仮想通貨通信|これから仮想通貨投資を始める方へ~運用のアドバイス~[オオヒラ]
オオヒラさんプロフィール
FX歴は2009年から、仮想通貨歴は2015年から。仮想通貨投資とこれまでの経験を活かして、大手メルマガサイトや投資サイトで仮想通貨情報を配信中。数多くの個人投資家ネットワークに参加しており、多くの投資家から得た知識を展開しています。初心者から学べる仮想通貨投資情報サイトを2016年から運営中。
※この記事は、FX攻略.com2019年9月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
2019年からの仮想通貨市場に注目
2018年の仮想通貨(暗号資産)相場は全体的に下げ相場でした。2017年末にビットコインが最高価格200万円を記録した後、2019年2月には40万円まで価格が下落(表①)。当時のビットコインの200万円は明らかに短期間のバブルが引き起こした価格であり、適正な価格ではありません。
以前の記事で2018年の適正価格は70万円くらいの水準と書いていますが、2019年6月末にビットコインは140万円を記録しました(チャート①)。要因としては、日米貿易摩擦やブレグジットなどの不安定な世界経済が挙げられます。この状況はまさしくビットコインが安全資産として大きな資産価値を持ち始めているということです。
時価評価額の高い通貨に着目する
仮想通貨で堅実な投資がしたい場合には、まず時価評価額に着目することが重要です。時価評価額は世界中の仮想通貨の取引額を示していて、より安定した通貨を選ぶ基準になります。ビットコインの時価評価額はその誕生から10年間、常に1位となっており、2019年6月現在で約20兆円弱です。その次にイーサリアム、リップルと続きます。
したがって、仮想通貨は時価評価額を基準にビットコインの保有量を一番多くして、その次にイーサリアム、リップル…と保有するのが良いでしょう。まずは仮想通貨の時価評価額10位以内に着目してください。国内のほとんどの取引所で時価評価額の高い通貨を取り扱っています(画像①)。
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