[和訳]コンテンツが本当に女王だとすれば、コンテンツの開発者はヒロインである。
タイトルを見ると「は?何言ってんの?」という感じかもしれませんが、今回の和訳記事は"分散型エンターテイメント"の確立を目指すSingularDTVチームによる投稿です。
映画や番組などのコンテンツを豊かな"女王"とするなら、コンテンツ開発者たちは貧乏な"ヒロイン"であるという例えは、その構図を改革したいという彼らの願いが込められているようです。
セレブだなんだと華やかでしかないエンターテイメント業界の裏側のことはあまり知りませんが、何かを新しく変えるには怒りや不満が根強いほど力強く現実化できると聞きます。
彼らが成し遂げたいことは何なのか?和訳記事を読むことで少し紐解けるかもしれません。
コンテンツが本当に女王だとすれば、コンテンツの開発者はヒロインである。
私たちのチームはロサンゼルスで先週開催された、Digital Entertainment World 2017 (DEW)において素晴らしい数日間を過ごしました。DEWの主な目的は、動画、音楽、そして出版などの知的財産権の所有者のための団体となり、権利者が、技術とサービスプロバイダーのデジタルなバリューチェーンにアクセスできるようにすることです。その使命の中心には、デジタルコンテンツの配給者と協力し、重要なプラットフォーム上すべてでデジタルコンテンツを作成して収益化するという計画があります。私たちが過ごした2日間は、立ち止まって考えごとをするいい機会でした。私たちはこの開かれた対話に貢献したいと願っています。
今日、コンテンツが顧客をビジネスのウェブサイトに呼び込み、関心をメディアサイトに集めます。コンテンツが人々のクリックを誘い、製品の売り上げに貢献し、広告費を集めるのです。コンテンツがデジタル世界の原動力であり、スマートフォンによって、あらゆるエンターテイメントを世界中の数十億人が指先を動かすだけで楽しめるようになりました。もっとも、それは誰にとっても良い話というわけではありません。
コンテンツは女王ですが、コンテンツの作り手は貧乏人に過ぎないことが非常に多いです。とはいえ、この物語の本当のヒロインはその貧乏人たちなのです。私たちの物語においては、そのヒロインとは映画の製作者とクリエイターたちです。
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