2019年06月11日 やはり、材料株の個別物色作戦が有効![杉村富生氏メルマガより]
GogoJungleが提供している杉村富生さんの投資メルマガ「杉村富生投資サロン」より、今日配信されたものからほんの一部をご紹介。
ただ、筆者が懸念するのは米中貿易協議の行方です。マーケットは「“新”東西冷戦構造の始まり」などと、軽く受け止めているようですが、これは誤りです。なにしろ、旧ソビエトとアメリカの対立時の両国の貿易額は年間20億ドルにすぎなかったのです。これが米中の貿易額は年間7000億ドル超、1日当たり20億ドルに膨らんでいます。それに、経済大国1位と2位の紛争です。「影響は軽微」とはとてもいえません。 だからこそ、「目先は慎重に」と主張しています。なお、日経平均株価は一目均衡表の雲(2万1300~2万1800円)の下限に到達しています。こちらも短期的には正念場です。売買代金2兆円未満(東証1部)ではこの重厚な戻り売りゾーンを突破するのは難しいのではないでしょうか。
『杉村富生投資サロン』(杉村富生)より引用。
6月10日にトランプ米大統領は追加関税に言及するなど、米中問題の出口はいまだに見えてきません。やはりリスクに備えることが重要ではないでしょうか。(編集部)
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