利下げ理由二つの懸念が消えた今はFRB議長の発言待ち[志摩力男氏メルマガより]
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GogoJungleが提供している志摩力男さんの投資メルマガ「志摩力男の実戦リアルトレード」より、本日配信されたものからほんの一部をご紹介。
ポンドドルが、1.25を割り込み下落。1月3日のフラッシュ・クラッシュのときにつけた安値が1.2460ですが、安値を更新し、1.2440まで。ユーロドルはポンドドルに引きずられ1.1200を割り込みましたが、重要サポート1.1180を手前に緩やかに反発しています。
基本的に、パウエルFRB議長の議会証言待ちのマーケットです。先週の米雇用統計は良好でした。そうであると、1つ大きな疑問が生じてきます。本当に利下げすべき経済状況なのか?です。
利下げの理由としては、2つありました。一つは米中貿易戦争、もう一つは製造業関連を中心にすこし経済指標が悪化していることです。米中貿易戦争に関しては、先のG20で先延ばし(延期)となり、この懸念は目先ありません。では、雇用が悪化しているという面は理由になるのかというと、先の雇用統計で、雇用悪化懸念は吹き飛びました。
なんとも方向感がありません。パウエル議長の議会証言前にポジションを閉じようとする人たちの動きに巻き添えされています。その他、大きなギャップ等はないので、ゆっくりしていかれたら良いのではないでしょうか。ポジションはそのままになっています。
パウエルFRB議長の議会証言は本日23時からの予定ですので、その前後のポジションには注意しておきましょう。(編集部)
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