標スキャルの具体的手法とは[岡ちゃんマン]
岡ちゃんマンさんプロフィール
福岡県出身1980年生まれ。趣味はニュース検索と飲み歩き。特技は寝ないこと。2011年からFXをスタートし、現在は専業トレーダーとして悠々自適な生活を送る。知的好奇心が旺盛で人並み外れた情報収集能力と分析能力を持つ。「トレードチームいにしえ」からその能力が認められ、チームの中核となる。ファンダメンタルズ分析をベースとしたスイングトレード中心のトレードが得意。
いにしえ流FXブログ:ファンダメンタルズトレード
※この記事は、FX攻略.com2019年1月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
経済指標発表の仕組みを知ろう
経済指標発表時は価格変動が起きやすく、しかも値動きがかなりの高確率で予想できます。経済指標発表の「予想」と「結果」が極めてかけ離れたとき、私はそれを「サプライズ」と呼んでいます。この指標発表時の「サプライズ」を狙ったトレード手法で、約4年間で約2億7千万円の利益を出すことができました。
経済指標の発表は、各国の指標発表があったと同時に、各ニュース配信業者(ロイター、ブルームバーグなど)が入手し、一般に情報が配信されます。また事前に、経済エコノミストの予想を平均して事前予想が立てられており、FX業者などの経済指標カレンダーに「予想」と「結果」という欄があります。
画像①は「investing.com」の経済指標カレンダーです。赤丸で囲んだ部分が「予想値」と「結果値」になります。この「予想」と「結果」がかけ離れていれば、かけ離れているほど、その方向に価格は動きます。例えば、2018年によく動いたカナダCPI(消費者物価指数)の発表では、以下のように、シンプルに値は動きます。
【予想】0.3
【結果】0.6
→カナダドルにとって良い結果→カナダドル上昇
【予想】0.3
【結果】0.0
→カナダドルにとって悪い結果→カナダドル下落
よろしいですか?