2019年08月06日 米中両首脳は世界経済をぶっ壊すつもりなのか?[杉村富生氏メルマガより]
GogoJungleが提供している杉村富生さんの投資メルマガ「杉村富生投資サロン」より、今日配信されたものからほんの一部をご紹介。
5日のNYダウは767ドル安の2万5717ドルと大幅下落です。この日は中国の報復措置(第4弾の追加関税発動に対抗、米国産の農産物の購入を停止するように、国有企業に指示)をイヤ気しています。
まあ、米中貿易戦争は収束の気配がありません。FRBは景気失速に備え、年内に計0.5ポイントの利下げを余儀なくされそうです。金利先物は2回目、3回目の利下げを織り込み始めています。これを受け、為替市場では円高(1ドル=105円台に突入)が進行しています。これでは……。そう、「とりあえず、持ち株を処分、現金比率を高めておこう」と身構えるのではないでしょうか。
それが売りが売りを呼ぶ現象です。まして、最近は投資家の多くが短期・順張りです。押し目買いの戦術はありません。さらに、機関投資家のリスク・パリティなどのリスクヘッジが株安に拍車をかけます。それと、買い物(板)が薄いために、株価が大きく下げるのです。
『杉村富生投資サロン』(杉村富生)より引用。
NYダウ、日経共に続落しています。一方で歴史上の相場巧者はみんなバーゲンハンターだと杉村さん。大きな利益を得るためにはこの危険な相場で買いを狙うことが重要になってきそうです。(編集部)
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