米金利低下でシナリオ変更の必要性も!?[志摩力男氏メルマガより]
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GogoJungleが提供している志摩力男さんの投資メルマガ「志摩力男の実戦リアルトレード」より、本日配信されたものをご紹介。
米金利の低下が止まらない。米中貿易戦争が曲がりなりにも一時中断となったため、少しリスクオン的に市場が動くと想定していましたが、株価は上昇せず、米長期金利は1.97%と2.00%を割り込んできました。シナリオ変更が必要かもしれません。
なぜ、米金利が上昇しないのか。米中貿易戦争が棚上げされたとはいえ、対中制裁関税第3弾で関税が10%から25%へと引き上げられた影響がこれから出てくるなど、実体経済が徐々に悪くなることを織り込んでいるのかもしれません。また、政権の圧力から7月利下げはほぼ確実なので、どのみち米金利は下がると市場は考えているのかもしれません。
そうなれば、早晩、マーケットはもとのドル売りトレンドに戻ると想定します。
ドル円のショートと、ユーロドルのロングを再開したいと思います。ただ、ペンス副大統領が予定をキャンセルして急遽ホワイトハウスに戻るという事件が起こっていること(心配する事態ではないと報道官は言っています)、プーチン大統領も国防相と緊急会談とのニュースも飛び交い、ちょっとドルがさがってしまい、タイミングとしてはよくありません。少し戻ったところで、本当はマーケットに入りたいところです。
志摩さんによると、米金利の低下は対中制裁関税による今後の実体経済への影響、7月の利下げ予測で将来的に金利の低下などを市場が予想していることからのようです。不安材料となるニュースが少し多いようですので、現在相場への参加は慎重を期した方が良さそうです(編集部)
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